屋久島の醍醐味を楽しみ尽くす2つのトレッキングコース

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屋久島の醍醐味を楽しみ尽くす2つのトレッキングコース

屋久島の醍醐味を楽しみ尽くす2つのトレッキングコース

更新日:2018/05/23 12:31

アシュ 飯田のプロフィール写真 アシュ 飯田 SFC修行僧、陸マイラー

美しい苔と天を衝く巨木に覆われた世界自然遺産・屋久島。
温泉や滝など見どころ豊富ですが、屋久島を訪れたらぜひ森の中のトレッキングに挑戦してみてください。なぜなら、島外のトレッキングコースとは一味違う悠久の自然を感じられるからです。

特に「縄文杉」など名前の付けられている杉は別格。年代を経た杉の幹の太さや、根の形を見比べながらトレッキングをすることで、森の歴史を感じる美しい世界に出会えます。

屋久島の一番人気 荒川登山道・縄文杉コース

屋久島の一番人気 荒川登山道・縄文杉コース

写真:アシュ 飯田

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荒川登山道コースは、屋久島トレッキングコースの中でも一番メジャーで最も人気のあるコース。その理由は、森の奥でどっしりと佇む縄文杉の存在です。
島の中心部を埋め尽くすほどの巨木が生い茂る中でも、一際放たれる存在感。見つかっている杉の中では一番大きい縄文杉は、屋久島の最大の目的地になっています。

屋久島の一番人気 荒川登山道・縄文杉コース

写真:アシュ 飯田

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スタート地点である荒川登山口からしばらく続くトロッコ道。枕木が規則正しく並べられた風情ある道が、山の奥までずっと続いています。元々この道は、山から切られた木材をトロッコに乗せて運ぶために作られたもの。
全行程の約7割を占めるのですが、起伏も少なく緩やかな登りが続く歩きやすい道になっています。周りの景色を楽しみながら体力を温存しておきましょう。
ここでの見どころは三代杉。一代目の杉が倒れたあとに二代目の杉が育ち、さらに二代目が倒れたあとに現在の三代目がしっかりと根を張る、長い歴史を感じる杉は必見です。

屋久島の一番人気 荒川登山道・縄文杉コース

写真:アシュ 飯田

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トロッコ道を8kmほど歩いた先は、縄文杉へ続く大株歩道へ。ここからは登山道が石と木の根、土がむき出しになり急に険しくなります。しかし、その分見どころもたくさん。
巨大な切り株であるウィルソン株は、空洞になっており中に入ることができます。中に入ると10畳もある空間が広がり、木の中にいるとは思えない不思議な感覚。株の中から上を見上げるとハート型に見えるポイントがあるのでぜひ探してみてください。

そして荒川登山道を登りきり展望台の階段を上ると、縄文杉がようやくその姿を現してくれます。どっしりと構えるその威容はまさに王様。幹肌に浮かぶゴツゴツとしたコブに、幾星霜の雨風を耐えてきた歴史が現れています。
思わず息を呑み、縄文杉の存在そのものに魅入ってしまいます。

荒川登山道は一般的に往復で10時間ほど掛かるコースです。難易度は高くなく休憩を取りながら進めば子供でも十分回れるので、景色を楽しみながら縄文杉を目指してみてはいかがでしょうか。

<基本情報>
アクセス:屋久杉自然会館前 → 荒川登山口(約40分)
料金:中学生以上 1,380円/往復 690円/片道
   小学生    700円/往復 350円/片道
※荒川登山口へは乗用車の乗り入れはできません。そのため荒川登山バスのチケットを事前購入する必要があります。

もののけ姫の舞台のモデル 白谷雲水峡

もののけ姫の舞台のモデル 白谷雲水峡

写真:アシュ 飯田

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屋久島の中で荒川登山道の次に回るべきコースが白谷雲水峡。こここそが映画「もののけ姫」の舞台のモデルになった「苔むす森」を有するスポットになります。三本足杉のような特徴的な杉も多くあり、コース全体が見どころと言ってよいほど美しいこのコースは必見。

スタートしてから森を流れる川沿いに歩を進めていくと、弥生杉コースとの分かれ道があります。弥生杉の方は1時間ほど遠回りになりますが、最終的には川沿いコースへ合流する形になります。

もののけ姫の舞台のモデル 白谷雲水峡

写真:アシュ 飯田

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しばらく進むと現れるさつき吊り橋。橋を渡らずに真っ直ぐ進むと3時間ほどの奉行杉コースとなります。二代大杉、三本足杉、三本槍杉、奉行杉など個性的な杉がたくさんあるので、ぜひ寄ってみてください。

さつき吊り橋川のコースと合流し、くぐり杉、七本杉を抜けると現れてくるのが「苔むす森」。一帯を青々とした苔が覆い、天に伸びる杉と相まって神秘的な風景を形作っています。「苔むす森」付近にはヤクシカも生息しているので、運が良ければ突然の出会いも。杉と苔の茂る景色と相まって、凛とした姿に神々しさを感じます。

もののけ姫の舞台のモデル 白谷雲水峡

写真:アシュ 飯田

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「苔むす森」からさらに30分ほど進むと太鼓岩へ続く道が見えてきます。太鼓岩へは急な岩場を約15分登ることになるので、足を滑らせないよう注意が必要です。
しかし、厳しい傾斜を登りきった後にはとっておきのご褒美が。太鼓岩から見える景色の抜けは本当に最高です!空中から見える景色を楽しんでください。
※写真は運悪くお天気の悪い日でした。

白谷雲水峡はどの道もあまり整備はされておらず、知らず知らずの内に足への負担が蓄積されていることもあります。特に急な高低差が多いので、ゆっくりした登り降りで、膝への衝撃を軽減するよう心がけましょう。
「苔むす森」以外のスポットも、見るところ見るところ絶景ですので楽しいトレッキングが楽しめますよ♪

<基本情報>
アクセス:屋久島交通バスまたはまつばんだ交通バス 宮之浦港 → 白谷雲水峡 35分 550円、小原町 → 白谷雲水峡 25分 490円

屋久島で最も充実した体験ができるトレッキングコース

縄文杉やウィルソン株など、名所たっぷりの荒川登山道。そしてもののけ姫の舞台のモデルになった白谷雲水峡。
屋久島の良さが五感で伝わってくるこの2コースを、ぜひトレッキングしてみてください!

※2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/10/18−2011/10/21 訪問

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