砂丘だけじゃもったいない!鳥取「浦富海岸」は海から見るべし!

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砂丘だけじゃもったいない!鳥取「浦富海岸」は海から見るべし!

砂丘だけじゃもったいない!鳥取「浦富海岸」は海から見るべし!

更新日:2018/06/15 12:21

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

鳥取県といえば鳥取砂丘で有名ですが、砂丘から京丹後市まで含めた山陰のリアス式海岸風景一帯も高く評価されており「山陰海岸国立公園」として指定されています。その海岸の中でも最も風光明媚として知られているのが今回紹介する「浦富(うらどめ)海岸」です。山陰の松島とも呼ばれる「浦富海岸」は陸からの写真がPRには一般的に使用されますが、その魅力に迫るなら海から遊覧船で見るのがベストです!

海から見る?陸から見る?

海から見る?陸から見る?

写真:Yuma A.

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今回は山陰海岸国立公園において砂丘と双璧を成す「浦富海岸」を海から見るのがテーマです。というのもこの山陰の松島とも呼ばれる海岸の魅力は奇岩風景や美しい砂浜だけでなはく神秘的な洞門や洞穴にもあるからです。もちろんこれは陸側からは見られないわけで、そこで遊覧船の登場となります。

遊覧船は2タイプあり、小型船(2,100円/1名)は洞門の中まで入りますが少人数で満席になりやすく天候にも左右されやすいのが難点。大型船(1,300円/1名)は洞門には入りませんが、比較的催行されやすいのがポイントです。今回は一般的な後者で巡りましょう。

海から見る?陸から見る?

写真:Yuma A.

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ちなみに浦富海岸を陸から楽しみたい場合は浦富海岸の崖の上に造られた海岸遊歩道(自然探勝路)を歩くのが良いでしょう。浦富海岸のパンフレットなどに使われる写真もこの探勝路からの写真が多いです。

ただし、片道1.5時間(往復3時間)とけっこう時間がかかります。そこで写真スポットだけをサクサクと見て周るためには車が必要になってきますが、もしバスで遊覧船乗り場に来ていたら、それもかなわない・・・。

そんな悩みを解決すべく、遊覧船乗り場には実験的にコムスという一人乗り用の小型電気自動車が用意されているのです!遊覧船とセットになったチケットもあるので、陸からも見たいという人はぜひ利用してみてはどうでしょうか。

遊覧船はガイドつき!

遊覧船はガイドつき!

写真:Yuma A.

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山陰海岸国立公園の見どころについては下部MEMOの環境省の公式HPに詳しい記載がありますが、浦富海岸の見どころに関してはこの遊覧船クルージングがほぼカバーしてくれています。

遊覧船はガイドつきで、名所を通る度、スピードを落としてくれます。写真の右側が浦富海岸のシンボル的存在である「千貫松島」、左側の断崖が白くなっているのが「白粉(おしろい)の断崖」です。

千貫松島は、奇岩の上の見事な一本松に惚れた江戸時代の藩主である池田候がもしあの松を自分の庭に植え替えることができるのなら、銀千貫だすぞ!と言ったことが由来とか。確かにユーモラスな景観です。白粉の断崖の白い部分は野生の鵜の糞のあと。なぜかここに集中しているのです。不思議ですよね。

遊覧船はガイドつき!

写真:Yuma A.

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その後岩燕洞門を通り、観音浦と呼ばれるエリアに到着します。ここは大同元年(805年)にこの入り江の海底から黄金の観音像が発見されたことから、その名がつきました。そのため浦富海岸の中でも聖地として敬われているエリアなのです。

遊覧船はガイドつき!

写真:Yuma A.

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遊覧船はさらに進み蜩(ひぐらし)洞門を通って鴨ヶ磯海岸に向かってきます。ここの美しい砂浜は長石や石英からできており透明度が高く、渚が天然記念物に指定されています。一般的に浦富海岸のPRに使われる写真もこの鴨ヶ磯海岸を陸側から撮ったもので、浦富海岸のハイライトのひとつと言っても良いでしょう。

濃厚な時間のクルージング

濃厚な時間のクルージング

写真:Yuma A.

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その後、遊覧船は駱駝(らくだ)島と石垣島の間をギリギリすり抜けていきます。その幅たったの6m。遊覧船の幅が約4mですのでスゴイ操舵テクニックですね。

濃厚な時間のクルージング

写真:Yuma A.

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山陰海岸国立公園は日本海の荒波と風雪によって創られた豪快な景観がウリ。ただ波が穏やかな時も多く、透明度の高い入り江でシーカヤックを楽しむ様子も見られます。もしシーカヤックにトライしたい場合は、下部MEMOの渚交流館を参照してください。

濃厚な時間のクルージング

写真:Yuma A.

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遊覧船はさらに写真の菜種五島、黒島と巡って、出発した網代港に戻ります。菜種五島の一番大きい島のみ菜の花が咲いたり、他の島が花崗岩なのに黒島だけが凝灰角礫岩で形成されていたりとそれぞれの島に個性があるのが浦富海岸の魅力のひとつ。クルージングは約40分の行程ですが、これらの次々に現れる個性豊かな奇岩風景は息つく間を与えず、見どころが凝縮された濃密な時間を過ごせます。

なお、このダイナミックな海岸風景は兵庫方面にも続いています。続きが気になる方は兵庫県の但馬海岸からも同様のクルージングが発着していますので下部MEMOの但馬海岸遊覧船を参考にしてくださいね。

<浦富海岸島めぐり遊覧船の基本情報>
住所:鳥取県岩美群岩美町2182
電話:0857-73-1212
アクセス:JR岩美駅からバスで15分、JR鳥取駅からバスで40分

砂丘とセットで楽しむヒント

砂丘とセットで楽しむヒント

写真:Yuma A.

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遊覧船の最終便は15:30と早めです。鳥取砂丘と合わせて楽しみたい方は時間に要注意です。ちなみに鳥取砂丘は遮るものがなく晴れていると日中はかなり暑いです。先に遊覧船でクルージング楽しみ、少し日が傾いてから砂丘に向かうほうが賢明かもしれません。鳥取砂丘には砂の美術館もあるので時間調整もできますし、砂丘は夕日にも映えますしね。

<鳥取砂丘の基本情報>
住所:鳥取市福部町湯山2164
電話:0857-22-6835(砂丘会館)
アクセス:JR鳥取駅からバスで20分

山陰海岸国立公園は夏向き!

山陰海岸国立公園は鳥取県側から兵庫県側に移動するに連れて、浦富海岸のような断崖絶壁だけでなく砂浜も多くなります。特に今子浦や竹野浜など夏は海水浴場となるような場所も含んでおり、そういう意味では夏向きの国立公園と言えるでしょう。

それでは気を付けていってらっしゃいませ〜。

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/28 訪問

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