髪の毛の太さ0.07ミリより小さなミドリムシ(学名:ユーグレナ)は、人間が生きていくうえで必要とするビタミンやアミノ酸など動植物の栄養素59種を作り出すことのできる、栄養価の高い優れものなのです。しかもほかの食物にはない、油を吸収し体外へ排出する成分(ダイエットにいい?)があるのだそうです。
このミドリムシの食用化に成功した会社ユーグレナと自由が丘の店舗がコラボレーションした料理やドリンクが、期間限定の2014年3月末まで自由が丘の12店舗で味わえるのですよ。キャンペーン名は「おいしい未来が体験できるお店」です。
自由が丘駅に着いたら、駅構内または自由が丘インフォメーションセンターに置いてある「おいしい未来が体験できるお店」MAP(地図)をもらいましょう。この地図に「ユーグレナ」料理やドリンクの味わえるお店12店舗が出ているので、気になるお店をチェックします。お店では、地図に付いているクーポンを提示することをお忘れなく。3月末まで有効のディスカウトやプレゼントの特典が付いています。
ミドリムシを初めて食べる人におすすめなのが、駅近くのパン屋「ブランジェ浅野屋」のGreen十勝あんぱん(生クリーム入り)252円です。直径12センチのあんぱんの生地に、ユーグレナが開発したミドリムシの成分を抽出した緑汁が練りこんであります。中身は、たっぷりの粒あんと生クリーム。半分にパンを割ると、薄緑色した生地の中から粒あんと白い生クリームが溢れ出して、抹茶のような香りがします。初めてミドリムシを食べる人は、ミドリムシのクセのない食べやすさと予想外のおいしさに驚くはず。店員も絶賛するこのパンは、ケースに並ぶとすぐに完売する人気商品だそうです。日本茶に合うのです、コレがまた。ぜひ試してみて。
2Fのイートインスペースで食べることもできます。
菓子パンと違ってストレートにミドリムシの味がわかるのが、「ジェノエスクベーグルカフェ」のユーグレナ入りベーグル1個210円です。こちらのベーグルも売れているそうです。ユーグレナ緑汁を練りこんだ緑色の生地をしたシンプルなベーグル。ほのかに海藻の香りがします。このまま食べてもおいしいですが、焼くと香りや食感が変わります。生地はサクッ。香りも味も、まるでホウレンソウを食べているような感じなのです。ホウレンソウと合う具材、例えばサーモンやポテトサラダなど、を挟んでサンドイッチにすると、意外といけるかも。ベーグルカフェは、浅野屋の裏方向にあります。
ミドリムシの香りをストレートに味わってみたい方におすすめなのが、麹専門店「古町麹製造所」の麹ユーグレナ豆乳のドリンクです。無調整豆乳と麹を合わせた定番の麹豆乳ドリンクに、ユーグレナの粉末状の緑汁を加えた特製ドリンク。これぞ海藻と言える強い香りがします。味は濃厚で、麹特有の甘さで飲みやすくなっています。これ一杯で、腹持ちもよくからだが温まり、青汁以上に健康になる感じがするかも。青汁よりはもちろん、飲みやすいですよ。
このミドリムシの開発を行っているユーグレナの移動式販売車が毎週土曜日11時〜17時に駅の南口・緑道沿いに出現します。
人気商品は、牛乳と練乳の入ったミドリムシの緑汁「ユーグレナオレ(200円)」。そのほか、ミドリムシの緑汁をカフェオレで割った「ユーグレナ・カフェオレ」やユーグレナ・ベーグル、ユーグレナ・きなこねりもあります。ユーグレナオレの味のほうはというと、まるで抹茶オレを飲んでいるかのような緑茶の風味とまろやかな味。おそらくミドリムシと言われなければ、抹茶と信じてしまうかもしれません。「虫と間違えられるのですよね〜」と笑いながら接客してくれる女性スタッフと、気さくなミドリムシ談ができます。ちなみに、こちらのアンティックカーは、ミドリムシから抽出した油で動いているのだそうです。
椅子はないので、目の前の緑道のベンチを利用しましょう。4月始め頃には、緑道の桜を楽しむことができますよ。
ほかにも、タイ料理屋のアボガドとユーグレナのグリーンカレーや、イタリア料理屋のユーグレナ入りのチーズソースのペペロンチーノや、特製ユーグレナお好み焼きなど、緑色をした料理がいろいろとあります。2013年10月1日から自由が丘で実施していたミドリムシの味を満喫する「おいしい未来が体験できるお店」も3月末で終了します。ぜひ興味のある方は、急いでね。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/12/8更新)
- 広告 -