写真:下川 尚子
地図を見るまずは三崎朝市の概要についてご紹介しましょう。三崎朝市の開催は毎週日曜、三崎港の広場にて行われます。車でアクセスするなら、カーナビは「みさき魚市場(三浦市三崎水産物地方卸売市場)」を目的地として向かえば、人の流れや駐車場が見えてきます。
開催時間は朝の5時〜9時ですが、5時より前に始まっていることが多いため、4時半には会場に着いているのがベスト。朝はかなり早いので、前日の就寝はお早めに。冬は真っ暗ですが、早起きして行く価値は十分の朝市です。
写真:下川 尚子
地図を見る会場に着くと、朝の5時前でも人がいっぱい。そんなに早く着く必要ってあるの?なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「お得な品は朝のうち」というのがあくまでも基本。
たとえば、三崎朝市で一番の行列ができるお店「シー・ユニオン」は5時前から販売が始まります(ここはまぐろの切り身を作る際の「切り落とし」がお得に手に入る人気店です)。人気の品は売り切れるのも早いため、手に入れるには4時半頃の到着が必須です。
「観光気分でちょっとのぞいてみたい」という方は6時半頃の到着でも大丈夫ですが、朝の7時を過ぎるとお得な品はどんどん減り、朝市の賑わいも落ち着いてきますので、朝市ならではの醍醐味を味わいたいならやはり早め到着がおすすめ。遠方からお越しの方も近くにお泊まりの方も、ぜひ早起きしてお出かけください。
写真:下川 尚子
地図を見るさて、三崎朝市で買いたいものナンバーワンといえば、やはりまぐろですよね。市場の両側にはずらりとお店が並び、赤身、中トロ、大トロはもちろんのこと、尾の身や頭身、ほほ肉、目玉など珍しい部位も陳列されています。また、「詰め合わせ」や「切り落とし」など産直ならではのお買い得商品もいっぱい。
何を買うべきか迷うところですが、初めて訪れたならまずはぐるっと一周回り、どんな商品があってどれくらいの価格なのかを把握してみてください。「三崎朝市」だけに商品はまぐろが多いですが、お店によって品揃えや販売している部位が異なるからです。
ただ、お買い得品はどんどん売れてしまいますので、「これ、食べてみたい!」と思ったら迷わず買うことも大切。そんな「時の運」や「決断力」も朝市には必要です!
写真:下川 尚子
地図を見るまぐろだけではなく、サザエやアジなど地場の海産物も多く並びます。こちらは横須賀・佐島からの出店。なお、保冷剤はつけてくれますが、夏の暑い時期にはクーラーボックスなどを持っていくほうが安心ですよ。
写真:下川 尚子
地図を見るそして、楽しいお買い物をする上で一番大切なのは「たくさんお店の方と話すこと」。何がおすすめで、どうやって食べるとおいしいのか、ぜひたくさん質問してみてください!料理が苦手なら手間いらずで食べられるものを、食べ方が分からない場合はおすすめの調理法を、とても丁寧に教えてくれます。決して無理にすすめられたりはしません。そんな対面の「コミュニケーション」も含めて朝市をお楽しみください。
写真:下川 尚子
地図を見る購入したいのは海産物だけではありません。三浦半島は農業も盛んな地域で、キャベツ、ネギ、大根など新鮮でおいしい三浦野菜が購入できます。
なかには、ちょっと曲がった野菜や小さすぎる大根が超お得に購入できることもありますので、お得好きな方はそんな「アウトレット野菜」も狙ってみてくださいね。形はちょっと微妙でも、もちろん味はおいしいですよ!
写真:下川 尚子
地図を見る朝市にはそのほか、花屋、養鶏場、製麺所などの出店もありバラエティ豊か。うみたての卵や直売の麺類も手に入りますので、そちらもぜひお見逃しなく!
写真:下川 尚子
地図を見るざっとお買い物を済ませたら、お待ちかねの朝食タイム!朝市ならではのグルメが多く揃うエリアは、三崎朝市の会場の一番奥。がやがやとした雰囲気に、簡易的なテーブルとベンチ。市場に着た感覚を盛り上げてくれる楽しい雰囲気です。
写真:下川 尚子
地図を見る名物グルメとしてご紹介したいのは、まず「朝市そば」。そば一玉に野菜のかき揚げ、まぐろの角煮が入ってボリューム十分、価格は400円。ちょっと甘めの角煮のうま味がダシと混ざって、ほっこり優しいおいしさ。早朝の体を温めるにはもってこいのメニューです。
写真:下川 尚子
地図を見る三崎まぐろを使用した「まぐろぶっかけ丼」700円も人気です。三崎朝市に来たからにはまぐろを食べたい!という方は、ぜひこちらを。
朝市ではそのほか、朝市汁、トロちまき、まぐろバーガーなど試したいグルメがいっぱい。朝のおなかの調子に合わせてお好みのメニューを選んでみてくださいね。
写真:下川 尚子
地図を見るちょっと珍しい名物もひとつご紹介しましょう。これは恒例となっている「段ボール水族館」。朝6時頃より、朝市の入り口付近「くろば亭」の売り場前にて行われます。
段ボール水族館といえば名前だけでもインパクトがありますが、その内容はご覧のとおり。定置網で獲れた魚のうち、食用ではないものや傷のついたもの、毒のあるものが段ボールの上にずらりと並べられます。
魚たちの名前を書くのは、「観音埼自然博物館」の学芸部長・山田さん。三崎漁港で毎日揚がる魚を研究されているそうで、よどみなくサラサラと名前を書く姿はまさに名人!海の多様性を感じられる手作りの水族館は、子供たちにも大人気。朝市を訪れるならぜひ注目してほしい「名物」です。
※漁がなかった日など、開催されない場合もあります。
写真:下川 尚子
地図を見るそのほか、子供の日や夏休みには子供向けイベントのじゃんけん大会やヨーヨー釣り、敬老の日にはお花プレゼントなど、その時期に合わせた小さな催しが行われることも。最新情報はTwitterやホームページに掲載されていますので、チェックしてみてくださいね。
さて、朝が早く、遠方から来るには早起き必須の三崎朝市…でも、それだけの楽しさがあることがおわかりいただけたでしょうか?ちなみに、うっかり寝坊して到着が遅くなってしまった方は、すぐ近くに産直センターの「うらりマルシェ」があります(通常は9時、日曜は7時オープン)ので、そちらへどうぞ。
早起きは三文の徳。さあ、日曜の朝は三崎朝市へ!
住所:神奈川県三浦市三崎5丁目3806
電話番号:046-881-4488
アクセス:京浜急行電鉄「三崎口駅」下車、バス停(2番線)より乗車し「三崎港」下車
開催日:毎週日曜 ※年初第一日曜日はお休み
開催時間:5時〜9時
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/7更新)
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