写真:Happy ブンブン
地図を見る「春帆楼」は当時の2階大広間で、日清講和条約(下関条約)が締結された場所でもあります。写真の右側の「日清講和記念館」では、講和会議が行われた当時の部屋や調度品もそのまま展示されています。「春帆楼」は文字通り歴史に刻まれる舞台だったのです。
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地図を見る高台にある春帆楼は眺望も抜群です。隣接する「日清講和記念館」の向うには、関門海峡を挟んで九州の門司港を眺めることが出来ます。
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地図を見る歴史ある「春帆楼」ですが、古臭さは全くなく「和モダン」という言葉が一番似合います。結婚披露宴会場としても人気があり、新しい物と歴史ある物がバランスよく調和されています。そのため、ロビーやフロントも広くとても気持ちの良い空間となっています。
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地図を見る3階にある「春帆楼」の客室は全部で7室、どの部屋も関門海峡側に面していて、広さも12畳から24畳と広々とした空間です。写真の通路の左側には御影石で作られた貸切風呂が2ヶ所有り、空いていれば24時間いつでも入ることが出来ます。
写真:Happy ブンブン
地図を見る写真の部屋は20畳の広さで、眺望のいい「八嶋」という部屋です。歴史のある「春帆楼」ですが、客室は2007年に改装されているので、どの部屋もきれいで快適です。また通路の一番奥にある角部屋の「環」は、眺望は今一つですが昭和天皇、平成天皇夫妻が宿泊した事のある貴賓室です。またこの部屋は「春帆楼」で唯一のベッドの部屋でもあります。
写真:Happy ブンブン
地図を見る楽しみな夕食までの時間はこの広縁からの景色を楽しんで下さい。海峡の向うは九州という事で、何となくテンションも上がると思います。海峡は小さな船から大きなタンカーまで色々な船が行き来するので、飽きる事がありません。
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地図を見る広縁にある机の上にそっと置かれた紙には、関門海峡を通る大型船のスケジュールが書かれています。この紙を見れば大型船の通過する時間が分かるだけでなく、その船の大きさや、国籍まで知ることが出来る内容になっているので、より一層海峡の景色を楽しめます。
美味しい料理を食べてもらうだけでなく、気持ちよく滞在を楽しんでほしいという、初代女将から受け継いで来た「おもてなしの心」は、こんなところにも表れています。
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地図を見るふぐ料理公許第一号の店ですので、ふぐのフルコースは内容をご存知の方も多いのでしょう。ここでは、下関の食材を使い中国の宮廷料理「満漢全席」にならって、「満漢」ならぬ下関の関を取って「満関善席」と名付けられた、「春帆楼」でも最高クラスの料理を紹介します。
まずは下関ではふぐと共に知られている鯨です。オバイケ酢味噌、鯨ベーコン、さえずり、百尋、鹿の子、尾の身と6種類の鯨の部位の味比べです。
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地図を見るきれいな有田焼の器に盛られたふぐ料理公許第一号「春帆楼」のふぐ薄造りです。華麗な盛り付けは、味だけではなく、目でも味わうふぐ料理の醍醐味と言えます。主役のふぐはもちろんですが、脇役のシャキシャキとした食感の極細の葱や、ふぐの旨味をいっそう引き立てるポン酢にも拘っています。
写真:Happy ブンブン
地図を見るふぐのフルコースではお造りはふぐの薄造りだけですが「満関善席」では、下関の地元のお造りもいただけます。この日は美味で姿形も美しいな魚としても知られているあこう(キジハタ)、鮎魚女、そして下関の食材である雲丹の3種類です。しかもこれで一人前とボリュームもたっぷりで大満足です。
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地図を見る焼き物は、山口県産和牛サイコロ、鮑肝焼き、鮎魚女味噌焼きです。和牛は下関市内で肥育した格付けの高い黒毛和牛で「満関善席」には欠かせない食材の一つです。この他にも漁獲量が限られてている為、滅多に食べられない貴重な食材の団扇海老の酒蒸しや穴子梅香揚げ、季節の野菜天などの揚物もいただけます。
またこの「満関善席」プランには特典として、山口県の銘酒「獺祭」が一人に一杯サービスされています。
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地図を見るご飯は季節の炊き込み御飯をいただきます。写真はお茶碗に盛られていますが、部屋に運ばれて来るのは、土鍋のまま炊き立てを運んでくれます。この日は蛸とサザエの食感のいい具材です。そして横の味噌汁の具は贅沢にも大きなふぐの身です。最後はふぐ料理公許第一号「春帆楼」のふぐで「満関善席」の料理を締めます。
写真:Happy ブンブン
地図を見る朝食は体に優しい和食を部屋もしくは個室でいただきます。個室も関門海峡に面しているので、景色を楽しみながらいただけます。魚の煮付け(いとより鯛)を中心とした朝食は少しずつですがたくさんの品数が並びます。
「春帆楼」は観光の拠点にも最適です。隣接する「日清講和記念館」や、すぐ隣の「赤間神宮」の他にも「巌流島」や「唐戸市場」も近くにあります。関門海峡を渡れば、「門司港レトロ」の街並みも楽しめます。
ふぐと言えば下関というのは有名ですが、ふぐがどのようにして食されるようになったかという歴史を知る人は少ないと思います。ふぐの歴史はまさに「春帆楼」と歩んできたと言っても過言ではありません。ふぐ料理公許第一号の「春帆楼」で匠の技と最高の味を知ってください。
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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