「南北樓」は、系列のレストランを含めて高雄市内に4店舗あり、どのレストランも古典的な中華スタイルです。今回ご紹介するのは、三多商圈近くにある林森店。「南北樓」という店名は、五行の中で南は火、北は水に属すことから、飲食業と深いかかわりがある南と北を取って名付けられたそうです。
店内はまるで宮廷映画のセットのような雰囲気。店員さんも古装束を身にまとっているので特別な雰囲気です!結婚披露宴や宴会が行われることもあるため、席は円卓で、バンケットホールのようになっています。
大人数でないと入れないのでは、と思われるかもしれませんが、少人数でも入れるのでご安心ください。もちろん、一人、二人でも大丈夫ですが、一品の量が多いため、いろいろ食べたい方は人を集めて行くのがベストです。食べ切れなくても「打包」と書いて見せれば、持ち帰ることもできます。メニューには日本語もあるので安心。指差しで注文できます。
「南北樓」でいただけるのは、「江浙菜」と呼ばれる江蘇省、浙江省がルーツの料理です。3人、6人、10人のセットもあります。何を注文していいかわからない方はセットがおススメです。セットメニューにはご飯と果物がついて一人当たり700元(日本円 約2800円)前後です。ポットのお茶は無料ですが、ビールなどの飲み物は別にオーダーします。サービス料は別に10%かかります。
今回の写真はセットメニューのものですが、ほとんどが単品でメニューに載っているので、単品でオーダーも可です。セットは人数、料金によって料理の数が異なりますが、3人で7品、6人で9品ほど。一品にかなりボリュームがあるので、お得ですが、食べきれないこともあります。
「台式魚翅羹」は台湾スタイルのフカヒレ入りのあつもの。よく披露宴で出される料理の一つです。4〜5人で食べても十分なほどの量。スープ感覚でいただけるので、ぜひ食べてみてください!
写真は、せいろに入れて蒸した餃子で「圓籠鹹美點」というメニュー。餃子が縁起のいい昔のお金の形をしているもので、味はもちろんのこと、見た目もきれいです!
スープは、鶏が一匹丸々入った「茶樹籾雞湯」。免疫力アップや疲労回復に効果のあると言われている「茶樹磨i茶樹きのこ)」入りです。鶏はよく煮込まれているので柔らかく、はしで簡単に切れるほど。漢方食材も入っているので、飲んだ後元気になれますよ。
「澎湖冰脆卷」は、澎湖島から直送されたイカをボイルしたあと、急速に冷凍したもの。肉厚で弾力性があります。おつまみにぜひ!
「避風塘元寶」という料理の「元寶」とは豚足のこと。豚足をゆでてから揚げた料理です。皮がパリパリになるまでローストされています。こちらもおつまみにピッタリ。
「川味乾燒蝦」は、大きなエビ約8匹と油條(中華揚げパン)が入った四川味のピリ辛エビチリ。ご飯にもビールにも合います。
アカマダラハタにネギやショウガなどをのせ、強火で一気に蒸し上げたものが「清蒸龍虎斑」。「清蒸」というこの調理法は、あっさりした味で日本人に好評です。
このほかにも筍干東坡肉(豚の角煮)や麻婆豆腐煲などおなじみの人気中華料理もあるので、いろいろオーダーしてみてくださいね!
古典的で豪華な雰囲気の中で中華料理が堪能できますよ。
<基本情報>
住所:高雄市前鎮區林森三路18号
電話番号:07-336-6089
アクセス:高雄市地下鉄(MRT)レッドライン「三多商圈」駅4番出口から徒歩6分
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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