充実度抜群!人気水族館「須磨海浜水族園」で楽しむ神戸

充実度抜群!人気水族館「須磨海浜水族園」で楽しむ神戸

更新日:2018/07/20 18:14

万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ レトロ建築探訪家、地域の魅力伝え人
日本の水族館数はなんと100以上、きっと有名水族館の名前をいくつかご存知でしょう。その中で人気ランキング等にもよく登場するのが、神戸にある須磨海浜水族園です。
須磨の海沿いの広い敷地には本館やテーマ館が並び立ち、飼育数は約600種13000点。魚たちの生き様を見せる仕掛けがいっぱいです。イルカのショーだけでなく、生き物たちと距離感ゼロのふれあいに、大人もきっとまた来たくなるはず!

まずは「波の大水槽」で 気持ちは海の中

まずは「波の大水槽」で 気持ちは海の中

写真:万葉 りえ

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神戸の水族館の歴史は古く、始まりは1895(明治28)年にまでさかのぼるといいます。1897年にはのちに「水族館の父」といわれる東京大学教授によって遊園地内に水族館が設置され、ここで初めて「水族館」という名が使われたと記録されています。

そんな歴史を持つ神戸の須磨にあるのが、「神戸市立須磨海浜水族園」です。通称「スマスイ」は、人気ランキングだけでなく入場者数のランキングでも国内トップクラス。それなのに敷地がゆったりしているので混雑感なく楽しめてしまうスポットなのです。しかも大阪からでも電車でわずか40分ほどという近さで、料金は公立のためリーズナブル。

まずは「波の大水槽」で 気持ちは海の中

写真:万葉 りえ

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この水族館の自慢としてまず挙げられるのが、充実した展示。世界に開かれた貿易港である神戸には、船員さんが届けてくれるなどして昔から珍しい生き物が世界中からやってきていたのです。イルカをはじめとする水族館の王道クラスから、かなりマニアックなものまで、その数約600種13000点。

チケットを手に水族館の本館に足を踏み入れると、はじめに目の前に広がるのが波の大水槽です。時間ごとに現れる大きな波が、荒々しく岩礁に打ち付けては砕け散っていきます。そしてその下で繰り広げられる沢山の魚たちの世界。この水槽の前では長い時間見入っている人も少なくありません。

まずは「波の大水槽」で 気持ちは海の中

写真:万葉 りえ

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やっぱり楽しい!イルカライブ劇場

やっぱり楽しい!イルカライブ劇場

写真:万葉 りえ

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沢山の生き物がいるので、まずはイルカショーの時間を確認しておきましょう。敷地の東側、海に近い場所にイルカライブ劇場があります。ショーではイルカが登場する前からスタッフの方の話で盛り上がります。

やっぱり楽しい!イルカライブ劇場

写真:万葉 りえ

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そしてイルカたちが登場すると、プールに近い席がイルカたちのパフォーマンスによる水しぶきの洗礼席になります。そんなパフォーマンスも楽しめる秘策があります。それがここで売っているスマスイオリジナルの青いレインコート(¥200)!背中にイルカのイラスト入りなので思い出の品にもなるはず。

さらに夏期は映像と合わせたショー「イルカナイトライブ」も開催されます。プロジェクションマッピングとイルカたちのパフォーマンスが融合された、ほかにはないショー。毎回満席になる人気で、2018年は追加公演も決定しています。

やっぱり楽しい!イルカライブ劇場

写真:万葉 りえ

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海獣類はイルカだけではありません。ラッコ館ではぷかぷか浮いている可愛い姿に癒されましょう。他にも大型のサメやエイ、ウミガメをはじめ、様々な海水魚と淡水魚、そして無脊椎動物まで多種多様な生き物たちが展示されています。

魚たちのパフォーマンスは、さかなライブ劇場でも

魚たちのパフォーマンスは、さかなライブ劇場でも

写真:万葉 りえ

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こちらは西出口の近くにある建物「さかなライブ劇場」の中の様子です。ここはピラニアやテッポウウオ、デンキウナギなど個性的な特徴を持った魚たちが揃った建物。魚たちのユニークな生態を実際に見ながら紹介してもらえます。休日はショーの時間になると、このフロアが人でいっぱいになるほどなので、時間に余裕を持たせて入っておきましょう。

魚たちのパフォーマンスは、さかなライブ劇場でも

写真:万葉 りえ

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また、こちらは水槽内の水量が変化するようになっていて、その時間になると堰を越えていく魚たちの可愛らしくも懸命な姿が見られます。近くに住んでいるのに、知らなかった魚たちの生態。きっと大人にも新たな発見がいくつもあるはず。

園内を巡って世界を旅しよう

園内を巡って世界を旅しよう

写真:万葉 りえ

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アマゾン館では植物などが組み合わされて、密林の雰囲気が演出されています。中にある大型の水槽では、4〜5メートルにも育つという世界最大級の魚ピラルクが悠々と泳ぎます。他にもアマゾン独特の生き物たちが薄暗い密林で待っています。

園内を巡って世界を旅しよう

写真:万葉 りえ

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そして、住処の間を縫うように作られた歩道がうれしいのがペンギン館です。歩道を通れば壁などがないため、ペンギンたちがグッと間近!そのおかげで、季節によってはこのように岩かげにいるヒナの可愛い姿も見られます。

園内を巡って世界を旅しよう

写真:万葉 りえ

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さて、水族館では飼育されている生き物の説明が表示されてますよね。○○属や生息地などはもちろんですが、「スマスイ」でちょっと気を付けて見てもらいたいのが、飼育員さんの個性や生き物に対する愛情があふれた説明です。子ども向けの説明ではないからこそ、その表示を通して大人もさらに生き物への魅力や興味がわいてくるはず。今まで知らなかった生き物とちょっとつながったかも…。

子どもたちもたくさん楽しめる「スマスイ」

子どもたちもたくさん楽しめる「スマスイ」

写真:万葉 りえ

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色々な体験ができるのも「スマスイ」の大きな魅力です。こちらは本館の上の階にあるフロアですが、なんとカピバラと一緒に足湯。「タオルを忘れた」という方もご安心なく。側で記念のカピバラタオルも販売しています。何色が出てくるかは「ガチャ」をしてのお楽しみ。

子どもたちもたくさん楽しめる「スマスイ」

写真:万葉 りえ

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そしてこちらはリクガメの餌やり体験です。イルカやペンギン、ウミガメでも餌やり体験ができるし、生き物にタッチする体験も用意されています。しかも低料金で設定されているのでたくさんチャレンジすることだって。上手く撮れたら、たくさんSNSにアップしてください。

子どもたちもたくさん楽しめる「スマスイ」

写真:万葉 りえ

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さらに、飼育員さんとの練習で芸達者になったアシカのナイト君のステージは、こんなに近い。しかも小学生の子どもさんとキャッチボールすることも。こんな体験ができたら、きっと忘れられない一日になりますよね。

充実した展示内容で大人から子供まで楽しめるのに、都会から近くて、入園料はけっこうリーズナブル。しかも水族館が建っているのは景勝地・須磨海岸のそばです。夏季限定ですが、本物の海で泳ぐイルカたちとふれあえる「須磨ドルフィンコースト」も大きな魅力。
さあ、今度の休日は須磨海浜水族園へ行ってみませんか。

神戸市立須磨海浜水族園の基本情報

住所:神戸市須磨区若宮町1丁目3-5
電話番号:FAX078-733-6333
アクセス:JR須磨海浜公園駅から徒歩5分
駐車場:須磨海浜公園内に有料駐車場あり

2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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