写真:アシュ 飯田
地図を見る上高地エリアに入るとまず目に飛び込んでくるのが、一際高く山肌が一部むき出しになっている焼岳。北アルプス唯一の活火山であり、時折噴煙をたなびかせる姿は美しくもあり、自然の畏怖を感じ圧倒されます。
写真:アシュ 飯田
地図を見る焼岳は記録されているだけでも数十回の噴火を繰り返し、人々に自然の猛威という牙を剥くこともありますが、恩恵も数多くもたらしてくれています。
その代表が温泉。上高地温泉をはじめ、中の湯温泉など、トレッキングに慣れずに疲れてしまいがちな初心者にも嬉しい癒しです。
写真:アシュ 飯田
地図を見る上高地の玄関は、エメラルドグリーンの不思議な色をした水をたたえる大正池。池の水の色がとても美しく目を奪われてしまいますが、立ち枯れた木々が水面から突き出して立っている姿が幻想的です。
そして池の成り立ちが神秘的。大正池は大正4年に突然現れました。焼岳の噴火による泥流で梓川がせき止められ、数時間のうちに形作られたのです。
写真:アシュ 飯田
地図を見る緑豊かな静寂の中に広がる落ち着く景色に、皆さんゆったりとした歩調に足を緩めます。まずは上高地の雄大な景色の歓迎を受け取ってみてください。最初のこの景色だけでも、心掴まれて必ず上高地のファンになると思いますよ。
写真:アシュ 飯田
地図を見るバス停から5分ほど歩くと見えてくる美しい木製の吊り橋。梓川に掛かった河童橋は上高地のハイライトの一つです。
橋の上からの眺望はトレッキングの醍醐味。360°緑の山々と木々に囲まれ、橋下にはエメラルドグリーンの清流と、河原の砂利畳のコントラストが抜群です。また遠くに見える穂高連峰など、どこを切り取っても風光明媚な景色に包まれる爽快感で、最高の瞬間を味わえますよ。
写真:アシュ 飯田
地図を見るそして河童橋付近は上高地銀座と呼ばれるほど賑わう河童橋。橋の上から眺める景色を目当てに訪れる方もいるほどで、一見の価値ありです!
写真:アシュ 飯田
地図を見る上高地の初心者向けのメインコースは、河童橋から明神池の間。梓川を挟む遊歩道を周遊するものとなります。
河童橋の右岸ルートは、比較的高い木の生い茂る砂利道。左岸ルートは木組みの桟橋があったり、湿地の中を散策するようなアドベンチャー感溢れるルートになっています。
写真:アシュ 飯田
地図を見る梓川の清流に触れ、穂高連峰の遠景をじっくり堪能したい場合は右岸ルートがおすすめ。上高地に咲く草花や冒険しているようなドキドキ感を味わいたい場合は、左岸ルートがおすすめです。
行きと帰りでコースを変えて、ぜひ自分の好みのコースを探ってみてください。
写真:アシュ 飯田
地図を見る上高地観光のもう一つのハイライトが、静謐な空間に包まれる明神池。一之池、二之池の大小二つの池からなり、池のほとりに穂高神社の奥宮が鎮座する神々しい雰囲気の漂う神域です。
写真:アシュ 飯田
地図を見る明神池は別名「鏡池」「神池」とも呼ばれ、風が凪いでいる時にはその名の通り鏡面のように綺麗な姿を見せてくれます。池を囲む針葉樹や奥にそびえる明神岳が映り込み、神様の存在を感じる神秘的な光景に目を奪われてしまいます。初夏の新緑の時期が美しく見頃といわれていますが、紅葉の美しい秋口も素晴らしい景色を楽しめますよ。
また、毎年10月8日には穂高神社奥宮例大祭(明神池お船祭り)が開催されています。装飾された二艘の御舟が、平安装束を纏った神官を乗せて進んでいく珍しい光景が見られます。
アクセス:
マイカー 中央自動車道・岡谷JCTから長野自動車道へ入り松本IC→国道158号線で上高地方面へ約1時間→沢渡駐車場にて、バスまたはタクシーに乗換え。
電車 東京方面からは特急あずさ、名古屋方面からは特急しなの、大阪方面からは新幹線で名古屋まで行き、特急しなのを利用→中央線松本駅下車で路線バス(1日1便)で上高地へ。または松本電鉄乗換えで、新島々まで行き、路線バスに乗り換えて上高地へ。
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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