写真:Hiroko Oji
地図を見るシャモニーは、登山・スキー・パラグライダー・ハイキングなど、この土地ならではの様々な山岳スポーツが体験できる拠点として、世界中から観光客が集まる活気ある町です。
そのシャモニーから列車で10分ほどスイス方面に走った所にあるのが、アルジェンティエール(Argentiere)。駅前はホテルやショップが入るスイス風のシャレーが建ち並ぶ美しい通り。通りを南へ向かいアルヴ川方面へ進みますと、綺麗に手入れされた緑溢れる緑地帯に入ります。奥には雪が残る山並みが控え、風光明媚な一帯が広がります。
写真:Hiroko Oji
地図を見るさらに、真っ白な雪を被ったモンブラン山群の姿も望め、ゆったり過ごすことのできる地域です。
写真:Hiroko Oji
地図を見るアルヴ川を越え、駅から10分ほどでグラン・モンテ行きのロープウェイ乗り場に到着します。ロープウェイは常に20分に一本運行されているので、長時間待たされることもなく乗車することができます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る麓駅からは、中間駅のロニャン(Lognan 標高1972メートル)でロープウェイを一回乗り換え、標高3295メートルの山頂駅まで約20分。人間サマだけでなく、ワンちゃん達も一緒に乗ることも多く、とてもおりこうさんにじっと座っているのがいじらしいばかりです。
この中間駅からは、氷河の先端近くまで片道40分ほどのハイキングを楽しめるコースも用意されています。多少急な坂もありますが、全体的には歩きやすいコース。間近で見る氷河は大迫力の炸裂したような表面を持って迫ってきます。お時間や体力に余裕のある方は是非挑戦してみて下さいね。
写真:Hiroko Oji
地図を見る山頂近くでは、切り立った岩山に沿って一気にグイ〜ンと高度を上げる瞬間がスリル満点です。
写真:Hiroko Oji
地図を見るグラン・モンテ展望台は切り立った岩山に設置された展望台。ここから眺める山の風景は素晴らしいの一言に尽きます。
写真の左に見える黒い岩山は標高3754メートルのエギュイユ・デュ・ドリュ。その右の奥に見えているのがヨーロッパ最高峰のモンブラン(標高4810メートル)です。
一般の観光客に加え、氷河歩きや氷河スキーを楽しむ人、岩山に登る人たちの姿も見られます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るモンブラン方面をよく見てみると、少し手前の岩山のてっぺんにちょこんと乗ったエギュイユ・デュ・ミディ展望台も見えているのがお分かりになるでしょうか。しっかり目を凝らして見つけてくださいね。
写真:Hiroko Oji
地図を見るそして谷を背にして目の前にドーンと聳えているのが、標高4121メートルのエギュイユ・ヴェルト。ヴェルト針峰群の中でも一際目立っており、エギュイユ・デュ・ミディ展望台や谷を隔てたブレヴァン展望台からでもその雄姿が楽しめる山です。
写真:Hiroko Oji
地図を見る展望台では、岩山に沿って設置された、足元がスケスケの長い鉄製階段を上り、さらに高いテラスに上って眺望が楽しめます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るテラスからモンブランと反対側に見えるのがアルジェンティエール氷河です。
ギザギザの岩山の間から流れ出す小さな氷河をいくつか集めるようにして、岩山の麓をゆったりと流れているアルジェンティエール氷河。表面がシワシワの布のような部分もある氷河の姿を見下ろすのは、雪と氷ばかりの世界。防寒具は必携です!氷河の背後に連なる中で一際高い岩山はエギュイ・デュ・シャルドネで標高3824メートル。
写真:Hiroko Oji
地図を見る悠々と流れる氷河の源流方向を見渡すと、左にスイス領の山並み、最奥に見えているのがフランス領のモンテ・ドレント(標高3823メートル)、その右にはイタリア領の山並みが続きます。ここでしか見られない三カ国の山々と氷河のコラボした贅沢な眺め。これを見るだけでも、来た甲斐があると実感できることでしょう。観光客の多いエギュイユ・デュ・ミディ展望台では味わえない「絶景独り占め状態」を楽しめますよ。
アクセス:国鉄アルジェンティエール駅より徒歩約10分
営業時間:アルジェンティエール〜ロニャン 7:50〜17:00
ロニャン〜グラン・モンテ 8:00〜16:40 それぞれ20分毎の運行
※ モンブラン・マルチパス有効
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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