「ファーストキャビン関西空港」は関西空港の複合施設・エアロプラザにあるキャビンスタイルホテルです。入口は3階、客室は2・3階にあり、JR・南海の関西空港駅からは、2階にある連絡通路を約2分歩けば入口です。多くの航空会社が乗り入れる第1ターミナルからは、関西空港駅コンコースを通ります。「ファーストキャビン関西空港」のあるエアロプラザの1階からは第2ターミナルを結ぶ無料連絡バスもあるので、LCC利用者にとっても便利な場所にあります。
空港内には写真のような「ファーストキャビン関西空港」の案内・宣伝看板が多くあるので、概略を知るには困りにくいです。またエアロプラザ内に到着すれば、エスカレーターやエレベーターで3階に上がり、飲食店などが左右にある通路を少し進むと、ピアノが置かれた入口が見えてきます。
「ファーストキャビン関西空港」は法律上簡易宿泊所のため、部屋に鍵をかけることが出来ませんが、各キャビンに鍵をかける事が可能なセキュリティボックスを完備。各キャビンの定員は全て1名で、キャビンには写真の様にウェアとタオルがあります。キャビンの種類はファーストクラスとビジネスクラスとなっています。
キャビンは防音対策がされていないので、テレビを利用する際はフロントでヘッドフォンを借りて音が漏れないようにします。またいびき防止テープを利用可能です。このほか目覚まし時計が利用出来ないので、チェックイン時にモーニングコールを依頼すれば、スタッフが申込時刻にキャビンまで来て起こしてくれます。
19時から翌朝10時までの間は宿泊優先ですが、それ以外の時間はショートステイでの利用も可能です。ショートステイは2時間からとなります。キャビン内で無料Wi-Fiを利用可能です。
なおキャビン内に入らない荷物はフロントに預けるか、フロントでキーロック式のチェーンを借りて所定の場所に置くことが可能。置き場所は各個人別にはなっていないので、チェーンを借りて置く荷物は必ず鍵がかかるものにした方がよいです。
ファーストクラスは120cm幅のセミダブルベッドに、32インチのテレビ、サイドテーブルを完備。高さが2.1mあるので、多くの人が頭上を気にせずキャビン内を過ごせます。キャビン内も4.4平米あるので1人で過ごすには快適な広さ。
サイドテーブルはノートパソコン1台置ける大きさ。ベッドの下に貴重品ボックスがあり、ノートパソコンなどを十分入れる事ができる大きさなので、財布・カード等以外にある程度の衣類も収納可能。また電源コンセントは3か所あるため、携帯電話等の充電も問題なく出来ます。
ビジネスクラスはシングルベッドに貴重品ボックス、電源コンセント2か所を備えたコンパクトに凝縮したキャビンです。貴重品ボックスはファーストクラスより小さいですが、ノートパソコン、財布、カード、キーは十分収納できる大きさ。ファーストクラスと同様に32インチのテレビもあります。
「ファーストキャビン関西空港」受付で利用者全員に貸し出されるものは、カードキー、貴重品ボックスキー、及びヘッドフォンです。このうちカードキーは館内が男女別のエリアになっていて、男女それぞれのエリアに入る時に必要(写真)なものです。
「ファーストキャビン関西空港」の場合、男性94、女性59のキャビンを備え、3階が受付、女性エリア(キャビンと浴場両方)、及び男性用キャビン、2階が男性用キャビンと浴場となっています。なお男性用エリアでの2階と3階の間は階段で結ばれています。
フロントのあるエリアの隣には男女共通で利用できるラウンジ(写真)があり、ビジネスでもプライベートでも使用可能となっています。すぐ近くに自動販売機もあり、軽食に便利です。
旅の疲れを取るにはやはりお風呂やシャワーが最適。「ファーストキャビン関西空港」には大浴場(写真)とシャワーブースがあります。貴重品ボックスの鍵を付けたまま入浴出来るので安心です。
浴場のそばにある洗面所(写真)にはアメニティグッズが勢揃い。男性エリアにはスキンウォーターやシェービングクレンジング、女性エリアには化粧水や洗顔料の他、ヘアアイロンまで備えられているため、アメニティグッズを持参出来ない利用者にも安心です。
関西空港エアロプラザ3階にある「ファーストキャビン関西空港」はリーズナブルに安心して休息したい空港利用者に最適です。深夜・早朝フライトでの利用だけでなく、乗り継ぎなどの時間でのショートステイにも向いています。「ファーストキャビン関西空港」でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
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(2024/4/17更新)
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