写真:Ise Shinkurou
地図を見る青森県の最高峰・岩木山はその山容から津軽富士とも呼ばれる美しい山。そしてその山の姿を望むビュースポットの一つが「津軽富士見湖」です。
今回ご紹介するのはこの湖に架かる「鶴の舞橋」。橋の長さは300メートルあり、日本で最も長い木造三連太鼓橋と言われています。
遠くから眺めると、大きな二羽の鶴が、羽をいっぱいに広げ、今にも飛び立とうとしているような姿。これほどぴったりのネーミングは無いのでは?と思う程の素晴らしさです。しかも木造と言うのですから本当に驚きですよね。
訪問時はくもり空でしたので、水面に映る津軽富士を見る事は出来なかったのですが、空を覆う雲が橋に躍動感を与えてくれました。
それではさらに近づいて三連太鼓橋の美しさをご紹介しますね。
写真:Ise Shinkurou
地図を見るこの湖は「廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)」と言う、岩木山に源流を持つ自然流水の貯水池です。1660年に農業用水池として堤が造られ、水害と戦いながら現在に至り、その堤は日本一長いと言われています。
訪問時は水田に水をひいた後でしたので、水量はあまり多くなく、水際まで入ることが出来ました。下から眺める太鼓橋は、入り組んだ橋脚が本当に綺麗。皆様も是非水際まで下りてみて下さいね。木造の橋の建築美を存分に楽しんで頂けます。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る「鶴の舞橋」は樹齢150年以上の青森ヒバを使って造られています。ですので、長い年月をかけて成長した木が持つ、独特の暖かみを醸し出しています。
しかも優しいカーブを持つ太鼓橋が見せる景観は素晴らしく、そのゆったりとした橋の上を歩くと、何故かしら優しい気持ちになります。これぞ木造の建築物が持つ特別の癒しかもしれませんね。
さらに湖の向こうには美しい津軽富士が。晴れた日にはその山容が湖面に映り、言葉に表せない程の素晴らしい風情を醸し出します。
湖から吹くさわやかな風が、旅の疲れを癒してくれて、素敵な橋の上の散策が出来ますよ。皆様もゆっくりと散策をお楽しみ下さい。(ペットも一緒に歩けます)
さらに湖畔にも素敵な遊歩道がありますので、そちらもご紹介しますね。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る湖畔には「富士見湖パーク」と呼ばれる素敵な散策道があります。湖と橋そして豊かな自然をたっぷり楽しめ、所々に鶴をモチーフにした小屋や時計台が設置されています。
写真はパーク入り口にある公衆電話BOXですが、三角帽子のような屋根が鶴を表していますね。周りの自然と上手くマッチして、とても可愛い建物ですよ。
またここ鶴田町は、江戸時代から鶴が飛来した事で知られ、町全体が丹頂鶴をテーマにして造られています。町中に鶴をモチーフにした建物がたくさんあり、観光客の目を愉しませてくれます。
今回は、その中でも特に人気の建物「道の駅つるた・鶴の里あるじゃ」をご紹介したいと思います。ここから市街地方面へ車で10分程の距離です。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る「道の駅つるた・鶴の里あるじゃ」は施設全体が鶴をイメージして建てられた道の駅。館内では鶴田町の特産品・オリジナル商品・県内のお土産等を販売しています。そして敷地内にはとってもお洒落な「大豆加工施設」と「公衆トイレ」もあります。
「大豆加工施設」は大空を飛ぶ鶴をイメージした屋根がお勧め。少し離れて建物全体を眺めてみて下さいね。また館内では、自然の味を生かした豆腐やビックリするほど大きいジャンボパン等を販売しています。
そしてもう一つのお勧めはオシャレな公衆トイレ。2羽の鶴が仲良く寄り添っている様子がお分かりいただけますか?とっても微笑ましいその姿に、思わずカメラを向けてしまいました。外観を愉しむ公衆トイレ。つい入りたくなるオシャレなトイレです。
北津軽郡鶴田にある美しい岩木山を湖面に映す「津軽富士見湖」そしてそこに架かる日本一長い木造三簾太鼓橋「鶴の舞橋」。またこのエリアには「丹頂鶴自然公園」(つがいの丹頂鶴を飼育しています)などの鶴に関連した施設がたくさんあります。そして町中に建てられた鶴をモチーフにしたオシャレな建物はそこを訪れる人に和やかな笑みをもたらしてくれます。そんな和みの街を訪れてみてはいかがでしょうか?
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(2024/4/20更新)
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