写真:浅井 みら野
地図を見るイリノイ州北西部の町、ガリーナ(Galena)。町のほとんどの建物が19世紀から20世紀初期に建設され、“かわいい町”や“チャーミングな町”としてアメリカ国内のメディアで度々紹介されている場所です。
デソトハウス・ホテルが建つのは、ガリーナ中心地のメインストリート(Main Street)沿い。小さな建物が軒を連ねているなか、存在感を放つひと際大きいレンガ造りが目印です。
写真:浅井 みら野
地図を見る一歩踏み入れると目に飛び込んでくるのは、ヴィクトリア様式の家具に統一された落ち着いた内装。2階に続く階段は緩い曲線が印象的で、オープン当時からあったものと聞きます。
写真:浅井 みら野
地図を見る焦げ茶色のフロントカウンターや壁掛けの棚からは、昔ながらの趣きが感じられます。現在のロビーカウンターは、元々バーカウンターとして使われていたものをそのまま活用しているのだとか。昔と変わりなく、訪れる人たちを優しく迎え入れています。
写真:浅井 みら野
地図を見るフロントカウンターでさり気なく販売しているコップなどの焼き物。手にしっくりくるデザインで、表面にはガリーナの顔とも言える、ホテルの外観が表記されています。
写真:浅井 みら野
地図を見る全55室の客室はヴィクトリア様式に統一され、落ち着いた色合いに旅の疲れもゆっくりと癒せそうです。
写真:浅井 みら野
地図を見る実はそれぞれの部屋の扉には部屋番号の他にネームプレートもあり、かつてこのホテルに滞在したことがある著名人が記されています。なかにはトム・ソーヤーの冒険で有名なマーク・トウェイン(Mark Twain)やアメリカ大統領を務めたエイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)など日本でも馴染みある方々の名前も。同じホテルに宿泊していると考えただけで、光栄なような奇妙な気持ちになります。
写真:浅井 みら野
地図を見るバスタブ付きシャワールームも嬉しいポイントです。
写真:浅井 みら野
地図を見るコートヤード(Courtyard)と呼ばれている朝食会場は吹き抜けになっていて、開放感たっぷり。晴れた日には太陽の光もこぼれ、清々しく一日を始められそうです。毎週日曜日にはサンデーブランチも開催され、こちらも人気。
この他にも、通り沿いの雰囲気を眺めながら飲食ができるグリーン・ストリート・タバーン(Green Street Tavern)や、ステーキなどアメリカン料理が味わえる落ち着いた空間のジェネラルズ・レストラン(The Generals’ Restaurant)などホテル内レストランが充実しているのも魅力です。
写真:浅井 みら野
地図を見るちょっとゆっくりしたり、もっとデソトハウス・ホテルのことを知りたくなったりしたら、クワイエットルーム(Quiet Room)がおすすめ。デソトハウス・ホテルの歴史を辿るビデオを見ることができます。
19世紀の面影が感じられる「デソトハウス・ホテル」。優雅な雰囲気が細部からも感じられ、居心地の良さは多忙だった歴史上の著名人たちにもつかの間の休息を与えたはず。ぜひ訪れた際は、世紀を超えても変わり続けない老舗ホテルでくつろぎのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:シカゴ・イリノイ州観光局
この記事を書いたナビゲーター
浅井 みら野
イタリア生まれ、ドイツ育ちの日本人です。まだまだ知られていないけど、魅力的な土地を世界、国内問わず紹介しています。ヨーロッパ、アメリカ方面が多いですが、呼ばれればどこへでも。冬はゲレンデに出没すること…
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(2025/2/17更新)
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