写真：浅井 みら野
地図を見る通称“コージードッグ”という名で親しまれている、コージードッグ・ドライブインがあるのはイリノイ州スプリングフィールド。観光名所が集まる旧市街より南へ約3.5km離れた場所にあります。目の前を走る大通りには大型ドラッグストアなどが並んでいて、それに比べてこちらはちょこんとした印象です。
写真：浅井 みら野
地図を見る仲良く寄り添うソーセージの看板が目印。デザインは創業者エド・ウォルドマイア（Ed Waldmire）さんの妻バージニア（Virginia）さんが担当し、オープン当時から使用され続けています。
写真：浅井 みら野
地図を見るコージードッグに欠かせない存在なのが、ルート66．ルート66の通り沿いに建っていたので、南へ北へ旅する人たちが立ち寄り、名物のコージードッグを食べながら休憩を取っていました。ルート66に関する案内板も駐車場横で見ることができます。
写真：浅井 みら野
地図を見る店内には、ルート66やお店関連のグッズが壁や天井にまで飾られ、まるで子供部屋にいるようなワクワクな雰囲気。
写真：浅井 みら野
地図を見るお店に入ったら、まずはカウンターへ行きメニューをチェック。カウンターでオーダー後は、テーブルに料理を運んでもらえますので、この時に店内を散策してみるのがおすすめです。
写真：浅井 みら野
地図を見る店内の一角を占める、ルート66ゾーン。マグカップやプレートなど様々なグッズが置かれています。映画や音楽などポップカルチャーの題材で多く登場するルート66は、単なる国道という型に納まらない存在。
今なお、ルート66は人気の旅プランだったり、コージードッグはじめモーテルやドライブインシアターにガソリンスタンドなど、ルート66を象徴する名所をまとめた地図やウェブサイトがあったりするほどです。
写真：浅井 みら野
地図を見るポストカードには、ルート66で通る町の風景や、おなじみの66が大きく載った看板も。この看板は実際の道路にも建っていますが、その場所の州も記載されています。北はイリノイ州から南はカリフォルニア州まで、8つの州にまたがっているので看板も実は同じように見えて8種類あります。
写真：浅井 みら野
地図を見るコージードッグに訪れたなら、やっぱり名物は外せません。キツネ色に揚げられた衣からは、とうもろこしのほのかな甘い匂いがし、食欲をそそります。
写真：浅井 みら野
地図を見るテーブルに置かれたケチャップ、マスタードを自分好みにトッピング。サクっというカリカリした外側のあとは、しっとりな中身。そして、柔らかいソーセージが続きます。
少し時間を置いて食べたはずなのに、熱は引かずにまるで揚げたてのよう熱々。時が経っても変わらず人気者であり続けるコージードッグ・ドライブインのようです。
写真：浅井 みら野
地図を見る他にも朝食メニューのオムレツやパンケーキ、サンドウィッチにハンバーガーなど軽食メニューなどあり、種類も豊富。お豆のスープ（Bean Soup）は、食材本来の味が生かされた素朴な味わいです。
写真：浅井 みら野
地図を見るゆっくりとした時間が流れる店内では次々とお客さんが現れ、顔なじみを見つけると一緒に座り会話がのんびりと始まります。時には話しかけてくれることも。“このお店は憩いの場所でね、新しい一週間をここから始めるのが僕の習慣だよ”とコーヒーを飲みに訪れたボブ(Bob)さん（写真右）。続けてこんな質問が“ところで、君はこれから北へ向かうの？それとも南？”
アメリカンドッグ発祥のお店、「コージードッグ・ドライブイン」は同時にルート66巡行者が立ち寄った休息地でもありました。ぜひ訪れた際は、誰でもあたたかく迎え入れてきたお店の大らかな雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。
住所：2935 S 6th St, Springfield, IL 62703
電話番号：＋1-217-525-1992
営業時間：8:00〜20:00
定休日：日曜
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力：シカゴ・イリノイ州観光局
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