マルタ・ゴゾ島 オープントップバスで絶景も世界遺産もらくらく周遊

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マルタ・ゴゾ島 オープントップバスで絶景も世界遺産もらくらく周遊

マルタ・ゴゾ島 オープントップバスで絶景も世界遺産もらくらく周遊

更新日:2018/05/31 11:09

竹川 佳須美のプロフィール写真 竹川 佳須美 旅行会社経営

マルタ共和国第二の島ゴゾ島は、美しい海と絶景で人気の島です。観光客であふれる夏だけでなく、一年を通して訪れる人が絶えないのは、春と夏しかないといわれる温暖な気候と治安の良さに加え、先史時代からの遺跡や中世の歴史遺産など、見ごたえのある史跡が多いからでもあります。東西14キロ、南北7キロの小さな島は、周遊バスの利用でマルタ本島からの一日観光も可能です。バスの利用方法やおすすめスポットをご紹介します。

乗り降り自由の周遊観光バス「ホップ・オン・ホップ・オフバス」

乗り降り自由の周遊観光バス「ホップ・オン・ホップ・オフバス」

写真:竹川 佳須美

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ホップ・オン・ホップ・オフバス(Hop on Hop off Bus)とは、主な観光スポットに停車しながら、決められたルートをぐるぐる回っている観光バスのこと。近年、ヨーロッパのあちこちの都市で見かけるようになりました。都市により1日券、2日券などがあり、有効期限内ならどのバスストップでも乗り降り自由とあって、限られた時間しかない観光客に人気です。

複数のバス会社が運行しているため様々な種類の車体がありますが、中には写真のように赤の車体が目を惹くバス(City Sightseeing Gozo)も。チケットは、公式サイトや現地旅行会社、ホテルのツアーデスクなどで事前に購入するか、もしくは乗車時にバスのドライバーから購入します。1日券が18ユーロです(2018年5月現在)。

二階席からの遮るもののない景色

二階席からの遮るもののない景色

写真:竹川 佳須美

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ホップ・オン・ホップ・オフバスの魅力は、乗り降り自由というだけではありません。オープンエアーの二階席からの、通常では見ることのできない高い視点の景色もこのバスの“ウリ”なのです。

二階席からの遮るもののない景色

写真:竹川 佳須美

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ゴゾ島の景観は非常に個性的です。段々と降りていく丘の向こうに真っ青な海、途中にはちみつ色の教会と鐘楼、畑を仕切る、延々と積まれた白い石の壁と、花をつけたリュウゼツランやウチワサボテン。そんな自然と歴史が織りなす絶景を、何にもさえぎられることなく堪能できます。

二階席からの遮るもののない景色

写真:竹川 佳須美

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マルタは秋や春先もそれほど寒くありませんので、ほぼオールシーズン二階席がおススメです。夏の日差しの強い時期も、帽子や日傘やサングラスを装備して、ぜひ二階席にチャレンジしてください。

オーディオガイドには日本語もありますし、フリーWi-Fiが完備されているのもありがたいですね。

降車スポットと滞在時間を決めておこう

降車スポットと滞在時間を決めておこう

写真:竹川 佳須美

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バスは、パープルラインとブルーラインの二つのルートに分かれ、14か所のスポットを二時間かけて周遊しています。交差するポイントでルートを変更しながら乗り降りすることもできます。45分間隔で日に9本、オフシーズンは8本となります。マルタからのフェリーが到着するイムジャール港の始発が9時45分、最終便のイムジャール港着が18時25分(オフシーズンは17時40分)です。

ただし、島の14か所の見どころすべてを見てまわるのは少し忙しいかもしれません。お昼も食べなければいけませんし、お土産も買いたい。そしてヴィクトリアには、ある程度時間を取って歩かなければもったいない、チタデル(城塞)があります。

公式サイトでは、メイン・ストップとして、シュレンディやタ・ピーヌなど6か所をあげていますが、あらかじめ、どうしてもここははずせないというスポットを絞っておくことと、昼食をどこで取るかを決めておくと良いでしょう。関連MEMOにPDFのリーフレットをご紹介しておきますので、ルートマップとタイムテーブルをチェックしておきましょう。

断崖の絶景と世界遺産の神殿

断崖の絶景と世界遺産の神殿

写真:竹川 佳須美

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バスルートの中で、迫力ある海岸線と海の青さを体感するためにも、ドゥエイラははずせません。残念ながらアズール・ウィンドウは2017年3月に崩落してしまいましたが、それでも、ゴゾ特有の薄いオレンジ色の岸壁がが深く削られた岩場は、一見に値します。激しく打ち寄せる波に足元の海岸線が力強くせりあがり、一気に引いていく様に、岩のアーチの崩落も納得がいきます。

断崖の絶景と世界遺産の神殿

写真:竹川 佳須美

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もう一か所絶対はずせないのが、シャーラにあるジュガンティーヤ神殿です。5500年前、新石器時代に建てられたもので、世界遺産「マルタの巨石神殿群」のなかで、一番最初に認定された遺跡です。二つの神殿のうち古いほうは紀元前3600年ごろのものといいますから、イギリスのストーン・ヘンジより更に1000年ほどさかのぼることになります

。巨石を運ぶ車輪も、岩を削る鉄器も無い時代のこと。これだけのものを組み上げた人々の技術力と意思と、そして風と時に耐えて生き延びてきた石の力の両方に、圧倒されます。

中世の大城塞チタデル(チタデッラ)

中世の大城塞チタデル(チタデッラ)

写真:竹川 佳須美

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地中海の要所にあるゴゾ島は、敵の襲撃や海賊の略奪に常にさらされてきました。そんな時に逃げ込む場所であり、攻防の砦でもあった丘の上の要塞は、かやがて城壁で囲われた集落になっていきます。

中世の街は17世紀にオスマントルコが侵攻してくると更に補強され、17世紀末の地震による崩壊後も再建されて、強固な城塞都市に変貌しました。その街並みが当時のまま残るのがチタデルです。

中世の大城塞チタデル(チタデッラ)

写真:竹川 佳須美

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チタデルには、街の正面にそびえる大聖堂(だまし絵で有名)や考古学博物館、往時の住居などが点在していますので、時間調整をしながら見て歩きましょう。時間が無い方も、せめて狭い坂道を登り、城壁の上の堡塁を歩いてみましょう。堡塁はゴゾ島で一番高い場所ですので、360度のパノラマを望むことができます。

中世の大城塞チタデル(チタデッラ)

写真:竹川 佳須美

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マルタ本島からアクセスした場合、イムジャール港を出発するとすぐヴィクトリアに着きますので、チタデルの見学は午前中になるかと思います。けれどもおすすめは、夕方最後の観光にチタデルをとっておくこと。特に陽の傾きの早い時期は、夕陽に照らされた城壁や街並みがことのほか美しいのです。

ただし、夕景を楽しんでいると、ホップ・オン・ホップ・オフバスの最終には間に合いません。その場合は市内循環バスかタクシーを利用して、イムジャール港に戻りましょう。

ホップ・オン・ホップ・オフバスを利用してマイペースにゴゾ島を周遊

ゴゾ島はマルタ本島からの一日観光ツアーもありますが、ホップ・オン・ホップ・オフバスを利用すれば、自分たちのペースで観光ができます。少し忙しいと思われる場合は、他の交通機関もプラスしながら、見どころの多い島を見て歩きましょう。いっそヴィクトリアに一泊して、ライトアップされたチタデルをプラス観光するという選択肢もあり。その場合、別記事で紹介している「ザ・デューク・ブティック・ホテル」がおすすめです。

2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/11/06−2017/11/12 訪問

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