写真:那須 マッキー
地図を見る矢板市方面から県道56号線を八方ヶ原に向かい、学校平「山の駅たかはら」前を左折して約5〜6分進んだ右側に「小間々駐車場」が見えてきます。駐車場からヤマツツジやシロヤシオの咲く、森の中を歩いていくと、いきなり赤紫のトウゴクミツバツツジの大木が顔を見せます。樹高は4.5メートル前後の立派なトウゴクミツバツツジで、八方ヶ原では一番見ごたえのあると言われる大きなツツジです。
写真:那須 マッキー
地図を見る「小間々の女王」の開花時期は例年5月中旬以降で、6月初旬に見ごろを迎えます。2018年は急激な気温の上昇により一週間から10日前後早まっています。「小間々の女王」が見頃を過ぎた場合でも、小ぶりですが、周辺には「トウゴクミツバツツジ」が沢山あり、それはそれで美しい花芽を咲かせています。その他ヤマツツジやシロヤシオ、アカヤシオ、6月に入るとレンゲツツジが見頃を迎えます。
「小間々の女王」に拝謁できるタイミングは非常に難しいですが、首都圏から毎年チャレンジする方もいらっしゃいます。
写真:那須 マッキー
地図を見るトウゴクミツバツツジは、主に標高の高い関東の山に多く咲くことから(東国三葉躑躅)と呼ばれています。標高1000〜1200メートルの小間々・大間々に咲いています。「小間々の女王」は赤紫の花びらが特に美しく咲き誇ります。
<八方ケ原小間々駐車場の基本情報>
住所:栃木県矢板市下伊佐野地内
電話番号:0287-43-6211(商工観光課)
※普通車33台(大型車駐車場はありません)
写真:那須 マッキー
地図を見る八方ヶ原は日光国立公園の一部で、標高1.000〜1.200メートルにあります。例年5月下旬から6月中旬にかけて、20万株のレンゲツツジ大群生地となります。大間々のツツジは樹高が低く、駐車場や展望台からは遠くの山並みや市街地が見渡せる360度の絶景が楽しめます。
夜間は周辺に街灯は一切なく、空を遮る建物はありませんので、満天の星空が見える絶景スポットとしても有名です。
大間々台はレンゲツツジの群生地として有名なのですが、昔この辺一帯の八方ヶ原は「軍馬の放牧場」でした。周辺の草木は軍馬に食べられてしまいましたが、毒を持っている「レンゲツツジ」だけは食べられずに残り、大群生地になったと言われています。栃木県北では那須高原「八幡埼ツツジ群生地」も馬の放牧により群生地になりました。
写真:那須 マッキー
地図を見る登山ハイキングの出発地点になっている大間々駐車場。アカヤシオ、シロヤシオ、ヤマツツジ、レンゲツツジが楽しめる「ミツモチ山」の入口があります。登山コースは(やしおコース)と(青空コース)の2種類あり、どちらも峰に咲く花を愛でながら登山を楽しめる人気のコースです。
写真:那須 マッキー
地図を見る<大間々台(八方ヶ原)基本情報>
住所:栃木県矢板市下伊佐野八方ヶ原地内
電話番号:0287-43-6211(商工観光課)
アクセス:「山の駅たかはら」から車で約11分
駐車場:あり(普通車34台、大型車5台)
※大間々駐車場は渋滞時転回ができなくなる場合がありますので、シーズン中は大型バスの乗り入れはできません。
写真:那須 マッキー
地図を見る「山の駅たかはら」から「大間々駐車場」までの道路両サイド沿いは、レンゲツツジが開花のピークを迎えると、一面が真っ赤な花で埋め尽くされます。またこの道路は毎年夏に「ヒルクライムロードレース」が開催されることでも知られています。自転車で13.4q、標高差950mを一気に駆け上ります。
「山の駅たかはら」前の県道56号線を塩原方面に10分程進んだ先の右側には、「幻の滝・おしらじの滝」があります。
写真:那須 マッキー
地図を見る「山の駅たかはら」は八方ヶ原周辺観光の情報発信基地になっています。ツツジ巡りや桜沢の滝巡り、登山ハイキングのルート案内、休憩や食事も可能。矢板名物のアップルカレーや日本蕎麦などのほか、北海道産牛乳を使用した濃厚ソフトクリームは絶品です。
また最近すっかりメジャーになった「幻のおしらじの滝」への行き方も、初めて訪れた方には分かりにくいので情報はここでゲットしましょう。親切に教えていただけます。
写真:那須 マッキー
地図を見る「山の駅たかはら」脇の比較的大きな道路を直進すると「八方湖」、トイレ前の道を左へ行くと、今や「滝巡り」のファンには羨望の的になった桜沢やスッカン沢方面に向かう事ができます。ツツジの咲く山の小路を進んだ先には「雷霆(らいてい)の滝」「咆哮(ほうこう)の滝」「霹靂(へきれき)の滝」や名もない沢山の滝に出遭えます。
さらに進めば、那須塩原市のスッカン沢に抜けられます。家入レオのMVの舞台になった「雄飛の滝」や、「舞姫滝(仁三郎の滝)」「素廉の滝」などの絶景の滝が連なっています。
<学校平山の駅たかはら基本情報>
住所:栃木県矢板市下伊佐野991-3
電話:0287-43-1515
アクセス:矢板駅から車で40分 東北自動車道矢板ICから車で50分
写真:那須 マッキー
地図を見る「山の駅たかはら」の直ぐ裏には、見事なヤマツツジの群落があります。「冒険コース」と「平坦コース」があり、「平坦コース」は段差のない整備された遊歩道になっていますので、車いすやベビーカーでも安心して周回する事が可能です。
写真:那須 マッキー
地図を見る見事なヤマツツジが咲く様子は、平坦コースや冒険コースの遊歩道から楽しめます。
写真:那須 マッキー
地図を見る整備された遊歩道の最後には「八方牧場」の雄大な景色が広がっています。
写真:那須 マッキー
地図を見る「山の駅たかはら」の裏手「八方湖」方面へ約10分程進んだ、右側の斜面に咲いている「シロヤシロ」の大きな樹木が、「八方の貴婦人」です。清楚な純白の姿は貴婦人と呼ぶにふさわしい品格を漂わせています。樹高約5メートル近くあり、八方ヶ原では見逃せない銘木です。
写真:那須 マッキー
地図を見る純白のシロヤシオ(別名:ゴヨウツツジ)は、愛子内親王のおしるしの樹です。
写真:那須 マッキー
地図を見る学校平の奥にある小さな湖「八方湖」は、ツツジの咲く春から夏、そして紅葉の季節まで、美しい景色が楽しめます。
<八方湖基本情報>
住所:栃木県矢板市下伊佐野八方湖
電話番号:0287-43-1113
アクセス:「山の駅たかはら」から車で約10分
※休憩所水場、トイレはありません。「山の駅たかはら」をご利用ください。
八方ヶ原の「小間々」「大間々」学校平「山の駅たかはら」周辺に咲いているツツジの種類は、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、アカヤシオ、シロヤシオ(別名:ゴヨウツツジ)、レンゲツツジなどです。
効率良くツツジを見て回るには、「小間々の女王」→「大間々のレンゲツツジ群生地」→学校平「山の駅たかはら」周辺のツツジ回廊→「八方の貴婦人」の順序がお薦めです。
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/7更新)
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