写真:瀧澤 信秋
地図を見る伊勢市駅はJRと近鉄が乗り入れていますが、名古屋や大阪から伊勢へ出向くなら近鉄特急が便利です。名古屋から1時間30分強、大阪(難波)から2時間弱でダイレクトにアクセスできます。本数も多く、伊勢へ行くなら近鉄特急が定番ともいえるでしょう。
大人気の「しまかぜ」はもちろん、2012年にリニューアルされたリゾート特急「伊勢志摩ライナー」は、鮮やかな赤色と黄色の2種類のカラーリングパターンがあり人気です。伊勢神宮の玄関口としては、伊勢市駅より有名なのが宇治山田駅。荘厳とした佇まいに、往時の賑わいをつい想像してしまいます。
また、伊勢だけではなく鳥羽や志摩へもという場合には近鉄が発行している「伊勢・鳥羽・志摩スーパーパスポート“まわりゃんせ”」が便利でお得です。近鉄電車の発駅からフリー区間(松阪〜賢島間)までの往復乗車券と往復特急券に加え、フリー区間(松阪〜賢島間)では特急も含め乗り放題。また、現地のバスや船も乗り放題、そして志摩スペイン村など20の観光施設に入場・入館可能というから最高です。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る進化著しいビジネスホテル業界では、新たなコンセプトを打ち出すホテルブランドも多く誕生していますが、やはり機能性や清潔感の高さ、何より安い料金が魅力の業態です。全国各地へ展開する大手チェーンは知名度が高く人気ですが、近年では地方の小規模チェーンである“ご当地ブランド”に注目が集まっています。全国チェーンでは難しいピンポイントサービスの魅力に加え、ご当地に精通するホテルブランドならではのコンセプトが旅人には魅力的なようです。
東海地区のご当地ホテルといえる「三交イン」。三重交通グループである三交不動産が東海地区を中心に展開しているビジネスホテルチェーンです。新しいブランドなので開業して間もない施設が多く、目下人気のブランド。
三交イン伊勢市駅前も2016年11月開業の新しいホテル。ビジネスホテル+アルファの付加価値が魅力です。伊勢市駅から徒歩2分と至近。周囲に高い建物が少ないのですぐわかるでしょう。また、外宮までは徒歩6分、内宮までバスで15分とお伊勢参りの拠点として利用価値が高いと評判です。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る三交イン伊勢市駅前のロビーにはまくらBARがありゲストに好評です。客室にはスタンダードのまくらがセッティングされていますが、低反発ウレタンや羽根など、好みに合ったまくらをセレクトできます。
また、ビジネスカウンターには、パソコンとプリンターが設置されているので、インターネットの情報を自由にプリントアウトすることができます。ビジネスをはじめ観光のゲストも多く利用しています。ウェルカムドリンク(ホットコーヒー)も嬉しいサービスです(提供時間:午後3時〜午前0時)。
客室は、スタンダードルーム、デラックスルーム、スタンダードツインルーム、ユニバーサルルームとシンプルな構成ですが、内装は和テイストをベースとしたハイセンスな空間に設えてあります。
ベッドはワイドサイズ。羽毛布団が用いられていますので、ロビーのまくらBARでお気に入りのまくらがセレクトできれば快眠間違いなしでしょう。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る三交イン伊勢市駅前には大浴場「光明石温泉 四季乃湯」があります。自然界に存在する天然鉱石のなかで、最もイオン化作用の強いとされる薬石光明石(医薬部外品)を主たる泉源体とする人工温泉。お肌に優しい自然由来成分です。
神経痛・リウマチ・肩のこり・腰痛・痔・冷え症・疲労回復などの諸症状に効果があるといわれています。利用可能時間は、午後4時〜翌午前2時/午前5時〜9時と長めに設定されているのは嬉しいですね。
お伊勢参りにはもちろん、ビジネスにも快適に利用できる三交イン伊勢市駅前。気の利いた利用者目線の嬉しいサービスがたくさん。伊勢市での宿泊にオススメのホテルです。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
瀧澤 信秋
ホテル評論家 旅行作家、JTWO一般社団法人日本旅行作家協会正会員、JALF一般財団法人宿泊施設活性化機構理事、JARC一般社団法人宿泊施設関連協会アドバイザリーボード、Yahoo!ニュース(個人)オ…
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
旅行ガイドを検索!
(2025/2/17更新)
- 広告 -