とんぼ玉とは、穴の開いたガラスの装飾玉のこと。
日本ではトンボの複眼に見立てて、このような名前がついています。
古くはランプの炎でガラスを熔かして作られていたことから、ランプワークという技法で作られるもので、現在はバーナーワークともいわれます。
KOBEとんぼ玉ミュージアムは、JR三ノ宮駅から南に徒歩8分、京町筋に面した緑色の窓枠が特徴的な日本ビルヂングの2階にあります。
こちらでは、とんぼ玉制作体験をスタッフのわかりやすい指導のもと、デモ・体験工房で、世界で一つだけのオリジナルのとんぼ玉を作れるんですよ。
ここで制作体験の工程を簡単にご紹介しましょう。
1.選んだ色のガラス棒をバーナーで熔かしてステンレス棒に巻き取ります。
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2.選んだ模様を表面につけて、熔かしてなじませます。
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3. できるだけ丸くきれいな模様が入るよう、水平を保ちながら同じスピードで回し続けて、ガラスが固まったら完成!
制作時間は1個10〜15分。割れないようにゆっくり冷ますので約1時間待ちましょう。
展示スペースをゆっくり見学したり、ショップでお買い物をしている間に出来上がります。
【制作体験料】 1個 ¥1,150+税 2個¥1,900+税
(ストラップやネックレスなどにお仕立てするパーツ代別途。)
5名様以上で予約できます。4名様以下の場合は来館時にスタッフに体験する旨を伝え申し込んで下さい。
火を使うため、小学3年生以上が対象です。
小学2年生以下のお子様は、色と模様をお選びいただきどなたか代わりの方に制作していただくか、予めご用意したとんぼ玉(1個¥800)を使ってかわいいオリジナルアクセサリーの制作ができますよ☆
作られたとんぼ玉は珍しいビーズやパーツを選びながら仕上げて、ストラップやネックレス、かんざし・スプーン・ペンなどにしてお持ち帰りいただくことができます。
「このとんぼ玉には、この色のビーズが合うかな?このストラップをつけてみよう♪」と、とんぼ玉の色やパーツを選ぶ仕上げの作業は、物作りの好きな方には真剣ながらもとても楽しい作業です。
神戸の旅の思い出に残る、あなただけの世界に一つだけのオリジナルアクセサリーの完成です☆
とんぼ玉が冷えるのを待つ間に、展示スペースをご案内しましょう。こちらでは、国内有数の古代ガラス蒐集家である倉敷の羽原明徳氏のコレクションを展示され、とんぼ玉を中心としたガラスの歴史を紹介されています。そして、そのとなりのエリアでは現代を代表するランプワーク作家約100名の作品を国内と海外に分けて展示。
とんぼ玉以外にも、ランプワーク技法で作られたマーブル(ビー玉状の球体の作品)・ペーパーウェイト(文鎮)・スカルプチャー(人形などのガラス細工)などが展示されています。精巧で美しい数多くの作品に思わず見入って時が経つのも忘れてしまいそう。
企画展示では3か月ごとにテーマを決めて常設ではご紹介しきれないランプワークの魅力を伝えています。
開館時間:10:00〜19:00(最終入館18:45)
休館日:年末年始
入館料:大人(高校生以上) 400円、小中学生 200円
ミュージアムショップでは、国内外の工房や作家が作ったとんぼ玉のストラップやアクセサリーなどを販売しています。
動物をモチーフにした作品や季節の風景を映した作品など、どれもが手作りされた一点もので、小さな中にもそれぞれの個性が表現されています。
工房の作品はお値段も手ごろでお求めやすく、お土産やちょっとしたプレゼントにも最適です。ご自身用にもお気に入りをぜひ探してみてはいかがでしょう。
旧居留地にあるKOBEとんぼ玉ミュージアムは、観光にとてもアクセスが良く、南京町へは西へ徒歩10分ほど、異人館へもJR三宮駅をはさんで北へ徒歩20分程で行けます。ミュージアムのすぐ斜め前は神戸市立博物館で、周辺の旧居留地は神戸の中でも随一のおしゃれなエリアです。周辺の神戸らしい景観や観光を楽しみながら手作りの楽しさを体感して楽しいひと時を感じてみてはいかがでしょうか?
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