箱根「成川美術館」なんと日本を代表する絶景が見える美術館

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箱根「成川美術館」なんと日本を代表する絶景が見える美術館

箱根「成川美術館」なんと日本を代表する絶景が見える美術館

更新日:2018/06/01 15:18

泉 よしかのプロフィール写真 泉 よしか 女子目線温泉ライター、キッザニアマニア

箱根の芦ノ湖のほとり、箱根海賊船が発着する元箱根港の目の前に建つ「成川美術館」は、日本画専門の美術館です。でも日本画は難しそうと感じて、入らなかったらもったいない。

展望ラウンジからの眺望はまさに絶景、さらに館内の作品はどれも撮影OK。日本画と一口に言っても、さまざまな作風の作品があることにも驚かされます。

日本画専門の「成川美術館」

日本画専門の「成川美術館」

写真:泉 よしか

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芦ノ湖湖畔の成川美術館はアートスポットの多い箱根でも特にお堅い美術館というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

その一つ目の理由はここが「日本画」専門の美術館であるから。古くさい、あるいはよくわからないからハードルが高い、多くの人はそう感じているかもしれません。

また二つ目の理由は恐らく門構えの立派さにあるのでは。もともと美術に造詣が深く、日本画に興味のある人でないと楽しめないという先入観を持っていたら、ここからなかなか踏み込めない気持ちはわかります。

日本画専門の「成川美術館」

写真:泉 よしか

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しかし、それはとてももったいない。実は成川美術館は、ひごろ美術に親しんでいない方にこそ、気軽に立ち寄ってほしい美術館なのです。

美術館は眺めの良い高台にありますが、屋外エスカレーターを乗り継いで玄関まで登ることができますので、ご安心ください。

日本画専門の「成川美術館」

写真:泉 よしか

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日本画で使用する画材は、天然の石を砕いて作る岩絵具や膠(にかわ)など。金銀プラチナといった貴金属を使用することもあります。西洋の水彩画のような色合いとは異なりますが、豊かな光沢が特徴の一つです。

館長の成川實氏は文化勲章を受賞した山本丘人の描く作品と、ある日銀座の画廊で出会ったことから、日本画の奥深い世界を知り、1988年にこの美術館を創設しました。

当初は400点ほどであった所蔵作品も、今では10倍の4000点に。

展望ラウンジからは芦ノ湖と富士山の絶景が!

展望ラウンジからは芦ノ湖と富士山の絶景が!

提供元:成川美術館

http://www.narukawamuseum.co.jp/地図を見る

さて、最初にご案内するのは成川美術館の展望ラウンジ。

えっ、美術館なのに絵じゃなくていきなり景色ですかと驚くかもしれませんが、ここからの眺望はまさに箱根に来たら見ておくべき絶景。窓枠は額縁のよう、芦ノ湖の大パノラマはまさに一幅の名画がそこにあるかのように感じられるでしょう。

展望ラウンジからは芦ノ湖と富士山の絶景が!

提供元:成川美術館

http://www.narukawamuseum.co.jp/地図を見る

展望ラウンジの隣はティーラウンジ「季節風」。先ほどの絶景が、ティーラウンジではゆっくりお茶を飲みながら楽しめます。窓を正面にした席ならまさに名画を独り占め気分。

しかも窓の景色は絵と違い、流れる雲や行き来する船が動きを見せてくれるため、いつまでも見飽きないと評判です。

実はこのティーラウンジの窓のすぐ横には、NHKの全国ネット用お天気カメラが設置されているのです。もし成川美術館からの眺望に見覚えがあると思われたら、テレビでご覧になったのかもしれません。

芦ノ湖と富士山と朱塗りの鳥居を一望するこの絶景を、NHKは日本を代表する景色の一つと考え、カメラの設置を決めたそうですよ。

成川美術館には常設展示が無い?

成川美術館には常設展示が無い?

写真:泉 よしか

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それでは美術館の展示を見ていきましょう。成川美術館には絵画の常設展示というものはありません。年に4回ほど展示替えが行われます。

展示品は大型の作品が多いのが特徴。またローテーションが決まっているわけではないので、展示替えの度に新しい作品と出会うことができると、リピーターのお客様にも喜ばれています。

特に2018年は開館30周年記念として特別展「戦後日本画の山脈」を開催。名だたる作品を鑑賞するチャンスです。

・正面の作品は木村 圭吾「金青の海面」

成川美術館には常設展示が無い?

写真:泉 よしか

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いかにも日本画といった風景や人物画だけでなく、まるで絵本の挿絵のようなふんわりと温かな色彩の絵画もあります。これも日本画ですか?と驚かれるのでは。

・作品は齋 正機「黄バラ物語」

成川美術館には常設展示が無い?

写真:泉 よしか

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かと思えばモダンでスタイリッシュな絵画も。若い画家の作品を含め、さまざまなタイプの日本画が展示されているため、日本画は難しいと思っていた方でも心惹かれる作品が見つかるかもしれません。

・作品は上野 泰郎「いつの日も」

成川美術館は写真撮影できる、SNS投稿もOK

成川美術館は写真撮影できる、SNS投稿もOK

写真:泉 よしか

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もうひとつ成川美術館の意外な点は、館内の全ての作品が写真撮影可能だということ。フラッシュの使用は不可ですが、ほかのお客さんの迷惑にならない範囲であれば、気に入った絵画を撮影してコレクションしたり、絵画を背景に自撮りしてSNSにアップしたりという楽しみ方もできちゃいます。

・正面の作品は山 辰雄「月」

成川美術館は写真撮影できる、SNS投稿もOK

写真:泉 よしか

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年に4回作品をまるまる入れ替える成川美術館ですが、平山 郁夫「ガンジスの夕」、東山 魁夷「泉」、加山 又造「猫」、山本 丘人「地上風韻」といった代表的な作品はいずれかが常に展示されています。

もちろんこれらの有名作品をご自身で撮影することも可能です。

・作品は平山 郁夫「ガンジスの夕」

中国の秘宝やガラス作品、万華鏡も注目!

中国の秘宝やガラス作品、万華鏡も注目!

写真:泉 よしか

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「成川美術館」には日本画のほかにも注目したい展示品があります。こちらは中国の秘宝展示。翡翠や象牙、鶏血石を使い彫り上げた芸術品ばかり。どれも貴重な作品です。

中国の秘宝やガラス作品、万華鏡も注目!

写真:泉 よしか

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また、展望ラウンジにはガラス作家の石井康治氏の作品コーナーや、万華鏡展示コーナーがあります。

センサーで自動的に回る万華鏡は、何故か海外からのお客さんにも大人気。スマホを使って動画撮影される方も多いのだとか。

ですから成川美術館は決して難しくお堅い美術館ではないのです。日本画を知らなくても、たまたま絶景カフェを目的に入館して、心に響く作品に出会えることもある、そんな場所なのです。

成川美術館の基本情報

住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根570番
電話番号:0460-83-6828
開館時間:9:00〜17:00
休館日:無休
アクセス:箱根観光船「元箱根港」またはバス「元箱根港」下車すぐ

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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