国の名勝・天然記念物に指定されている高千穂峡には約1キロの遊歩道が整備されています。高千穂峡のメインスポットである真名井の滝が見下ろせる御橋からスタートしましょう。
高千穂峡遊歩道の特徴は切り立った柱状節理が見事な岩が見られることです。昔、阿蘇火山が活動していた際に噴出した火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、冷却団結して生じた自然の断崖です。
高千穂峡遊歩道は緑に囲まれ、川の音を聞きながら散策できるので、リフレッシュするのに最適の場所です。
高千穂峡遊歩道の御橋から徒歩30分程歩くと、神橋に到着します。この神橋を越えると、自然観察道に繋がります。
自然観察道は山の中を登っていくので、野鳥のさえずりを楽しみながら散策できます。ゴールは高千穂神社。散策を終えたら、縁結びの神様としても信仰を集めている高千穂神社でお参りをしていきましょう。
＜高千穂峡遊歩道～自然観察道の基本情報＞
住所：宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井
栃又棚田は高千穂町の中心部から天岩戸神社・天安河原まで行く県道7号線沿いにあります。
2015年に世界農業遺産に認定された地域であるだけでなく、日本の棚田百選にも選ばれた美しい田園風景が広がっています。タイミングが良いと、高千穂鉄橋を渡る高千穂あまてらす鉄道を見ることができるかもしれませんよ。
＜栃又棚田の基本情報＞
住所：宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井
天岩戸神社から天安河原までは岩戸川に沿って徒歩で約10分。エメラルドグリーンに輝き、透き通る岩戸川の美しさは必見です。
天安河原は、天照大神（あまてらすおおかみ）が岩戸にお隠れになった際に、八百万（やおよろず）の神が集まって神議されたと伝えられる大きな洞窟です。急に目の前に現れる大洞窟の大きさをぜひ実感してください。
＜天岩戸神社・天安河原の基本情報＞
住所：宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸
電話番号：0982-74-8239（天岩戸神社）
アクセス：高千穂バスセンターから車で15分
標高513メートルの国見ヶ丘は、雲海の名所として有名な観光スポットです。雲海の見頃は秋冬の早朝で、湿度や天気の条件をクリアし、冷え込んだ日に見られます。
もちろん雲海の季節でなくても、絶景が見渡せるビューポイントです。2011年には「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で一つ星を獲得しており、高千穂の山々や町並みを見ることができます。
＜国見ケ丘の基本情報＞
住所：宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方
アクセス：高千穂バスセンターから車で15分
高千穂は、数多くの神話が残るエリアです。自然が創り出した美しい絶景ポイントが点在するので、ぜひ高千穂峡以外の観光スポットも満喫してくださいね。
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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