絶景をお供にお茶&和菓子をパクッ!熊本県「水前寺成趣園」

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絶景をお供にお茶&和菓子をパクッ!熊本県「水前寺成趣園」

絶景をお供にお茶&和菓子をパクッ!熊本県「水前寺成趣園」

更新日:2018/05/22 14:31

かのえ かなのプロフィール写真 かのえ かな 全国鉄道旅ただいま実行中、駅舎愛好家、マンホール愛好家

江戸時代の頃から熊本の人に愛されてきた、水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)。熊本地震によって一時的に名物の湧水が干上がってしまいましたが、地元の方々の力によって復活。現在は、熊本城と共に震災復興のシンボルとして注目されています。

広大な日本庭園はフォトジェニックのオンパレード。美味しいお茶と和菓子もおすすめです。そんな水前寺成趣園の見どころをご案内します。

最初からクライマックス!水前寺成趣園の入口に広がる絶景

最初からクライマックス!水前寺成趣園の入口に広がる絶景

写真:かのえ かな

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水前寺成趣園には「北入口」と「正門入口」と2つの入口がありますが、正門入口から入場するのが断然おすすめ。なぜなら、ここから見る庭園は絶景中の絶景だからです。

水前寺成趣園の日本庭園は江戸時代に整備された「東海道五十三次」をモチーフにしており、正門入口からはその様子がよく分かります。

右手にある小高い丘は富士山、その手前にある池は箱根の芦ノ湖を表現。その間にある築山や木々は、大名行列で苦労して通った箱根の峠を想像させます。「最初からクライマックス」と言わんばかりのインパクトなので、ここでの撮影は外せません。

最初からクライマックス!水前寺成趣園の入口に広がる絶景

写真:かのえ かな

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続いて左手にある石橋を渡りましょう。水前寺成趣園の見どころのひとつである、阿蘇の伏流による湧水がよく見えます。

最初からクライマックス!水前寺成趣園の入口に広がる絶景

写真:かのえ かな

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この湧水がなかったら水前寺成趣園は存在しなかったと言っても過言ではありません。水前寺成趣園は、湧水に惚れ込んだ熊本藩主・細川忠利公がここに茶屋を建てたことが始まりとされています。

水前寺成趣園の池を満たす湧水は、阿蘇の水が地下に潜入して流れ出たものです。土壌が不純物をろ過するため、清らかな水となります。

熊本地震が起こった際は、池の水が干上がってしまったのですが、地元の方やボランティアの協力によって湧水を取り戻しました。その水質は、震災前よりも高いものとも言われています。

水前寺成趣園を外周!出水神社と能楽殿を巡る

水前寺成趣園を外周!出水神社と能楽殿を巡る

写真:かのえ かな

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水前寺成趣園には庭園の大枠をぐるりと周る道と、庭園の内側を歩くための「湖畔通り」があります。まずは大枠を周るときの見どころをご紹介しましょう。

最初に見ておきたいのが、石橋を渡った先にある出水神社(いずみじんじゃ)。出水神社は、水前寺成趣園にゆかりがある細川家歴代藩主とガラシャ夫人を祀る神社です。

創建は明治11年。生活の守護神、または学問・産業の神様として多くの信仰を集めています。

水前寺成趣園を外周!出水神社と能楽殿を巡る

写真:かのえ かな

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出水神社の境内には「長寿の水」と呼ばれる湧水があるので、ぜひ飲んでみましょう。「百薬の長」と親しまれているこの水を飲めば、長生きできると言い伝えられています。

水前寺成趣園を外周!出水神社と能楽殿を巡る

写真:かのえ かな

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出水神社を出ると隣には稲荷神社があり、さらに奥へ歩くと細川藤孝公・忠利公の銅像があります。そして、最後に現れるのが、こちらの能楽堂です。

水前寺成趣園の能楽堂は、出水神社とほぼ同じ時期に建てられたと伝えられています。今も熊本の伝統を引き継ぐ上で重要な存在です。

どこを切り取っても絵になる!水前寺成趣園の湖畔通り

どこを切り取っても絵になる!水前寺成趣園の湖畔通り

写真:かのえ かな

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水前寺成趣園は、歩いて楽しむことを目的としてつくられた「回遊式庭園」。その醍醐味を味わうなら、庭園の内側を縫うように広がる「湖畔通り」を歩きましょう。歩を進めるごとに眼前に迫る富士山は見ごたえ十分です。

どこを切り取っても絵になる!水前寺成趣園の湖畔通り

写真:かのえ かな

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池の水がきらめく様子やせせらぎの音も身近に感じられ、まさに都会に佇むオアシス。小さな石橋が連なる様子も美しく、どこを切り取っても絵になります。

どこを切り取っても絵になる!水前寺成趣園の湖畔通り

写真:かのえ かな

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庭師によって見事に剪定された木々や、なめらかなカーブを描く築山も必見。水前寺成趣園の美は水と緑の共演によって作られていると、つくづく感じることができます。

古今伝授の間でお茶と和菓子もを味わおう!

古今伝授の間でお茶と和菓子もを味わおう!

写真:かのえ かな

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湖畔通りを歩いていると、茅葺屋根の建物が目に飛び込んできます。こちらは「古今伝授の間」。約400年前の京都で建てられたものが、大正元年に水前寺成趣園へやってきました。

古今伝授では、お茶と和菓子をいただくことができます。庭園内を歩いた後は、ぜひ立ち寄ってみましょう。

古今伝授の間でお茶と和菓子もを味わおう!

写真:かのえ かな

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古今伝授の間でいただける和菓子は、その日によって異なります。中でも有名なのが、こちらの加勢以多(かせいた)です。

加勢以多は、細川家に伝わる和菓子。徳川幕府に献上したことでも知られています。カリンで作った羊羹を餅粉で作ったおぼろ種でサンドしており、素朴な甘味が後引く美味しさ。表面には細川家の家紋が刻まれています。

お茶が入っている器は、熊本県八代市の伝統工芸である高田焼(こうだやき)。上質なものに囲まれて、贅沢な時間を過ごしましょう。

古今伝授の間でお茶と和菓子もを味わおう!

写真:かのえ かな

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お茶をいただく席は、座敷席(650円)と椅子席(550円)から選べます。座敷席を選べば、足を伸ばしてくつろげますよ。

古今伝授の間から見る景色は特に見晴らしが良く、人気の撮影スポットとなっています。通り抜けだけなら無料でOKとなっているので、お茶しないという人もぜひ見てみてくださいね。

水前寺公園参道商店街の食べ歩きも欠かせない!

水前寺公園参道商店街の食べ歩きも欠かせない!

写真:かのえ かな

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庭園内の散策が終わったら、正門入口前にある「水前寺公園参道商店街」をブラブラしてみましょう。おみやげ屋や飲食店が立ち並び、活気にあふれています。「まだまだお腹に余裕がある!」という人におすすめしたいのが、食べ歩きです。

水前寺公園参道商店街の食べ歩きも欠かせない!

写真:かのえ かな

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食べ歩きの定番が「はやしのいきなり団子」。モチモチプルプルの皮の中に甘味たっぷりのサツマイモとつぶあんがギッシリ!しかもサツマイモは、契約農家が作った市場に出回らない品種を使用するといったこだわりっぷりです。

熊本県内にはいきなり団子を販売するメーカーはたくさんありますが、はやしのいきなり団子が買えるお店は水前寺公園参道商店街にしかありません。これも良いものを作るには数の限りがあるという、こだわりから来ています。

まずは1つ食べてみて、気に入ったらお土産に買って帰っても良いですね。

動画:かのえ かな

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水前寺成趣園の散策の所要時間は40〜50分ほどです。古今伝授の間でお茶を飲んだり、参道商店街をブラブラする場合は、さらに20〜30分ほどかかると見込んでおきましょう。

熊本城からは市電を使えば約20分でアクセスできます。熊本市内観光でぜひ立ち寄ってみてくださいね。水前寺成趣園の魅力を集めた動画もぜひご覧ください!

水前寺成趣園の基本情報

住所:熊本市中央区水前寺公園8-1
電話:096-383-0074
アクセス:熊本市電(A系統健軍町行き)水前寺公園から徒歩約4分
利用料金:高校生以上400円、小・中学生200円
営業日:
3〜10月 7時30分〜18時00分(入園17時30分)
11〜2月 8時30分〜17時00分(入園16時30分)

2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/04/09 訪問

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