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写真:SAORI GRAPH
地図を見るモロッコ最初のイスラム王朝の都、フェズ。
フェズの町で特に面白いのが、フェズ・エル・バリと呼ばれる旧市街です。城壁で囲まれたフェズ・エル・バリに一歩足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのような中世の世界が広がっています。
網の目のように縦横無尽に広がる道はどれも狭く、どれがメインロードかも見分けがつきません。進んできた道を戻ろうとしても、「はて、自分はどっちから来たのかな?」と分からなくなってしまう始末。フェズ・エル・バリは、まるで迷路のようにとても複雑な街なのです。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るフェズ・エル・バリには沢山のお土産屋さんや商店が立ち並び、見て歩いているだけでも楽しい時間が過ごせます。カラフルな果物や野菜を売っている光景は思わず写真におさめたくなるでしょう。
他にも焼き鳥が食べられるお店があったり、お菓子を売っているお店があったり、食べ歩きも楽しめます!
写真:SAORI GRAPH
地図を見るフェズの迷路のような路地をぐるぐる歩きタンネリに近づいてくると、子供から大人まで「タンネリ?」と声を掛けてきます。「タンネリはこっちだ!」「タンネリに連れていってやるからついてこい!」と沢山の人が口々に言いますが、中には全然違う方向へ連れていこうとする人や、高額な案内料を取ろうとする悪質な客引きもいるので注意。
タンネリ案内料の目安は1人10DH前後。交渉が成立し案内人についていくと、タンネリの周りに立ち並んでいる革製品販売店の中へ案内されます。
お店のバルコニーへ出ると、眼下にはタンネリが!沢山の大きな桶が並べられたタンネリは、まるで色とりどりの絵の具が入ったパレットのように見えます。
写真:SAORI GRAPH
地図を見る「タンネリ」とはフランス語で「なめし革工場」を意味する言葉。このなめし革染色職人街を「タンネリ・ショワラ」と呼びます。ここでは昔ながらの製法で革を染め付けている様子を見る事ができます。
大きな染色桶の中に入って作業をするため、作業員は腰まであるゴム製のつなぎを着て作業をしています。
写真:SAORI GRAPH
地図を見る写真奥に写っている白い液体が入った四角い桶には、なんと鳩の糞が入っているんだとか。動物の皮を石灰水や鳩の糞の桶に漬けることで、鳩の糞に含まれるアンモニアが皮を柔らかくしてくれるのだそう。
染料は赤色はポピー、黄色はサフラン、緑色はミント、青色はインディゴと、こちらも天然素材を使っています。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るこのように昔ながらの方法で革をなめしているタンネリ。実際見学に訪れると、剥ぎ取られた動物の皮や鳩の糞、染料の強烈なニオイが鼻を突き、とてもではありませんが長時間見学していられません。
そんな時役に立つのが、お店の入口でチップを払うと同時に渡されるミント。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るタンネリ見学をしていてニオイに耐えきれなくなったら、渡されたミントを鼻にあてて呼吸しましょう。ミントの爽やかな香りで幾分か強烈なタンネリのニオイが緩和されます。
ミントの葉をちぎってみたり、鼻の穴の中にミントの葉を入れてみたり、ミントを有効活用してタンネリ見学を楽しんでくださいね!
写真:SAORI GRAPH
地図を見る染色された革はタンネリでも天日干しされていますが、フェズの街をぐるっと囲んでいる城壁でも干されています。城壁ですら革を干す場所になっているなんて、なんだか面白いですよね!
写真:SAORI GRAPH
地図を見るここはメディナの北側の城壁で、城壁に上るとフェズの街を一望することが出来ます。さらにこの城壁の外にある小高い丘には「マリーン朝の墓地」という遺跡があり、フェズで一番高い場所となっています。
マリーン朝の墓地はフェズの街の全景が見下ろせるスポットとして、観光客が多く訪れる場所でもあるので、時間があればぜひ訪れてみて下さい。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るタンネリはもちろん、フェズでは至る所で革製品を購入することができます。
革製品の中でも断トツ人気は「バブーシュ」と呼ばれるモロッコ独自の革のスリッパ。カラフルなバブーシュは見ているだけでもワクワク心が躍ります。デザインも無地のものから派手な装飾がついたものまでさまざま!
値段はピンキリで、安い物だと露店で1足25DH(約290円)くらいからありますが、あまりに安い物は輸入ものだったり質が悪かったりとそれなりの理由があるようです。質と値段を確認しながらお気に入りの1足を探してみて下さい。
写真:SAORI GRAPH
地図を見る日本では室内履きのイメージが強いバブーシュですが、室内履き用だけでなく外履き用もあり、それぞれ靴裏の仕上げが異なります。購入の際には内履きなのか外履きなのか確認しましょう。
サンダルのように気軽に履け、ファッションのアクセントにもなるバブーシュは、フェズへ行ったら必ず買って帰りたいお土産です。
住所:Quartier des Tanneurs, Fes 30000
アクセス:
サファリーン広場からカラウィン・モスクを背にして左へ。
Machatine通りを進み、T字路に突き当たったら左のシュアラ通りへ進む。
100mくらい行った右手側にタンネリ・ショワラがある。
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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