写真:もんT
地図を見る「ななつ星in九州」は、基本的に月曜日を除いて毎日、九州内のどこかを走っています。しかしその時刻は市販の時刻表には載っていません。クルーズトレイン「ななつ星in九州」のウェブサイトにて大まかな運転ダイヤがわかりますので、まずは最新の情報をチェックしておきましょう。
毎週火曜日は、博多駅から南九州へと向かう3泊4日のコース。2018年3月からは新コースとして、博多駅から福岡県内を東進し、門司港駅に入線するようになりました。この新コース、福岡県内をゆったりと横断して南下していくため、電車でも何度も追いつき、追い抜いて、撮影やお見送りを楽しめます。この火曜日出発の「ななつ星」を追いかけてみましょう。
博多駅の入線は11時頃、5番のりばです。11時20分頃に出発していくため、博多駅の混雑の中では見送りが精いっぱい…。落ち着いて写真が撮りたい!という場合は、先回りしましょう!鹿児島本線の電車に乗って、小倉・門司港方面へ向かいます。普通電車なら1時間ほど、海老津(えびつ)駅付近に良いポイントがあります。写真は海老津駅から東へ徒歩10分弱の線路端。1.5mほどの金網フェンス越し、あるいはコンパクトカメラなら金網の隙間から、写真のような広角系の構図で撮れるでしょう。周囲は池があって少し開けているので、お見送りポイントとしても気持ちの良い場所です。「ななつ星」はこのポイントを、12:01頃に通過していきます。
写真:もんT
地図を見る撮影後はちょっと小走りして海老津駅へ戻ると、12:07発の区間快速(門司港行き)に乗って、すぐに「ななつ星」の後を追えます。門司港駅まで行ってみましょう。門司港までは1時間弱です。
写真:もんT
地図を見る次におススメの撮影ポイントは、北九州市の門司港(もじこう)駅。「ななつ星」は12:45頃にこの駅にやってきますが、その後、機関車の向きを変えるための入れ替え作業を行い、4番のりばに13:15頃に入線します。「ななつ星」の後続の区間快速門司港行きに乗って追いかけてきても、この入線シーンに十分間に合います。
写真:もんT
地図を見る入線後は、2番のりばからカメラを向けると、写真のように編成全体を順光で撮れます。バックの駅舎は、2018年5月現在、耐震補強工事中で白い建材に覆われていますが、2018年秋頃には覆いが取り払われ、その壮麗な姿を現す予定…。レトロな駅舎と「ななつ星」の組み合わせは、間違いなく絵になることでしょう。「ななつ星」は門司港駅に14:35まで停車してます。じっくり、のんびりと撮影タイム…!
門司港で長時間停車しているということは、その間に先回りして、福岡県内でもう1カット撮影やお見送りが可能!13:40発の普通電車(折尾行き)に乗って、今度は日豊本線を南下しましょう。10分ほど乗って、小倉駅で14:14発の新田原(しんでんばる)行き普通電車に乗り換えます。
写真:もんT
地図を見る3つ目のおススメポイントは、行橋(ゆくはし)市の新田原(しんでんばる)駅。小倉14:14発の普通電車の乗ると、終点のこの駅の2番のりばに14:50に到着します。ホームの小倉寄りに行ってみましょう。日豊本線の線路をまっすぐ遠くまで見通せます。門司港を14:35に出発する「ななつ星」は、ここ新田原駅を15:14頃通過。1番のりばの線路を通るので、2・3番のりばのホーム小倉寄りから、写真のような構図で撮れます。ホームには安全柵やフェンスなどは特にないので、くれぐれも安全に注意して楽しんでくださいね。
写真:もんT
地図を見る福岡県内での撮影とお見送りは、これにて終了です。15:39の上り普通電車で小倉方面へと戻れます。
この先、もっと追いかけたい!という場合は、15:37の下り普通電車で大分県に入り、中津駅や宇佐駅から特急「ソニック」に乗ります。「ソニック」は、途中の中山香(なかやまが)駅に停車中の「ななつ星」を追い抜いて先行します。杵築(きつき)駅周辺にて夕方の斜光線の中、「ななつ星」を迎え、撮影が楽しめるでしょう。また別府駅には18時頃から22時頃まで、長時間停車しています。ここは駅ホームにて撮影をのんびりと楽しめるでしょう。
毎週火曜日運行の「ななつ星in九州」ダイヤ概要(運休日は要確認)
博多駅…11:00入線(5番のりば)、11:21発
海老津駅…12:00通過
門司港駅…12:46着、入れ換え作業後13:15入線(4番のりば)、14:35発
新田原駅…15:14通過
杵築駅…17:30着、17:45発
別府駅…18:06着、21:59発
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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