写真:成瀬 亜希子
地図を見る世界的に有名なホテルブランドで日本でも利用者が多いヒルトングループ。2014年に誕生した「キュリオ・コレクションbyヒルトン」は、その土地ならではの魅力や本物の体験を求めるゲストのために作られた特別なコレクション。「キュリオ」という言葉の意味どおりユニークで個性的な魅力を体験しながら、ヒルトンのサービスが受けられるのが特長です。
世界で50軒以上展開されている「キュリオ」ですが、日本初進出として選ばれたのは、1986年の開業から長年多くのゲストを迎えてきた「旧軽井沢ホテル」。ヒルトンが実際にホテルを訪れて、軽井沢らしい滞在が叶う場所として認めたことから「旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン」としてリブランドされたのです。
軽井沢駅からのアクセスも良く徒歩15分ほどで行くこともできますが、ここはぜひメルセデスベンツの送迎サービスを頼んでみましょう。駅までスタッフが出迎えてくれて、優雅な気分でホテルに向かうことができますよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るホテルのコンセプトは「Timeless ゲストが自分自身を取り戻す価値ある時空間」。ホテル名の「KIKYO」はゲストがいつでも帰れる故郷のような場所にしたいという想いから「帰郷」。もう1つは軽井沢の人々の心を潤す「桔梗」を意味しており、桔梗の花言葉である「正直、誠実」「友の帰りを願う」は宿泊の基本概念やコンセプトにも通じるものがあります。
エントランスに足を踏み入れると、ゴールデンバンブーの香りがふわっと漂ってきてホテルへの期待が高まります…!明るく開放的なラウンジには「旧軽井沢ホテル」で使用した家具を引き継いでおり、モダンでエレガントな雰囲気を漂わせています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るウェルカムドリンクは、季節性を取り入れたシャンパーニュとして知られる「POMMEY SEASONAL(ポメニーシーズナル)」。今回の春限定スプリングタイムは、果実の香りと程よい酸味がきいたシャンパンで、オランジェや干しブドウなどのスイーツにもよく合います。旅の疲れをじっくり癒してから客室に向かいましょう。
客室は緑あふれる中庭を囲むように設計され、旧軽井沢の静寂と木々の温もりを感じられるのが魅力。全50室のうち9割の客室が40平米を超えるためゆったりと寛げます。A棟は広めの客室「プレミアム」「プレミアムウィズタタミ」、B棟はバルコニー付きの「デラックス」「コートヤードデラックス」などそれぞれ異なるので、人数や希望によって選んでみましょう。
写真の「コートヤードデラックス」は約48平米を誇る広々とした空間で、天蓋を思わせる装飾付きのベッドが目を引きます。リビングスペースを中心にバーカウンターとミニ冷蔵庫、デスクスペース、パウダールーム、バスルームを備えています。ホテルらしい洗練された雰囲気がありながらも自分の別荘に帰ってきたような居心地の良さも感じます。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る「コートヤードデラックス」の窓を開けると、中庭の美しい緑が広がります!バルコニーにはテーブルセットが設置されているので、ティーセットでお茶を飲んだり、自分の好きな本を読むなど、思い思いに過ごすことができます。晴れた日はもちろん気持ち良いですが、霧が発生した日はとても幻想的な光景になるそうです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る客室や館内など至る所にホテルのシンボル「桔梗」があしらわれていますが、なんとパウダールームのアメニティボックスにも…!こちらにはハブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、コットンとヘアゴム、ボディタオル、ソープ、マウスウォッシュが2セットずつ用意されています。
バスアメニティは、フランス発のブランド「Maison Margiela(メゾンマルジェラ)」。その中でも人気のフレグランス「Tea Escape(ティーエスケープ)」を日本で初めてバスアメニティとして採用。爽やかなグリーンティにスパイスを加えた魅力的な香りに癒されます。
また基礎化粧品としてリトリートオイル「BUDDHI(ブッディ)」も。アルガン、ココナッツに続き第3のオイルとして注目される「プリンセピアオイル」を贅沢に配合。髪の毛からお肌まで気になるところに使用できるのが嬉しいですね。
ホテルの地下1階に位置するのが大浴場の「SILENT SPA(サイレントスパ)」。時間帯ごとに朝日、夕日、月明かりをイメージした照明が楽しめるお風呂、岩や木の質感を感じられるお風呂があり、自然の中で寛いでいるような気分になりますよ(奥にはサウナもあり)。毎日男湯と女湯が入れ替わるため、夜と朝で違う雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る大浴場のロッカールームとパウダールームもゆったり広々としています。大きめのバスタオル、小さなハンドタオルも用意されているので荷物も最小限で済みそうです。お風呂やサウナでのぼせてしまっても、ウォーターサーバーですぐ水分補給できるので安心です。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るパウダールームには、精油を取り入れたナチュラル化粧品「LA CASTA(ラ・カスタ)」を揃えています。シトラスハーブの爽やかな香りに包まれながら、瑞々しく透明感のある美しい肌に仕上げてくれます。同メーカーのバスアメニティも洗い上がりが良く、髪の毛からつま先までしっとりすべすべになりますよ。
さらにアメリカの高級化粧品ブランド「DE LA MER(ドゥ・ラ・メール)」の化粧水とクリームも!高級クリームの代名詞とも言われる「クレーム ドゥ・ラ・メール」は海藻由来の保湿成分を配合しており、輝きに満ちた素肌へと導いてくれます。お風呂上がりのスキンケアタイムも充実したものになりそうですね。
ホテルではまだ珍しい「ダイソン」製品を導入している点にも注目。ヘアドライヤーの大風量で髪を乾かしてみたり、羽のない扇風機で全身をクールダウンしてみたり、家電好きな方は気分が盛り上がってしまいそうです!
写真:成瀬 亜希子
地図を見る緑豊かな中庭を見渡せる開放的なメインダイニング「SONORITE(ソノリテ)」。フランス語で「共鳴」を意味する通り、軽井沢の食材とあらゆる産地の食材を共鳴させた独創的なフランス料理を提供します。メニュー表にはプレリュード、F.O.と楽譜を思わせる表現をしたり、最初と最後に銀色の箱が置かれるなど、ユニークな演出でゲストを楽しませてくれます。
コースの中でも特に注目したい料理が「信州とオマール」。信州のブロッコリーとサラダ、シナノユキマスの卵を塩漬けにした信州のゴールデンキャビア、オマール海老を組み合わせた豪華な一皿。ゴールデンキャビアのプチプチ感、オマール海老のプリッとした食感など、それぞれの異なる食感が調和した一品となっています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るワインは最初に1本頼むこともできますが、コースの料理ごとに相性の良いワインを選んでいただけます。先程の「信州とオマール」に合わせたのは「シャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン」。アロマティックで華やかな香りが、塩気のある魚介類を爽やかな味わいにしてくれます。斬新な料理とワインの「共鳴」もぜひ体験してください。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る朝食は軽井沢の食材をふんだんに使用したブッフェを提供しています。メインの卵料理はスクランブルエッグ、ココット、クロックマダムからお好きなものを。ドリンクはコーヒーと紅茶を選べますが、軽井沢に本店を置く「丸山珈琲」のミディアム・ブレンドがおすすめ。本店に行くのもいいですがホテルで寛ぎながら味わえるのも嬉しいですね。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る朝食の後はホテルを象徴する緑あふれる中庭へ。木漏れ日の中で爽やかな風に吹かれたり、小鳥のさえずりを聞いていると、まるで自然と一体となったような心洗われる気持ちになります。一面緑なので気づきにくいかもしれませんが、実はほとんどがもみじの木なんです!秋になれば真っ赤に色づくのでまた違った景色を楽しめますよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るヒルトンの会員プログラム「ヒルトンオナーズ」に入会していると、ホテルのラウンジや中庭でお好きなドリンクを注文できます(先程の丸山珈琲もこちらでいただけます)。写真の「日本の泡 長野シャルドネ」は柑橘系の香りと樽由来の香りが調和しており、きめ細やかな心地よい泡立ちが特長。木漏れ日の中で贅沢な時間を過ごすのにぴったりなシャンパンです。
旧軽井沢ホテルの良さを引き継ぎ、さらに魅力的なホテルに生まれ変わった「旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン」。特にホテルを象徴する中庭で過ごすひとときは格別です。軽井沢ならではの豊かな自然に身を置けば、いつのまにか本来の自分自身に還ることができるのかもしれません。
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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