東北随一のスケール!山形県「四ヶ村棚田」で心身リフレッシュ

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東北随一のスケール!山形県「四ヶ村棚田」で心身リフレッシュ

東北随一のスケール!山形県「四ヶ村棚田」で心身リフレッシュ

更新日:2018/06/12 19:04

野口 まさゆきのプロフィール写真 野口 まさゆき 里山フォトグラファー

山あいの傾斜地に広がる棚田の景観は四季を通して美しいですね。日本棚田百選に選ばれ東北随一の規模と美しさを誇るのが山形県「四ヶ村(しかむら)棚田」です。四ヶ村とは四つの集落の総称で、それぞれの地区で個性豊かな棚田の風景に出会えるんですよ。
都会から1時間のドライブで、そこには懐かしい日本の原風景が広がります。慌ただしい日々の喧騒から脱出して、のんびりスローな旅で心も身体も癒してみませんか!?

「日本で最も美しい村連合」に加盟している大蔵村へ

「日本で最も美しい村連合」に加盟している大蔵村へ

写真:野口 まさゆき

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四ヶ村棚田は山形県最上郡大蔵村にあり、JR新庄駅から車で1時間弱の距離です。国道458号線を南下して大蔵村に入り、村役場を過ぎて10kmくらい行くと「四ヶ村棚田ふるさと味来館」の看板が出てきます。ここを左折して標高を上げていき「土合トンネル」を抜けると四ヶ村のエリアに入ります。

大蔵村は、日本で63の地域が加盟している「日本で最も美しい村連合」の地域の一つです。美しい自然や農山村の景観の保全、そして交流人口の拡大などを進めていて、棚田はその大切な資源なんです。そんな大蔵村の取組みも事前に知っておくと、より楽しい旅になるでしょう。

トンネルを抜けてすぐの場所に「日本で最も美しい村連合」の立て看板が見えてきます。ここでちょっと休憩しましょう。

「日本で最も美しい村連合」に加盟している大蔵村へ

写真:野口 まさゆき

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四ヶ村地域は全体で世帯数約100戸、人口約350人ですが、耕作面積は120ヘクタール、田んぼ枚数は1900枚という規模の大きさで、まさに東北随一なんです!

道路から左手を見渡すと、緑あふれる山並みに囲まれて大きな青い屋根の農家が一軒。周りの田んぼや畑では農作業が始まっています。
ここからは、公民館や保育所などの建物がある沼の台(ぬまのだい)地区を通り抜け「ふるさと味来館」を目指します。

棚田巡りの基地となる「ふるさと味来館」で情報収集

棚田巡りの基地となる「ふるさと味来館」で情報収集

写真:野口 まさゆき

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「ふるさと味来館」は食事や休憩ができる立派な施設で、棚田巡りの基地として最適です。駐車場には「四ヶ村周辺案内図」の看板があるので、まずはここで棚田やビューポイントまでのルートを確認しましょう。館内にも案内マップなどの印刷物が置いてありますよ。棚田エリアでトイレはここにしかありません!自販機がありますのでドリンク補充も必須です。

なお、棚田巡りで疲れた後は、広い座敷で靴を脱いでゆっくり食事&休憩ができます。ここのお蕎麦は絶品でなんです!大蔵村産のそばを原料に使い、長方形の大きなせいろに盛られた「板そば」が看板メニューです。

<ふるさと味来館の基本情報>
住所:山形県最上郡大蔵村南山967-9
電話番号:0233-34-6001
営業時間:10:30〜15:00(5月〜10月)、11:00〜14:00(11月〜4月)

一番の展望スポット、豊牧(とよまき)地区からの絶景!

一番の展望スポット、豊牧(とよまき)地区からの絶景!

写真:野口 まさゆき

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ふるさと味来館から車で5分くらい豊牧地区に「棚田見晴らし台」があります。マップに従って狭い農道を慎重に進んで行くと「四ヶ村棚田」と書かれた立て看板がある展望台に到達します。数台分の駐車スペースがあります。

ここは標高が高く最も立体感が感じられる場所です。眼下に広がる棚田と田植え作業をしている農家の人々、そして谷筋に架かる橋の向こうには滝の沢(たきのさわ)地区の田んぼと集落が見渡せます。周辺の山々の緑、水を張った田んぼの輝き、そしてこのスケール感は日本のどの棚田にも勝る素晴らしいものです。

谷を抜ける風を感じながら散策してみよう!

谷を抜ける風を感じながら散策してみよう!

写真:野口 まさゆき

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駐車スペースに車を置いてしばらく散策しましょう。田んぼの畔にはあちこちにタンポポが咲いています。水面を背景にすると黄色い花が色鮮やかに見えますね。カエルの声を聴きながら、心地よい風を感じながらのノンビリ散歩ですが、上り下りの傾斜が急なので意外と汗もかくので水分補給も忘れずに。都会では味わえない心地よい時間が過ぎていきますよ。

滝の沢地区の棚田はゆるやかな開放感が魅力的!

滝の沢地区の棚田はゆるやかな開放感が魅力的!

写真:野口 まさゆき

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見晴らし台から遠くに見えていた滝の沢地区に向かってみましょう。車で5分程度で到着します。こちらの棚田は傾斜がゆるく、田んぼ一枚の面積も大きくゆったりした風景です。谷の向こうには先ほどいた豊牧の集落、そして遠景には雪が残った霊峰月山も望めます。豊牧地区とは違った伸びやかな景観が素晴らしいですよ。

滝の沢地区の棚田はゆるやかな開放感が魅力的!

写真:野口 まさゆき

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こちらの田んぼも田植えが始まりそうです。都市近郊では見られなくなったレトロな農機具が現役で使われていて懐かしい風景です。

滝の沢地区の棚田はゆるやかな開放感が魅力的!

写真:野口 まさゆき

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滝の沢から車で5分くらい走ると平林(ひらばやし)地区に入ります。こちらは谷川沿いに開けた集落で、なだらかな斜面に田んぼがコンパクトに並んでいます。昔は茅葺であったろうと思われる赤い大屋根の民家が印象的ですね。

この他、沼の台地区には男沼・女沼・長沼とそれらを囲むブナ林があり、立ち寄ってみるとよいでしょう。

夏の夜の風物詩、「ほたる火コンサート」も開催されます!

毎年8月の第一土曜日には「ほたる火コンサート」が開催されています。豊牧の見晴らし台近くの棚田に約1200本のほたる火が灯り、ピアノとオカリナの澄んだ音色が響き渡ります。夏の風物詩として必見のイベントです。

また、四ヶ村棚田の南7kmの場所にある「肘折温泉」は湯治場の雰囲気を今も残した東北の名湯です。棚田巡りのあとは温泉でゆっくり一泊するのもおススメです。

四ヶ村の棚田はそのスケールだけでなく、地区ごとに個性豊かな棚田に出会えるのが魅力的なんです。日本の原風景ともいえる美しい里山を満喫し、人々とのふれあいを楽しむ、そんなスローな旅に皆さんも出かけてみませんか!?

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/27 訪問

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