「たじま高原植物園」…樹齢千年のマザーツリーは 神秘の森のパワースポット

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万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ アマチュア写真家

明石の海や淡路島など観光スポットがいくつもある兵庫県。それらを抑えて地元新聞社が観光百選の1位に選んだのが湿原の瀞川平です。
そこにある「たじま高原植物園」はまさに癒しの森。原生林の森には映画に出てくるような樹齢千年を超える大樹が立ち、清らかな水が滾々と湧き出ます。さらにここは高度や緯度など様々な植物が育つ条件がクロスオーバーする稀な土地。さわやかな空気と光に導かれ生命はぐくむパワースポットへ。

地元に詳しい新聞社が「1位」に選出した植物園

地元に詳しい新聞社が「1位」に選出した植物園

写真:万葉 りえ

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神戸だけでなく有馬温泉や姫路城などたくさんの有名観光スポットがある兵庫県。自然の風景だけを選んでも瀬戸内海や淡路島などいくつも見所があります。しかし、かつて地元の情報に詳しい新聞社などが協力して兵庫県観光百選の1位に選んだのは別の場所でした。それが瀞川平(とろかわたいら)という樹木豊かな湿原です。

生命の宝庫ともいえる貴重な自然条件

生命の宝庫ともいえる貴重な自然条件

写真:万葉 りえ

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瀞川平があるのは氷ノ山の国定公園の中。そこに今回ご紹介する「たじま高原植物園」があります。
ここは標高が660メートルあり、それは平地で育つ植物の上限で、高山植物にとっては下限の高さ。さらに緯度で見ると南方の植物の北限で、北方植物の南限にもなっています。そのため植物だけでも2000以上が自生している、日本でも有数の植生豊かな植物園なのです。

生命の宝庫ともいえる貴重な自然条件

写真:万葉 りえ

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瀞川平に来ただけでも市街地より涼しさを感じていただけますが、このように湿原をめぐる水の冷たさを実感できる場所も用意されています。

この園に来たなら、まずはマザーツリーといわれる 和池の大カツラへ

この園に来たなら、まずはマザーツリーといわれる 和池の大カツラへ

写真:万葉 りえ

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植物園の入り口であるセンターハウスから入ったら、まずは「水辺の小道」を進んでいきましょう。せせらぎ沿いに奥へと進むうちに、次第に木々の重なりが濃くなっていきます。そして、その先に立っているのが、樹齢千年を超えるという「和池の大カツラ」です。

今も瀞川山からの水をよんでこの湿原を守り、園内の命を育んでいるマザーツリー。幹回りは16メートルにもなり高さは38メートル。写真をご覧になっただけでもこの木の神秘的なたたずまいを感じていただけるのではないでしょうか。

この園に来たなら、まずはマザーツリーといわれる 和池の大カツラへ

写真:万葉 りえ

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大樹を見上げて遙かな時間の流れを体感したら、次は大きく広がった幹の根元を見てみましょう。そこには、まるでこの大樹から湧き出ているかのような清水の流れを見ることができます。

千年の長きにわたり、養分を吸い上げては落ち葉にしてほかの植物たちに養分を分け与えてきた大カツラ。その営みこそがこの森を育て、マザーツリーと呼ばれパワースポットともいわれる由縁。日量は約5千トンもあり、水温は年間を通して約9℃となっています。軟度24の柔らかな口当たりは平成の名水百選にも選ばれているので、ぜひ木の傍で味わってみてください。

生き物たちの命が輝く夏

生き物たちの命が輝く夏

写真:万葉 りえ

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マザーツリーから巡る水は湿原を作り、さまざまな植物たちを潤し育てます。さらにその環境で生活している生き物まで考えると、ここは生命の宝庫と言えるでしょう。特に夏は蝶やトンボなどの命が煌めくさまをいくつも見ることができます。

生き物たちの命が輝く夏

写真:万葉 りえ

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広い園内でゆるやかなアップダウンのある小道を巡れば、森だけでなくこんな避暑地の景観も待っています。園内で咲く花もカタクリの咲く4月ごろから紅葉の季節まで様々。

生き物たちの命が輝く夏

写真:万葉 りえ

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夏には珍しいレンゲショウマも木立の下で可憐な姿を見せてくれます。

レストランもお勧めの植物園

レストランもお勧めの植物園

写真:万葉 りえ

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センターハウスにあるレストランには、但馬牛や八鹿豚など地元の食材を使った料理メニューが並び、千年水を使った名水コーヒーも人気です。
園内を巡ればお腹が減っていることでしょう、美味しい空気の中で美味しい料理も楽しんでください。

レストランもお勧めの植物園

写真:万葉 りえ

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播但自動車道などを使って美味しい魚介類が豊富な日本海側へもアクセスしやすい場所にある、癒しの森「たじま高原植物園」。
湯村温泉や城崎温泉、風光明媚な日本海の風景と合わせて楽しんで廻ってください。

たじま高原植物園の基本情報

住所:兵庫県美方郡香美町村岡和池709
電話番号:0796-96-1187
アクセス:マイカーの場合 八鹿氷ノ山ICからR9を鳥取方面へ
特急バスの場合 大阪阪急三番街または神戸三ノ宮より湯村温泉行特急バスでハチ北口下車→タクシー

※冬季は限定の開園になります

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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