アマギシャクナゲが待っている!百名山・静岡天城山のシャクナゲルート

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アマギシャクナゲが待っている!百名山・静岡天城山のシャクナゲルート

アマギシャクナゲが待っている!百名山・静岡天城山のシャクナゲルート

更新日:2018/06/01 15:20

佐久田 隆司のプロフィール写真 佐久田 隆司 トレッキングハンター、ネイチャーカメラマン

静岡県の天城山は深田久弥の選出した日本百名山の一つ!万二郎岳、万三郎岳などの山塊を総称して「天城山」と呼んでいます。例年5月中旬から6月上旬までは、固有品種の「アマギシャクナゲ」が咲き誇る季節!同時にトウゴクミツバツツジやアセビなどの饗宴を眺めに、多くの登山者や観光客が訪れます。天城山の標高1000m以上を周回する「シャクナゲルート」なら、きっと生涯記憶に残る思い出になるでしょう。
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日本百名山「天城山」をその足で確かめる「シャクナゲルート」

日本百名山「天城山」をその足で確かめる「シャクナゲルート」

写真:佐久田 隆司

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明治時代の登山家で作家の深田久弥が書き下ろした「日本百名山」には、静岡県「天城山」が選定されています。天城山は最高峰の万三郎岳と万二郎岳などの総称で、標高1000m以上を行くシャクナゲコースは、例年の5月中旬から6月初旬にかけて多くの登山客でにぎわいます。

万二郎岳・万三郎岳山頂を周回するシャクナゲコースだけでなく、万三郎岳山頂への往復だけなら初心者で十分楽しめるようになっていて、トウゴクミツバツツジも同時期に開花するので、新緑とあわせて彩豊かな楽しみがあります。

シャクナゲルートは万三郎岳山頂まで、「天城縦走路」をトレースします。

日本百名山「天城山」をその足で確かめる「シャクナゲルート」

写真:佐久田 隆司

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シャクナゲルートは時計回りと反時計回りがありますが、時計回りなら途中でリタイヤしたくなっても、下山ルートが穏やかなのでお勧めです。おおむね石が多めな登山道ながら、なんとか初心者でも踏破できるレベルです。

日本百名山「天城山」をその足で確かめる「シャクナゲルート」

写真:佐久田 隆司

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ルートの端々に「ヒメシャラ」の大木が出現します。表皮が非常に薄く、手のひらで幹を触ると夏場でもひんやりした感触が得られるでしょう。本来はこのような大木になりにくいヒメシャラですが、天城山は江戸時代の天領(幕府直轄の領地)だったために、森林が伐採されることなく、豊かな自然がそのままに残されています。

固有品種「アマギシャクナゲ」!さらにトウゴクミツバツツジやアセビなども開花

固有品種「アマギシャクナゲ」!さらにトウゴクミツバツツジやアセビなども開花

写真:佐久田 隆司

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天城山では一般的なシャクナゲより、花弁が若干ピンクっぽいのが特徴です。万三郎岳山頂直下には多くのアマギシャクナゲが自生しています。石楠立の道標が現れだしたら待ちに待った主役の登場です。

固有品種「アマギシャクナゲ」!さらにトウゴクミツバツツジやアセビなども開花

写真:佐久田 隆司

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トウゴクミツバツツジも天城山で楽しめますが、シャクナゲより開花時期が若干早いので、双方を同時に楽しむには例年5月中旬から5月下旬までがいいでしょう。早すぎてもシャクナゲの開花が追い付かず、遅いとシャクナゲしか楽しめません。出かけるときの開花状況を調べてから出かけることをお勧めします。

固有品種「アマギシャクナゲ」!さらにトウゴクミツバツツジやアセビなども開花

写真:佐久田 隆司

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さらに早めなら、馬酔木(あせび)が枝をルート上に伸ばす「アセビのトンネル」も楽しめます。アセビの若葉は春なのに紅葉したように褐色化し、彩を添えてくれます。

展望は万二郎岳で!端々に伊豆の山々が眺められる

展望は万二郎岳で!端々に伊豆の山々が眺められる

写真:佐久田 隆司

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万二郎岳1,29mは時計回りで最初に到着する山頂!なだらかで広い山頂はベンチなどもあって休憩にも最適。天候が良ければ伊豆の山々が眺められる絶好の場所です。

展望は万二郎岳で!端々に伊豆の山々が眺められる

写真:佐久田 隆司

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伊豆の山々は山頂が穏やかな形状をしていて、ツツジやシャクナゲの時期なら、山腹に淡いピンクや白の色彩が混じることも・・・。

※写真は万二郎岳からの展望

展望は万二郎岳で!端々に伊豆の山々が眺められる

写真:佐久田 隆司

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万三郎岳1,406mは天城山の最高峰!残念ながら山頂からの展望は望めませんが、山頂直下に多少展望が広がるところがあります。この時期はルートにせり出すツツジやアマギシャクナゲなどのお花が間近に楽しめるスポット!あとは下りだけですから、気持ち良い風を受けながら花を愛でましょう。

下りは慎重に!初心者は折り返して。シャクナゲコースを動画で紹介

下りは慎重に!初心者は折り返して。シャクナゲコースを動画で紹介

写真:佐久田 隆司

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シャクナゲコースは万三郎岳からさらに先に進みますが、ここからのルートは少し険しくなります。初心者は万三郎岳から同じ道を折り返すのがいいでしょう。シャクナゲコースはおおむね5時間以上。万三郎岳の折り返しで、約4時間の行程になります。

下りは慎重に!初心者は折り返して。シャクナゲコースを動画で紹介

写真:佐久田 隆司

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新緑の季節はお花だけが楽しみではありません。天城山の植生は独特なものが多く、ブナの原生林など見所いっぱいです。

※万次郎岳下分岐の道標 シャクナゲコースは再び天城ゴルフ場を目指し、折り返すならここで。

動画:佐久田 隆司

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ここでは天城山シャクナゲコースの様子を1分の動画に収めています。ぜひご覧ください。

アクセスはJR伊東駅から。車なら天城高原ゴルフ場を目指して

アクセスはJR伊東駅から。車なら天城高原ゴルフ場を目指して

写真:佐久田 隆司

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JR伊東線の伊東駅から、天城東急リゾートシャトルバスが出ています。本数は少ない物の、シャトルバスとしては大型の車両を使い登山客も運んでくれます。満車の場合の増便はありませんから、時間に余裕を持った計画をしましょう。

バス停は伊東駅の3番乗り場から。ほかの乗り合いバスと同じバス停から発着し、ICカードは使えません。料金は片道¥1000で天城ゴルフ場で下車します。買い物はJR伊東駅周辺のコンビニで済ませてください。

※ルートの詳細は関連MEMOのヤマレコをご参照ください。

アクセスはJR伊東駅から。車なら天城高原ゴルフ場を目指して

写真:佐久田 隆司

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天城ゴルフ場にはハイカー専用の駐車場が無料で用意されています。約50〜60台収容できますが、この季節には満車に近い状態が続久野で、車の方は早めの現地入りをお勧めします。また、ここにトイレが用意されていて、この後シャクナゲコースにはトイレはありません。

自然がそのまま残っている天城山は、シャクナゲコースで周回するのが一番メジャーです。花の季節がずれても自然のすばらしさを感じられますが、やはりシャクナゲやトウゴクミツバツツジの季節に訪れたいものです。ぜひその可憐な花を愛でに出かけてみてはいかがでしょうか?

天城山「シャクナゲコース」の基本情報

住所:静岡県伊豆市菅引638-83(天城ゴルフ場)
電話番号:0558-85-1056
アクセス:JR伊東駅より天城東急リゾート者取りバスで55分 車の場合は天城ゴルフ場

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/16 訪問

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