日本最大のチョウも舞う橿原市昆虫館!体験型施設で昆虫に触れよう!

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日本最大のチョウも舞う橿原市昆虫館!体験型施設で昆虫に触れよう!

日本最大のチョウも舞う橿原市昆虫館!体験型施設で昆虫に触れよう!

更新日:2014/02/24 14:58

乾口 達司のプロフィール写真 乾口 達司 著述業/日本近代文学会・昭和文学会・日本文学協会会員

冬の間、土のなかで暮らしていた昆虫たちもまもなく動き出す今日この頃。橿原市の香具山山麓には、そんな昆虫たちの生態を学ぶことのできる施設が存在します。その名も橿原市昆虫館。数年前にリニューアルした橿原市昆虫館は従来の博物館形式から抜け出し、大人でも充分に楽しめるアクティヴィティに富んだ体験型の施設へと生まれ変わっています。春の息吹を感じながら、橿原市昆虫館で昆虫たちの生態に触れてみませんか?

「見て、聴いて、触って、感じる昆虫館」をコンセプトに生まれ変わった橿原市昆虫館

「見て、聴いて、触って、感じる昆虫館」をコンセプトに生まれ変わった橿原市昆虫館

写真:乾口 達司

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橿原(かしはら)市昆虫館のオープンは1989年。2010年には全館がリニューアルされました。リニューアルによって新たに打ち出されたコンセプトは「見て、聴いて、触って、感じる昆虫館」。その文句のように、展示物を一方的に「見る」だけの従来の博物館形式から大きく進化している点に、橿原市昆虫館ならではの特徴と魅力があります。

なかでも、その代表が写真の「放蝶温室」です。室内は、一年中、南西諸島の気候にもとづいて設定・調整されており、ご覧のように、亜熱帯の植物が生い茂っています。もちろん、見学者が室内を巡回することができるようにコンクリートでかためられた歩道も設けられていますが、その道幅は必要最小限にとどめられており、実際に歩くと、さながら、ジャングルのなかをさまよっているかのような錯覚をおぼえます。この設定からも、橿原市昆虫館が「見ること」に特化しただけの施設ではないことが、おわかりになるでしょう。

日本最大のオオゴマダラも乱舞する「放蝶温室」

日本最大のオオゴマダラも乱舞する「放蝶温室」

写真:乾口 達司

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「放蝶温室」のもう一つの魅力は、室内でたくさんのチョウが放し飼いにされていること!その数、何と数百匹!写真は日本に生息する最大のチョウ・オオゴマダラです。オオゴマダラのほかにもスジグロカバマダラなど、南西諸島にしか生息していない珍しいチョウも飛んでおり、チョウ好きには、ぜひ、訪れていただきたいスポットです。

チョウの多くは気の向くまま、ひらひらと温室内を飛び続けていますが、蜜を求めて花にとまっているチョウも人に馴れているのか、見学者が近づいても特に恐がることなく、蜜を吸い続けています。蜜皿も設置されており、そこに群がる蝶たちの姿も必見!洋服にチョウ好みの甘い香りをしみこませると、その香りに誘われて、身体に群がってくることもあるようです。

昆虫になった気分で!体験型大型昆虫模型

昆虫になった気分で!体験型大型昆虫模型

写真:乾口 達司

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館内には、写真のような、大きなカマキリの模型も置かれています。これ、いったい、何だと思いますか?ヒントはカマキリの右下についているハンドル!このハンドルをまわすと、カマキリの手が自動的に動く仕組みとなっているのです。つまり、この模型は、自分自身がカマキリになることで、昆虫の世界を実感してもらうことを目的に設置されたものなのです。特に小さなお子さんたちに喜ばれること、請け合いです。

ほかにも、昆虫特有の複眼の世界を体験できるコーナーなども設けられており、ここにも体験型の施設である橿原市昆虫館ならではのコンセプトが息づいています。

チョウをはじめとする魅力的な標本類の数々

チョウをはじめとする魅力的な標本類の数々

写真:乾口 達司

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もちろん、昆虫をテーマにした施設なので、従来のように、珍しい昆虫の標本類も多数展示されています。写真はチョウの標本を提示したコーナー。その色鮮やかな姿に魅了される人も多いでしょう。

こんな珍しいものも!化石類の展示標本

こんな珍しいものも!化石類の展示標本

写真:乾口 達司

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標本類には、ご覧のように、化石もふくまれています。太古の昔に存在した昆虫類も展示されていることで、橿原市昆虫館が、太古に生息した昆虫に対する造詣も深い施設であることがうかがえるでしょう。

ちなみに、画面の左手に映っているのは、カニの仲間・ガザミの化石。いまにも動き出しそうで、びっくりしますよね。

おわりに

いかがでしたか?魅力に富んだ橿原市昆虫館の存在を知っていただけたでしょうか。
奈良県にある博物館というと、とかく、歴史をテーマにしたものばかりを連想してしまいがちですが、昆虫に特化した、こんな施設もあることを、今回、はじめて知った方も多いのではないでしょうか。歴史の宝庫・明日香村と隣接しているので、もちろん、明日香村散策のついでに立ち寄るのも、一計でしょう。橿原市昆虫館で新たな奈良県の魅力を発見してみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/12/15 訪問

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