写真:藤田 聡
地図を見る佐倉ふるさと広場は、四季折々の花を楽しめる公園です。中でも特におすすめなのが、夏のひまわり。期間中は「風車のひまわりガーデン」と呼ばれますが、実際には専用のガーデンがあるわけではなく、チューリップやコスモスが植えられる場所と同じなので、「ひまわり祭り」と同様のイベント名称です。
ひまわりの黄色い花はもちろん、緑色の葉も大きいので、夏の青空が非常によく似合います。極力天気がよい日に行きましょう!
佐倉市は1843(天保14)年に佐倉順天堂が創設されたので、「日本の西洋医学発祥の地」と呼ばれます。西洋医学を含めた蘭学の先進地であったことから、オランダと友好関係にあり、佐倉ふるさと広場には本格オランダ風車「リーフデ」があるのです。
建物が本場オランダ製というだけではなく、風車守が随時羽の方向を変更しており、運用まで本格的。風向きによっては写真のように、ひまわりと同じ向きで無い場合もあります。
写真:藤田 聡
地図を見る佐倉ふるさと広場では、ひまわりは眺めるだけでなく、2本100円で切り花の購入も可能。咲きっぷりの良い花から売れていくので、まさに早い者勝ちです。ひまわり販売のエリアは風車から遠い専用の区画で、風車付近のひまわりは期間中は維持されるので、花見や写真撮影を楽しめなくなることはありません。
また「風車のひまわりガーデン」期間中の週末は、観光船(乗合船)による印旛沼遊覧もあります。有料ですが期間限定運行なので貴重な機会です。
写真:藤田 聡
地図を見るひまわりが見頃になると、人だけでなく虫も沢山やって来ます。特に蜜蜂を頻繁に見かけますが、ハエや蚊と間違えて叩かないように注意して下さい。蜂に刺されると大変なので要注意ですが、何もしなければ向こうも何もしないので、必要以上に怖がる事はありません。
なお、さらに大きなクマンバチ(クマハチ)を見かけることもあり、大きさから怖い思いをしますが、比較的大人しい蜂だといわれています。
写真:藤田 聡
地図を見る佐倉ふるさと広場は、夕日で有名な印旛沼に面しています。実は夕日とひまわりは非常に相性がよく、花が基本的に朝日の方向に咲きそろうので、夕日は必ず花の背後に沈むのです。つまり、夕日を撮影すると、ひまわりが全てこちらを向いていて、写真撮影にも非常に好都合。というわけで、関東屈指のひまわり撮影スポットとして知られているのです。
夕日というと快晴の日にしか見られないイメージですが、実は曇天の日でも西日が見られればOK。むしろ写真のように雲が多い日の方が、多数の雲が夕焼けに染まって印象的な絶景になります!
写真:藤田 聡
地図を見る佐倉ふるさと広場は春のチューリップと夏の花火が有名ですが、秋にはコスモスフェスタも行われます。「風車のひまわりガーデン」の開催期間が終了すると、翌日には花火会場の設営の為にひまわりは刈り取られてしまいます。儚い命ですが、佐倉市の花火大会は非常に有名なので仕方ありません。
花火大会が終了すると、今度は佐倉コスモスフェスタに向けた準備が始まります。一方、市街地では神輿と屋台と山車がコラボする、伝統的な「佐倉の秋祭り」が行われ、こちらも必見!詳細は別の記事で紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
写真:藤田 聡
地図を見る佐倉ふるさと広場の駐車場は、イベント時のみ開設されます。しかし、北側の印旛沼沿い道路の路肩に駐車スペースが多数あり、いつでも車で気軽に立ち寄って草花を鑑賞出来ます。ただし、春のチューリップと夏の花火大会の時は、この場所は通行止めになり利用出来ません。
開催期間:2021年7月10日(土)から8月8日(日)まで
住所:千葉県佐倉市臼井田2714
電話番号:043-486-6000(佐倉市観光協会)
アクセス:京成本線佐倉駅北口から佐倉市循環バス8分、ふるさと広場下車すぐ
駐車場:公園北側の印旛沼湖畔道路に駐車スペースあり。
2021年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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