開山1300年!鳥取の名峰「大山」へ登るなら今でしょ!

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開山1300年!鳥取の名峰「大山」へ登るなら今でしょ!

開山1300年!鳥取の名峰「大山」へ登るなら今でしょ!

更新日:2018/06/02 09:47

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

百名山にして西の富士山とも呼ばれる山陰の名峰「大山(だいせん)」に登るなら2018年が良いでしょう。というのも山岳信仰の山として開山されてから1300年の節目の年。100年に一度のイベントも多く行われ、例年よりも賑やかになることが予想されます。登山道も良く整備されており、登山初心者の方にもおすすめの「大山(鳥取県)」を山麓の古刹「大山寺と大神山神社」とあわせてご紹介いたします。

アクセス楽々で道迷いなし!

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写真:Yuma A.

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大山は伯耆富士の別名の通り、中国地方の最高峰(1,729m)にして、鳥取県のシンボルともいえる美しい富士山型の山容で有名です。米子市内からもその堂々たる富士山型の姿を見ることができ、山麓の大山寺(博労座)駐車場まで市内から車で1時間ほどとアクセスも良好。道中には展望台も設けてあり、見事な姿を写真に収めることができます。

アクセス楽々で道迷いなし!

写真:Yuma A.

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駐車場は数百台規模の大山寺駐車場(混雑時に備え立体駐車場まで完備!)が一般的です。登山者用に後述する夏山登山口付近にも駐車場が用意されていますが、こちらは十数台で満車となってしまいますし、事前に大山のマップを入手したり登山届(用紙がありますので必ず出して!)をスムーズに提出するのに便利な「大山情報館」がありますので、大山寺駐車場をめがけていくのが良いでしょう。

アクセス楽々で道迷いなし!

写真:Yuma A.

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大山の登山は頂上の名称である「弥山」を目指すコースが一般的です。頂上の名前が大山でない理由は後述しますが、この弥山を目指すルートは二種類あり、ひとつは「大山寺と大神山神宮」と抜けていく行者登山道ルート。もうひとつが駐車場から近い登山口をもつ夏山登山道ルートです。いずれも六合目で合流しますので、下山時に違うルートを選択することで違った風景を楽しむことができます。往復5時間の行程で、雪のない登山シーズンは5月〜10月です。

写真は夏山登山道ルートの入り口です。大山寺参道の途中でプリザーブドフラワーのお店を右折して5分くらいの場所にあります。もっとも間違って真っすぐ参道を行ってしまっても行者登山道ルートで登れば良いだけですが。ちなみに重要文化財の一つである阿弥陀堂へのアクセスもこの夏山登山口からが便利です。

歩きやすい登山道に感謝!

歩きやすい登山道に感謝!

写真:Yuma A.

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大山寺開創から1300年間も登山道が使われてきた理由が日本独自の山岳信仰です。もともと神仏習合(神仏の分離が行われたのは明治以降)が日本の宗教の基本ですが、特に大山は修行の山として有名で、修験者の登拝が行われてきたことが登山道の保全に寄与したと言って良いでしょう。

指標も明確で歩きやすく、登りに要する時間は約3時間と初心者にも優しい山です。ただし油断は禁物。突然の天候の荒れも予想されます。きちんとした登山靴と雨具はお忘れなく。

歩きやすい登山道に感謝!

写真:Yuma A.

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トイレに関しては頂上付近の小屋までないので、必ず登山口で済ましておきましょう。水場や食料に関しても同様です。写真は中腹の6合目避難小屋ですが、あくまで避難小屋ですので、水や食料の販売は行っていません。必ず持参しましょう。

歩きやすい登山道に感謝!

写真:Yuma A.

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頂上に近づくに連れ、木々が低くなり道も木道になります。天気の良い日は最高ですが、雨風にさらされる場合もありますので雨具や防寒具も必携です。

知っておきたい「一本一石運動」

知っておきたい「一本一石運動」

写真:Yuma A.

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写真後方の人が集まっている場所が頂上(弥山)で木道の幅も広くなり、休憩できるようになっています。また大山頂上付近の避難小屋にはトイレもあり、水や食料も販売していますし、天気が悪い場合は中で休むこともできます。まずはのんびり景色を楽しみましょう!

知っておきたい「一本一石運動」

写真:Yuma A.

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実は大山の最も高い場所(三角点)はこの弥山ではなく写真の後方に見える剣ヶ峰なのですが、弥山から先の縦走は禁止されています。なぜでしょうか?

これは登山者の増加による踏み荒らしによる頂上付近の植生の破壊が起きたことと、痩せ尾根からの石の崩落も問題視されたことが原因です。

上述の木道整備はその踏み荒らしを防ぐためのもの。植生復活のため石を持って頂上に登り、その石で頂上付近の浸食溝を埋めて植生復活を目指した運動を「一木一石運動」と呼びます。現在の頂上付近が緑に覆われているのもこの活動のおかげなのです。

知っておきたい「一本一石運動」

写真:Yuma A.

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独立峰である大山山頂からは遮るものがなく、日本海まで見渡せる絶景が眼下に広がります。ちなみに下山時に左手に分かれる木道を歩くと大正9年に造られた「石室」を通って、元来た木道に合流します。少しだけ遠回りになりますが、神事にも使用したことのある史跡ですので、見に行きましょう。

大山寺と大神山神社も必見!

大山寺と大神山神社も必見!

写真:Yuma A.

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下山はだいたい2時間が目安です。それは夏山登山道ルートも行者登山道ルートもほとんど一緒です。五合目と六合目の間にある「行者谷分かれ」から行者登山道を下山に使用すると写真の「大神山神社奥宮」に降りてくることができます。その社殿は重要文化財に指定されている全国最大級の壮大な権現造り。山岳信仰の修験者の道場が起源とされている古社です。

大山寺と大神山神社も必見!

写真:Yuma A.

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上述の大神山神社奥宮と大山寺本堂とを結ぶ参道約700mも自然石を敷き詰めたものとして国内最長。神秘的で趣深く、登山をしない場合でも歩いて欲しい参道です。

大山寺と大神山神社も必見!

写真:Yuma A.

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開山1300年を迎える大山寺の本堂は大山が栄華を誇った象徴です。修験者は僧兵に姿を変え、最盛期には3000人の僧兵を擁して戦後時代を生き抜き、江戸時代には寺領3000石を誇った名刹です。大山の各種イベントの中心となるのもこの大山寺です。

イベントの情報は下部関連MEMOに記載の「山陰大山の旅D-CLUB」のホームページでチェックしましょう。2018年は目白押しですよ!また簡単な登山道のマップも参照できますので、事前に確認することをおすすめします!

帰路も寄ってほしいスポット満載!

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写真:Yuma A.

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大山寺参道では食事、お土産、さらには宿泊や入浴まででき、登山をしない人でも楽しめるようになっています。大山自然歴史館などの入館無料施設もありますので、素通りしてはもったいないですね。

なお登山は基本的に午前中の早い時間に開始し、日が暮れる前に余裕をもって下山を完了するものです。参道のお店が開き、じっくり見てから登山開始すると余裕がなくなりますので、下山後の楽しみにとっておきましょう!

帰路も寄ってほしいスポット満載!

写真:Yuma A.

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大山という名前のピークはなく、この山塊の名前が大山です。写真の通り別方向から見るとたくさんのピークがあるのが分かると思います。ただし上述の通り、ピークからピークに縦走することは禁止されていますので、登れる場所として一番高い「弥山」を大山の頂上としている訳です。

ちなみにここから見る大山の南側の姿(特に紅葉時など)もまた雄大で、写真スポットにもなっております。車を利用している場合は米子方面に戻るのではなく、駐車スペース20台程度の「鍵掛峠展望台」を目指して県道45号へ向かいましょう。

帰路も寄ってほしいスポット満載!

写真:Yuma A.

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「鍵掛峠展望台」を通る県道45号を岡山県方面に行くとすぐに「蒜山(ひるぜん)」エリアにたどり着きます。蒜山も大山とともに「大山隠岐国立公園」を形成する自然の景勝地であり、訪れておきたいスポットです。

この「蒜山」は大山と異なり、リゾート感のある高原風景がウリ。乳牛であるジャージー牛の放牧が盛んであり、乳製品も豊富に揃うのでお土産探しにもピッタリ。ちなみに写真の蒜山高原を見るには「ひるぜんジャージーランド」を目指すのが良いでしょう。

<ひるぜんジャージーランドの基本情報>
住所:岡山県真庭市蒜山中福田956-222
電話:0867-66-7011
アクセス:蒜山ICから約8km

大山の基本情報

住所:鳥取県西伯郡大山町大山 (大山観光案内所)
電話:0859-52-2502(大山観光案内所)
アクセス:バスの場合はJR米子駅から日本交通バスで大山寺行き(約50分)
車の場合は米子ICから県道24号線で約12km

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/27 訪問

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