福岡の大島は「神守る島」〜歴史と自然の調和が織りなす癒し旅

| 福岡県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

福岡の大島は「神守る島」〜歴史と自然の調和が織りなす癒し旅

福岡の大島は「神守る島」〜歴史と自然の調和が織りなす癒し旅

更新日:2018/06/25 09:26

村井 マヤのプロフィール写真 村井 マヤ 中国・九州文化的街並探検家

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は、2017年に世界遺産に登録されました。九州本土から約60km離れた沖ノ島は、「神宿る島」として崇拝されてきました。その沖ノ島から約49km本土寄りの島が今回ご紹介する大島です。大島は、「神宿る島」沖ノ島への信仰を守ってきた「神守る島」です。四方を海に囲まれ、自然豊かなこの島には、世界遺産関連資産が2カ所あります。資産を巡りながら、島の魅力を堪能しましょう。

神湊波止場から大島へ〜美しい玄界灘にさあ漕ぎいでよう

神湊波止場から大島へ〜美しい玄界灘にさあ漕ぎいでよう

写真:村井 マヤ

地図を見る

今回ご紹介する大島は、福岡県宗像市神湊港から渡船にて約25分で到着する周囲約15kmの島。

車でお越しの方は、駐車場に車を停めてターミナルへ向かいましょう。駐車場情報などは、関連MEMOに掲載のHPを参照のこと。

神湊波止場から大島へ〜美しい玄界灘にさあ漕ぎいでよう

写真:村井 マヤ

地図を見る

大島へは、旅客船「しおかぜ」とフェリー「おおしま」で航行します。神湊から大島へは、1日7便運航しており、時間によって乗る船が違ってきます。航行時間もフェリーだと約25分、旅客船だと約15分になります。
天気が良いと美しい青い海を眺めながらの船旅となりますよ。

<神湊港渡船ターミナルの基本情報>
住所:福岡県宗像市神湊487-51
電話番号:0940-62-3494
アクセス:JR東郷駅(大社口)「東郷駅前」から神湊方面の西鉄バスに乗車し、約20分「神湊波止場」下車すぐ。

神湊波止場から大島へ〜美しい玄界灘にさあ漕ぎいでよう

写真:村井 マヤ

地図を見る

大島港渡船ターミナルに到着されましたら、まずは1階で旅の情報をゲット。
こちらから、レンタカー、レンタサイクル、または大島観光バス「グランシマール」をご利用になってもよろしいでしょう。

グランシマールをご利用の場合は、神湊港発の第4便までの船で大島に渡船してください。詳細は関連MEMOに掲載のHPよりご確認ください。

<大島港渡船ターミナルの基本情報>
住所:福岡県宗像市大島1809-39
電話番号:0940-72-2535
アクセス:神湊港渡船ターミナルから船で約15分から25分

大島に鎮座する宗像大社中津宮を参拝

大島に鎮座する宗像大社中津宮を参拝

写真:村井 マヤ

地図を見る

まずは宗像大社中津宮に祀られている湍津姫神(たぎつひめのかみ)にご挨拶をしましょう。

境内を流れる「天の川」を挟むように織姫星と彦星を祀る神社もあり、七夕伝説発祥の地と呼ばれています。その伝説については、「大島交流館」や中津宮の「天の川」の立て札脇の説明板をご覧くださいね。

大島に鎮座する宗像大社中津宮を参拝

写真:村井 マヤ

地図を見る

厳かな雰囲気の階段。参拝後、この階段をもう一度ご利用になると分かりますが、階段の下の2つの鳥居越しに海が見渡せます。うっとりとする景色は時間を忘れさせてくれます。

大島に鎮座する宗像大社中津宮を参拝

写真:村井 マヤ

地図を見る

中津宮で最も盛大に行われている神事が七夕祭です。
境内社務所の脇を抜けると「天真名井(あまのまない)」があり、ここからはこんこんと「延命招福の霊泉」が湧き出ています。写真の社務所の右側の奥になります。

七夕伝説は様々ですが、大島の中津宮に伝わる物語はとてもロマンチックです。一度は七夕祭に訪れてみたいものです。ここ大島の七夕祭は8月7日ですので、お間違いないように…。

<宗像大社中津宮の基本情報>
住所:福岡県宗像市大島1811
電話番号:0940-72-2007
アクセス:大島港渡船ターミナルから徒歩10分

沖ノ島の沖津宮を遙拝するため、沖津宮遙拝所へ

沖ノ島の沖津宮を遙拝するため、沖津宮遙拝所へ

写真:村井 マヤ

地図を見る

大島の北岸に位置する沖津宮遙拝所。中津宮から道案内に沿ってしばらく行くと、辿りつきます。荒々しい玄界灘の海潮が垣間見られ、厳かな雰囲気を漂わせています。ここに来ると身が引き締まり、自ずと静かな気持ちになれます。

沖津宮遙拝所は、禁忌によって通常渡島が禁止されている沖ノ島を遥か遠くから拝む場所です。基本的に、神職の方はおられません。こちらの御朱印は、中津宮でいただけますので、中津宮で御朱印を頂く際に一緒にお願いしましょうね。

沖ノ島の沖津宮を遙拝するため、沖津宮遙拝所へ

写真:村井 マヤ

この場所から少し左側に晴れていたら沖ノ島が見えます。神に仕える神職しか渡れない沖ノ島。私たちは、ここから大切な人の無事を祈ります。

観光で訪れる人も、帰りの船が揺れませんようにと願ったり、旅全体の安全を祈願しても良いでしょう。

沖ノ島の沖津宮を遙拝するため、沖津宮遙拝所へ

写真:村井 マヤ

遠くから遙拝所を眺めると、遙拝所のすぐ下に海が迫っていますよね。この景色も神秘的です。

<沖津宮遙拝所の基本情報>
住所:福岡県宗像市大島1293
アクセス:大島港渡船ターミナルから徒歩約40分、自転車で約20分

夢の小夜島や海の道で、ほんのりロマンチック散歩

夢の小夜島や海の道で、ほんのりロマンチック散歩

写真:村井 マヤ

地図を見る

夢の小夜島というロマンチックな名前がついた小島。連歌師宗祇の『筑紫道中記』に歌われた島でもあります。

近くにある「大島交流館」は、この夢の小夜島や中津宮の七夕祭のことなど、大島のことを知るのに良い施設です。休憩がてら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

<大島交流館の基本情報>
住所:福岡県宗像市大島901-4
電話番号:0940-72-2797
アクセス:大島港渡船ターミナルから徒歩約15分、自転車で約5分

夢の小夜島や海の道で、ほんのりロマンチック散歩

写真:村井 マヤ

地図を見る

写真は、夢の小夜島近くに現れる「海の道」です。潮が引いたときだけ道ができます。
カップルでこの道を歩くと、二人の仲がさらに深まると言われています。

夢の小夜島や海の道で、ほんのりロマンチック散歩

写真:村井 マヤ

地図を見る

こちらは、武将・安倍宗任(あべむねとう:生没年不詳)のお墓と伝えられています。前九年の役によって、京都、伊予の国、そして大島に流罪され、大島で亡くなったともいわれています。
前九年の役とは、平安時代中期、陸奥の国の豪族だった安倍頼時とその子であった貞任(さだとう)・宗任らの反乱を、朝廷の命をうけた源頼義・義家が平定した戦いです。

先述した「大島交流館」の2階でもパネル展示されています。

<安倍宗任墓所の基本情報>
住所:福岡県宗像市大島1610
電話番号:0940-72-2020(安昌院)
アクセス:大島港渡船ターミナルより徒歩で約6分

大島港渡船ターミナルのカフェで旅の締めくくり

大島港渡船ターミナルのカフェで旅の締めくくり

写真:村井 マヤ

地図を見る

大島の旅の締めくくりに、大島港渡船ターミナルでのんびりカフェタイムはいかがでしょう。
ターミナルの2階は、ミルキーウェイカフェという喫茶スペースになっています。簡単な軽食やドリンクをいただけます。お酒も少し置いていますので、車を運転しない方は飲んでも良いかも。

素敵な女性が通常は一人で切り盛りされています。美しい風景を見ながらしばし休息しませんか。

大島港渡船ターミナルのカフェで旅の締めくくり

写真:村井 マヤ

地図を見る

天気が良い日は、テラス席でゆったり過ごしても。船の待ち時間を利用してゆったりリゾート気分を味わいましょう。

大島港渡船ターミナルのカフェで旅の締めくくり

写真:村井 マヤ

地図を見る

大島港渡船ターミナルで購入できるお土産で、おススメの3点です。大島の塩、大島のひじきは特におススメです。左端の椿油は、大島のお隣の島・地島の名産品です。大島の塩と椿油は数に限りがあるので、見かけたら手に入れたい一品です。

ちなみに写真のひじきは、カフェの女性の旦那さんが採取したひじきです。大島のひじきは臭みがなく、とても美味しいですよ。
大島の塩や椿油、海産物その他のお土産は、1階で販売していますよ。

その他のお土産については、関連MEMOから「名産・特産品-宗像観光ガイド」をご覧ください。

*大島の塩:150g600円(大島村商店)
*大島のひじき:70g550円、35g300円(ミルキーウェイカフェ)

神守る島の佇まいは、体にも心にも優しい癒し旅

時間があればゆっくり歩いて散策。忙しい方は車や自転車で島旅を楽しんでください。島の人たちの佇まいを眺めながら、世界遺産関連資産を巡っていると、この島の魅力がじわりじわりと伝わってきます。

旅の最後に、大島港渡船ターミナルの2階カフェのテラスから大島を眺めてみましょう。「また来たいな」と、思わず呟きたくなるそんな島の風景が広がっています。

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/09 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -