写真:小野 浩幸
地図を見る小萩山の頂上付近、標高約840mの高さに鎮座する小萩山稲荷神社は、昔から行方不明になった牛や馬が見つからない時にこの神社にお参りすると、すぐに見つけだすことができたという言い伝えが残されています。それがいつしか、恋人探しや恋愛成就にご利益があると噂になり、多くの若い女性やカップルが訪れるようになりました。全国の稲荷神社でも、恋人探しにご利益のあるというのはここだけです。
写真:小野 浩幸
地図を見る人気の理由はご利益だけではありません。思わず深呼吸したくなる澄みきった空気、阿蘇くじゅう国立公園を見渡せる神社からの眺望は、清々しい気持ちにさせてくれます。
写真:小野 浩幸
地図を見る神社の前には数台分の駐車スペースと簡易式トイレがあり、さらに上へと続く細い道が伸びていますが、途中で車道がなくなりますので、ここから先は歩いて登ることをお薦めします。そんなに長い距離ではありません。
写真:小野 浩幸
地図を見る眩しい太陽の光を受け、爽やかな風に吹かれながら歩を進めていくと、絶景を見渡せる天然のベンチが待っています。ここから眺めるパノラマビューはとにかく圧巻。
写真:小野 浩幸
地図を見る南の方角には遠く阿蘇五岳が望めます。左から根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳と連なる風景は、お釈迦様が仰向けになって寝ているように見えることから「阿蘇の涅槃像」とも呼ばれています。
写真:小野 浩幸
地図を見る東の方角には大分県の九重連山が望めます。1,700m級の山々が連なる九州の屋根とどこまでも広がる大草原。阿蘇くじゅう国立公園に春を告げる風物詩「野焼き」によって、その美しい景観と貴重な生態系が保たれています。
写真:小野 浩幸
地図を見る小萩山稲荷神社までの道程は、狭い一本道が続きますので対向車が来たら譲り合うようにしてください。また、角度が急な箇所もありますので、雪の日や凍結している冬の朝などは特に注意が必要です。野焼きが終わって、大地から若草が顔を出す新緑の頃からススキや紅葉が見頃を迎える晩秋までがベストシーズンです。
写真:小野 浩幸
地図を見る小萩山の麓には黒川温泉や田の原温泉などがあり、宿泊・日帰り湯のどちらも楽しめます。お薦めは黒川温泉観光旅館協同組合が発行する「入湯手形」。購入すると、黒川温泉の24施設から3つまで入浴が可能になるほか、お食事やお土産の割引などの特典がついてきます。予約の取りづらい人気旅館にも入れますので、あらかじめ泉質や眺めの良い露天風呂などを調べておくと良いでしょう。
黒川温泉入浴手形に関しては下記の関連MEMOをご覧ください。
写真:小野 浩幸
地図を見る旧小国街道を田原川沿いに進んでいくとこの看板が見えます。ここから細い登り道を案内標識に従いながら10分ほど走ると小萩山稲荷神社に辿りつきます。
住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺
アクセス:阿蘇くまもと空港から車で約90分
2018年5月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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