写真:岡本 大樹
地図を見る大川原高原(おおがわらこうげん)は徳島県佐那河内(さなごうち)村の高台に位置する観光地。眺望が良く夏でも涼しい上に、タイミングが良ければ放牧されている牛たちの姿を見ることもできます。
また、風力発電用の風車が15基並んでいるのも見どころの一つですが、梅雨の時期にはそのすぐそばを通る道路沿いの斜面に見事にあじさいが咲き誇ります。その数は約3万株で、徳島県内で最多となっています。
写真:岡本 大樹
地図を見る最も高い位置にある駐車場から下を覗くと、このような景色を楽しむことができます。段になっている斜面それぞれにあじさいが広がっているため見ごたえは抜群。
あじさいで彩られた道を通り抜けるドライブ自体も楽しいですが、運転中によそ見をすると危険なので、きちんと車を置いてから満喫してくださいね。
写真:岡本 大樹
地図を見るあじさいを存分に楽しんだらスイーツを。大川原高原には一軒茶屋という小さなお店があり、濃厚なバニラソフトクリームを食べることができます。
ゆったりとあじさいを見ながらのデザートタイムを取ることをオススメします。
<大川原高原の基本情報>
住所:名東郡佐那河内村大川原
アクセス:徳島市内から車で40分
あじさいの見頃:6月末〜7月初旬
写真:岡本 大樹
地図を見る次にご紹介する徳島のあじさい名所は「内妻(うちづま)あじさいロード」です。徳島県のほぼ最南部に位置しているため、市内からでもアクセスに相当時間がかかりますが、約2kmに渡って約4千株のあじさいが壁のようにぎっしりと咲いている様子は一見の価値ありです。
写真:岡本 大樹
地図を見る内妻あじさいロードの周りは、田んぼが並んでいるだけのいわゆる田舎の風景といったところですが、あじさいロードから近いところを鉄道が走っています。
ローカル線のため、1時間に数本しか通らないような場所ですが、あじさい越しの車両という写真を狙うこともできますよ。
なお、この場所はJRの駅で言えば牟岐(むぎ)駅と鯖瀬(さばせ)駅の間になります。いつ車両が通るかを調べる場合には、上記の二つの駅の時刻表をチェックすれば通過する大体の時刻を把握できますよ。
写真:岡本 大樹
地図を見る内妻あじさいロードの途中にあるトンネルにもご注目ください。これは「松坂隧道(まつさかずいどう)」という1921年に竣成されたもの。
当時はまだコンクリートは未知なる技術だったため、建築はレンガや石を使ったものばかりでした。それに対してこのトンネルは現場でコンクリートを打ち込む工法で造られており、その方法で造られたトンネルとしては日本最古のものなのです。
このトンネル付近にもあじさいはかなり咲いているので、ぜひ一緒に楽しんでみてください。
<内妻あじさいロードの基本情報>
住所:海部郡牟岐町内妻
アクセス:徳島市内から車で90分
あじさいの見頃:6月中旬〜下旬
写真:岡本 大樹
地図を見る最後にご紹介するのは「あじさいランド 美粧園」です。広さは1haほどで、500mの遊歩道を歩きながら色とりどりのあじさいを楽しむことができます。
写真:岡本 大樹
地図を見る広い庭園にはあじさいだけでなく、色々な植物が育てられています。こちらの写真は紅葉とあじさいという珍しい組み合わせ。
他にもビワがなっていたりするので、時間をかけて探索してみてください。
写真:岡本 大樹
地図を見る園の外の道路沿いにもかなりの数のあじさいが咲いているので、帰る前にチェックしましょう。こちらは美粧園の入り口と駐車場の間の場所で、カラフルなあじさいが並んでいます。
<あじさいランド 美粧園の基本情報>
住所:勝浦郡勝浦町三渓字宮平41
アクセス:徳島市内から車で45分
あじさいの見頃:6月上旬〜中旬
あじさいは一つだけポツンと咲いていても魅力的で目を引く花ですが、やはり並んでいるとさらに素敵な景色となって見るものを楽しませてくれます。
今回は徳島のあじさい名所を3つご紹介しましたが、どのスポットも各々の魅力があるので、好みによって訪問する場所を考えてみてください。
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/18更新)
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