写真:やま かづ
地図を見る中国・四川省の臥龍や雅安などには、パンダの保護・繁殖・育成を目的とした施設がありますが、都江堰の「中国パンダ保護研究センター都江堰基地」もその一つで、別名「熊猫楽園(Panda Ark)」と呼ばれています。
地名の「都江堰」は、紀元前につくられた大規模な水利施設を意味し、この古代の灌漑工事が、後に成都に大きな繁栄をもたらしました。
さらに、2000年には、あたり一帯の風光明媚な青城山と都江堰の水利施設がユネスコ世界文化遺産に登録され、四川省屈指の観光地となりました。
写真:やま かづ
地図を見る「中国パンダ保護研究センター都江堰基地」は約50ヘクタール(東京ドーム約10個分)の広大な敷地で、その中で約30頭のパンダたちがゆったりと生活をしています。
園内は蝶泉園、臨澤園など、大きく4つのパンダ園に分けられています。そして、厨房、病院などのパンダのための施設のほかに、教育・研究、カフェなどの来場者のための施設も整備されています。
写真:やま かづ
地図を見る敷地内は、各施設やパンダ園をつなぐ遊歩道が整備されています。入場した人たちは、竹林が生い茂る小道や小川のせせらぎが聞こえる沢沿いを散策しながら、パンダたちの楽園を目指します。
しかし、敷地内は起伏が激しいので、観光自動車(有料)に乗ることもできますよ。もちろん、環境に配慮した電気自動車で、乗降場所は主要なスポットにあります。
写真:やま かづ
地図を見る大人になったパンダは縄張り意識が強いため、独立したエリアを与えられます。
誰からもじゃまされることなく、ゆったりとした環境で大好きな笹をほおばっています。
ほら、耳を澄ませば、むしゃむしゃという音が聞こえてきますよ。
写真:やま かづ
地図を見る実はパンダは木登りが大の得意です。そして、幹や枝に引っかかるようにして眠ります。
パンダがいないなと思ったら、ぜひ木を見上げてください。白黒のモフモフがこちらを見つめているかもしれませんね。
写真:やま かづ
地図を見るお母さんパンダの真似をして笹を口に運んでみる子供パンダ。でも、まだ食べられません。遊んでいるだけです。
動きはとっても活発で、見ているだけで癒されますね。
写真:やま かづ
地図を見るこの「中国パンダ保護研究センター都江堰基地」では、パンダの世話ができる「パンダボランティア体験」プログラムが用意されています。
栄養満点なパンダの食事であるバンブーケーキをつくったり、エサをあげたり、パンダ舎の掃除をしたりと、パンダ好きにはたまらない夢のような時間を過ごすことができます。
さらに、希望者は子供パンダとツーショット写真を撮ることもできるんです。
いずれのプログラムも有料で予約が必要です。また、参加するためには所定の健康診断書の提出が義務づけられています。
「パンダボランティア体験」はパンダ保護のためのプログラムのため、活動内容を写真掲載することが認められていません。詳細は直接施設にお問い合わせください。
上野のシャンシャンよりも、もっと近くに感じることができる都江堰基地のパンダたちが、あなたを待っていますよ〜。
●開園時間 8:30〜16:30
(但し、夏季において気温が高くなる場合、11:30に閉園することがあります)
●入場料 58元(約1,050円)
●アクセス
1)成都地下鉄2号線「茶店子客運」駅下車
2)「茶店子バスターミナル」から「都江堰客運」行きのバスに乗って終点で下車(約1時間30分)料金17元(約300円)
3)「都江堰バスターミナル」から路線バス102路「街子古鎮」行きに乗って「熊猫疾腔中心(熊猫楽園)」下車(約40分)料金2元(約35円)
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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