写真:アシュ 飯田
地図を見る乗鞍岳は5月でも雪が残り、高く聳える雪の回廊は春の風物詩として知られています。そのため登山に適した季節といえるのは7月から11月。8上旬でも写真のように残雪が。この大雪渓を天然のゲレンデにして、スキーを楽しむ方もいます。
写真:アシュ 飯田
地図を見るペンションや山荘の集まる松本市・乗鞍高原からバスで1時間。基本的には標高2702mの畳平が登山のスタート地点になります。ご来光の時間帯のバスは、富士見岳、大黒岳の間にある県境ゲートで降車可能です。
写真:アシュ 飯田
地図を見る言葉が出なくなるほどの絶景とはこのこと。夜がゆっくりと明けていき、冷えた頬に太陽の暖かみを感じる瞬間は本当に幸せです。頬の暖かみと共に、心もじんわり温かくなってくる経験は、中々できない貴重な宝物です。
おすすめの撮影ポイントは富士見岳山頂。朝日が顔を覗かせる瞬間もバッチリ撮影可能です。
写真:アシュ 飯田
地図を見る遠くの山々にうっすら掛かっているもやがとても幻想的。オレンジ色の光が、だんだんと白く輝いてく移り変わりも写真に納めてみましょう。一瞬一瞬、同じ瞬間はないのだと改めて感じます。
写真:アシュ 飯田
地図を見るご来光の見える富士見岳から太陽の上る方角の真後ろに振り返ると、不消ヶ池(きえずがいけ)と呼ばれる大きな池が足下に見えます。まだ氷を残し、池に逆さに映る天文台が美しく風情を感じます。
また、朝日がまだ上りきっていないタイミングでは、摩利支天岳の斜面が赤々と照らされ、まるで燃えているよう。光の当たっている赤い部分と影の部分、そして池のコントラストを写真に切り取ってみてはいかがでしょうか。
写真:アシュ 飯田
地図を見る大雪渓を左手に見つつ、乗鞍岳で一番標高の高い剣ヶ峰にも挑戦してみましょう。なぜなら、そこからしか見られない絶景が待っているから。
剣ヶ峰口から先を見上げると、右から朝日岳、蚕玉岳、剣ヶ峰と3つの山が兄弟のように連なる姿が綺麗に見えます。目指す剣ヶ峰がとても遠く感じますが、ゆっくり登れば必ず辿り着けます!
写真:アシュ 飯田
地図を見る朝日岳を上り始めてから、最初に右手に見えてくるのが五ノ池。山肌の窪みに水が溜まり、小さな五つの池が集まっているように見えます。
この辺りが息も上がり一番きついポイント。美しい山並みを眺めながら、焦らずゆっくり進んで行きましょう。
写真:アシュ 飯田
地図を見る朝日岳の尾根をさらに先に進むと、蚕玉岳の頂上がすぐに現れます。この頂上の右手に見えるのが権現池。不消ヶ池につぐ大きな池になりますが、天空に浮かんでいるようでとても感動の光景が見られます。
さあ、山頂まであと少し!感動の景色を見られることを楽しみに、足を出していきましょう。
写真:アシュ 飯田
地図を見る2700mの畳平から登ること高低差300m以上。2つの山を越え、約1時間半の登山を制した者のみに与えられるご褒美が、何ものにも代え難い山頂からの景色です。
標高3000m級の山なので酸素も薄く、10歩ほど登るだけで息が切れてしまうほど厳しい環境なので、登頂した時の感動もひとしお。360°開けているので、どの景色を切り取ってもフォトジェニックな写真が撮れますよ。
写真:アシュ 飯田
地図を見る頂上には乗鞍本宮の本殿が鎮座しています。小さい祠があるので、ここまで無事に登頂できたことを、神様に感謝。
アクセス:
マイカーの場合 中央自動車道で岡谷JCTから長野自動車道へ入り松本ICで降りる→国道158号線で上高地方面へ→前川渡大橋を左折して乗鞍高原へ→松本ICより約1時間。
電車の場合 東京方面からは特急あずさを利用・名古屋方面からは特急しなのを利用・大阪方面からは新幹線で名古屋まで行き、特急しなのを利用→中央線松本駅下車→松本電鉄乗換えで、新島々まで行き、バスに乗り換えて乗鞍高原へ
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
アシュ 飯田
国内・海外問わず月1ペースで旅する、旅系SE。今年は航空会社アライアンスのステータスを取得する為の、SFC(スーパーフライヤーズカード)修行を行い、8月に無事解脱しました!そして、近年は特に海外の一人…
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