写真:乾口 達司
地図を見る岡山県の吉備路といえば、古代に繫栄した吉備王国の中心地とされており、巨大古墳や古代以来の社寺が点在する付近一帯をめぐ古代史ファンも多くいます。そんな吉備路の一角に、実はタンチョウヅルの飼育施設があるのです。その飼育施設があるのは、国民宿舎「サンロード吉備路」。それに付属する「きびじつるの里」に多数のタンチョウヅルが飼育されています。国民宿舎にタンチョウヅル!?と驚かれる方も多いのではないでしょうか。
入園は無料。宿泊者以外の方でも見学することができます。吉備路を訪れた折、ぜひ足を運んでみてください。
写真:乾口 達司
地図を見る「きびじつるの里」はタンチョウヅルの保護と繁殖を目的に、平成15年7月1日、当地に開設されました。岡山県自然保護センターのサブセンター施設で、その敷地面積はおよそ3ヘクタール。施設内にはタンチョウヅルの飼育に欠かせないさまざまな施設がもうけられています。
なかでも、特におすすめしたいのが、人工の池を有するご覧の野外飼育場。日中にはタンチョウヅルが放し飼いにされているため、自然に近い環境でタンチョウヅルを目にすることができます。展望デッキもそなわっているため、野鳥の観察にはもってこいのスポットですよ。
写真:乾口 達司
地図を見るこのようにタンチョウヅルが池に首突っ込み、魚を捕獲している様子も観察することができます。
写真:乾口 達司
地図を見る時には、ご覧のように、観光客のすぐ近くまでやって来ることもあります。人慣れしているのでしょう。写真を撮りたい方には特にお勧めします。
写真:乾口 達司
地図を見る野外飼育場の上手には、タンチョウヅル用の大型飼育ケージも設けられています。最大で20羽程度の飼育が可能で、外側からなかで飼育されているタンチョウヅルを目にすることもできます。
写真:乾口 達司
地図を見るゲージのなかでは、ご覧のように、タンチョウヅルが複数飼育されています。
写真:乾口 達司
地図を見る飼育ゲージの外側には部屋割り図が設置されているため、どの部屋にどのような名前のタンチョウヅルがいるのか、一目瞭然。親切な配慮ですね。
写真:乾口 達司
地図を見る付設の「学びの家」では、タンチョウヅルの生態などについての詳しい解説もおこなわれています。パネルの展示では、ここで飼育されているタンチョウヅルの生育状況やヒナの生育滋養協が写真つきで解説されており、タンチョウヅル全般について学ぶのに格好のスペースとなっています。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらはタンチョウヅルの卵。卵を実際にはじめて目にする人も多いのではないでしょうか。
写真:乾口 達司
地図を見るなんだ、これ!?と驚かれる方も多いでしょうが、こちらは作業員の作業着。タンチョウヅルを刺激しないため、タンチョウヅルに変装したスタイルとなっています。
写真:乾口 達司
地図を見るタンチョウヅルを見学した後は、お土産も買い求めましょう。お土産には、ご当地カレーの「そうじゃ小学校ライスカレー」をどうぞ。「そうじゃ小学校ライスカレー」は、総社市内の小学校ごとに食べられていた学校給食のカレーを再現したもの。珍しいものゆえ、旅の記念に買い求めてみてはいかがでしょうか。
写真:乾口 達司
地図を見る敷地内にはご覧のような土盛りもありました。形状は明らかに前方後円墳!もちろん、本物ではありませんが、土盛りを前方後円墳にしてしまうとは、さすが古代吉備王国の本拠地であったところだけのことがありますね。
サンロード吉備路は天然温泉付きの宿泊施設でもあるため、ここを拠点に岡山をめぐってみるのも良いでしょう。
いかがでしたか?吉備路でタンチョウヅルに出合えるなんて思っていましたか?吉備路で古代史めぐりを楽しみながら、タンチョウヅルの生態もぜひご覧になってください。
住所:岡山県総社市三須1430-1
電話番号:0866-90-2431
開園時間:8:30〜17:00(年中無休)
アクセス:JR総社駅より車で約10分
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/15更新)
- 広告 -