更新日:2015/08/06 18:10
写真:凜風 杏花
地図を見るまずは場所からご紹介しましょう。高松駅を背にして歩くこと2分、玉藻公園のすぐ右隣にあるのが「ことでん高松築港駅」。その駅前にこんな案内が出ています。
えっ、「Pub、パブ! パブってお酒を出すあのパブ?」 そうあなたが想像したあのパブなんです。それも珍しい駅ナカにあり、パブの利用だけならホームへの入場は無料。電車に乗らない人にも気になる看板が「ちょっと寄っていきましょうよ」と誘っています。
写真:凜風 杏花
地図を見ることでんの始点「高松築港駅」。線路は2線、ホームは三つ。ホーム左手に見えている新緑は玉藻公園の一部で、このホームから玉藻公園のお堀も望めます。この時点で「なぜこんなところにパブを作ろうと思い立ったのか」という疑問がわきますよね。
オーナーいわく「香川でもっとビールを売ろうと東京から移住してきた」「はっ?移住?ビールを売るために香川に…?」「ビール工場も建設します」「えっ、工場も建てちゃう?香川で?」ちょっと待って、これはビールでも飲んで落ち着かなければ。そしてお客さんはビールを注文する…という、もしかしてそんなしくみのお店なのでしょうか^^
写真:凜風 杏花
地図を見る約260年の歴史がある有名なギネスビール。
発祥地アイルランドのパブではもちろん定番メニューですが、その美味しさ以外に、含まれる物質が身体に良いとの説もあって、世界的な人気を後押しているようです。
オーナーはギネスビールを注ぐ「ギネスマスター」という資格を持ち、この駅ナカ「Beer Pub Station」と本店「IRISH PUB THE CRAIC」の両店共にギネス社が選ぶベストパブにも選ばれていて、ビールのクオリティも最高!
本店は駅ナカPubからさらに徒歩2分(JR高松駅からだと徒歩1分)。遅い時間まで営業していて、本格的なアイリッシュパブの雰囲気や本場のフイッシュ&チップスも楽しめるので、日本で言うところのはしご酒=Pub Crawl(パブクロール)をするのも良さそう♪
写真:凜風 杏花
地図を見るパブの語源「パブリックハウス」は、社交場、情報交換の場、酒を酌み交わすという庶民の場所の意味。そう考えると駅ナカって最適な場所ですよね☆
人気ナンバーワンメニューはもちろんギネス(Guinness)。ビール好きにはたまらない繊細でクリーミーな泡は、グラスで飲むのがおススメ。また、さぬきうどん用の小麦粉で作られた珍しい「ことちゃんエール」は、フルーティな味が人気。現在はお店でしか飲めませんが、近く、ことちゃんラベルの限定ビールとして駅ナカ「Beer Pub Station」で販売されるとか。
写真:凜風 杏花
地図を見るお店はまだまだ進化中、時間やメニューも季節によって変更があります。営業日、時間等はMEMOの「IRISH PUB THE CRAIC」や「ことでんグループ」のHPでご確認ください。
パブだけ利用の場合、駅構内への入場は無料で、駅員さんに伝えればOK。時間帯によっては、鉄道ファンに大人気のレトロ電車や「ことちゃんひやく号」の入線を見ることができるかも。飲食後に乗車されるならもちろん切符は必要ですのでお忘れなく(^^)
旅の途中で、ことでん電車を利用するついでにというだけでなく、ホテルに帰る前に一杯飲みたいという方にも、高松駅から徒歩2分というロケーションは最高♪ 旅先のホームでレトロ電車を横目に、日暮れ時のほろ酔い気分をぜひ味わって下さいね。
この記事を書いたナビゲーター
凜風 杏花
はじめまして、凜風 杏花(りんふう きょうか)です。海とカフェと鉄道と、そしてレトロな町が好き。無人駅や小さな島、ロケ地などのマニアックな旅先も多いのですが、共有して下さると嬉しいです!
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