東京スカイツリーの氏神様!東京・墨田「牛嶋神社」

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東京スカイツリーの氏神様!東京・墨田「牛嶋神社」

東京スカイツリーの氏神様!東京・墨田「牛嶋神社」

更新日:2018/06/13 20:54

井伊 たびをのプロフィール写真 井伊 たびを 社寺ナビゲーター、狛犬愛好家

東京スカイツリーを眺めながら、隅田公園内にある「牛嶋神社」を訪ねてみよう!心身の健康を祈願できる「撫牛(なでうし)」や、全国的にも珍しい「三輪鳥居(みわのとりい)」など見所がたくさんある。また、個性豊かな「狛犬」4対、珍しい「狛牛?」1対という狛犬愛好家にとって外せない神社でもある。参拝後、緑豊かな公園に佇み、見あげる東京スカイツリーを愉しむもよし、近くの浅草界隈を散策するのもオススメプランだ。

東都屈指の“総桧権現造り”の社殿

東都屈指の“総桧権現造り”の社殿

写真:井伊 たびを

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都営浅草線「本所吾妻橋駅」下車。A3出口より地上に出れば「三ツ目通り」である。その通りに沿って北へ1〜2分歩めば、「源森橋(げんもりばし)」を見つける。特に天気のいい日には、その橋の欄干にカメラの林ができる。そのカメラマンのお目当ては、右手奥にそびえたつ迫力満点の東京スカイツリーだ。ここは東武スカイツリーラインとスカイツリーのツーショットが撮れる、人気ある撮影ポイントのひとつである。

東京スカイツリーを右手に見ながら、北十間川に架かる「源森橋」を渡り切れば、左手の森が「隅田公園」。公園内を進み行けば、その北端に東都屈指といわれる“総桧権現造りの社殿”を有する「牛嶋神社」がある。

東都屈指の“総桧権現造り”の社殿

写真:井伊 たびを

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拝殿前には袖鳥居のついた立派な「三輪鳥居(みわのとりい)」がある。このような三つの鳥居が一体化している鳥居は、全国的にみても珍しいものである。当社には三柱の神様をお祀りしているからだとする説もある。

その神々とは、須佐之男命(すさのおのみこと)、天之穂日命(あめのほひのみこと)、貞辰親王命(さだときしんのうのみこと)である。当社は、旧社格にて「郷社」に列せられる、860年(貞観2年)創建の古社。今もなお、その権威を存続できているのは、その聖域へ誘う「三輪鳥居」の美しくて、圧倒的な存在感のせいだろう。

東都屈指の“総桧権現造り”の社殿

写真:井伊 たびを

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荘厳にして風格がある社殿。その拝殿を見上げれば、細部まで精密に彫り込まれた彫刻に目を奪われる。ひとつひとつ眺めていると、まるで生命を宿した生き物たちが蠢いているようだ。

神社の方にお許しを得て、ぜひ内陣へも足を進めたいものだ。迫力のある獅子頭など、鑑賞しておきたいものがたくさんある。畳敷でゆっくりとお参りしてはいかがだろう?

“撫牛”は心の病まで治してくれる!

“撫牛”は心の病まで治してくれる!

写真:井伊 たびを

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自分の悪い部分をなで、牛の同じところをなでると、その病が治るという“撫牛(なでうし)”。当社の撫牛は体だけでなく、心の病も治る御利益があると信じられている。また、子どもが生まれたとき、よだれかけを奉納し、これを子どもにかけると、健康に成長するという言い伝えもある。

以前は、牛型の自然石だったが、1825年(文政8年)この撫牛が奉納され、以来200年近く多くの人々に撫でられ愛されている。昭和初期に活躍した小説家・堀辰雄もその著書『幼年時代』に「私はそのどこかメランコリックな目ざしをした牛が大へん好きだった。」と書き残している。墨田区登録文化財である。

“撫牛”は心の病まで治してくれる!

写真:井伊 たびを

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社殿前には「狛犬」ならぬ「狛牛?」が左右一対いる。精悍な顔つきで、神様をしっかり護っている。筋肉の盛り上がりや生き生きとした表情がとてもリアルである。こちらの石像を眺めていると、牛の独特の鼻息が聞こえてきそうだ。

牛の石像が奉納されているのは、かつてこの辺りがのどかな牛の牧場だったからだ。当社が古代から牛とのかかわりが深かった証しでもある。

はじめに迎えてくれる頼もしい狛犬

はじめに迎えてくれる頼もしい狛犬

写真:井伊 たびを

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境内に入ると最初に目に入る大きな狛犬。関東大震災で焼けた社殿を、新たに建てた折に奉納されたもの。1932年(昭和7年)の制作である。尻尾に特徴がある。

はじめに迎えてくれる頼もしい狛犬

写真:井伊 たびを

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太い脚、ガッシリとした体つき。頼もしい限りだ。見上げる位置にいるからか、実に威風堂々とした姿だ。

はじめに迎えてくれる頼もしい狛犬

写真:井伊 たびを

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東京スカイツリーを見上げている狛犬!?まるでスカイツリー建設を知っていたかのようだ。偶然のなせる技につい微笑んでしまうだろう。

狛犬愛好家は垂涎必至!

狛犬愛好家は垂涎必至!

写真:井伊 たびを

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獅子山の狛犬親子。リアルな躍動感。千尋の谷を這い上る子供。それを見守り励ます親。子を思う親の愛情あふれる眼ざしが、観る人に物語を紡がせる。

狛犬愛好家は垂涎必至!

写真:井伊 たびを

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1811年(文化8年)奉納された狛犬。頭に宝珠(ほうじゅ)をのせて、200年ここにいる。

狛犬越しに見るスカイツリーも見所のひとつ

狛犬越しに見るスカイツリーも見所のひとつ

写真:井伊 たびを

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まるでお相撲さんが仕切りをしているようだ。享保年間(1716〜1736年)の作。およそ300年間、仕切りっ放しである。ついお疲れさま!といいたくなる。

狛犬越しに見るスカイツリーも見所のひとつ

写真:井伊 たびを

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見あげる愛くるしい眼ざし。300年前に制作した石工の優しい人柄が、滲み出ている。どことなく可愛がっているペット犬のようで、去りがたく思う狛犬である。

狛犬越しに見るスカイツリーも見所のひとつ

写真:井伊 たびを

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当社は「東京スカイツリー」の氏神様として、建立時の神事を奉仕された。狛犬越しに見るスカイツリーも見所のひとつである。

牛嶋神社の基本情報

住所:東京都墨田区向島1-4-5
電話番号:03-3622-0973
アクセス:都営浅草線「本所吾妻橋駅」より徒歩3分。あるいは、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」より徒歩3分

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/20 訪問

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