到着早々、目に飛び込む鮮やかな赤!赤色顔料による着色が美しい紅殻格子(べんがらごうし)の風情ある外観が、加賀の伝統の世界に宿泊客を引き込みます。
伝統建築が残されたフロントでまず目を引くのは結納飾りとして発展したという加賀水引のオブジェ。牡丹雪をイメージしたというオブジェはまさに舞い落ちる雪のよう。
フロントから客室に向かう途中にあるトラベルライブラリーでは、九谷焼の色鮮やかなタイルにより友禅流しを象られた中庭を眺めながら、コーヒーや紅茶を片手に歓談することができます。
加賀ならではの伝統工芸品が旅館の至る所に散りばめられ、見落とすまいと一瞬の油断もできません。
客室は全室が伝統工芸の間と謳われ、部屋ごとの異なる意匠が取り入れられています。
木目の美しい山中漆器の壁掛けに、障子には色鮮やかに施された加賀水引。ベッドルームには着物の染色技法であり緻密な絵柄が特徴の加賀友禅をモチーフとしたパネルが設えられています。
加賀の伝統に身を委ね、九谷焼の茶器でティータイム…夢のような至福のときです。
提供元:星野リゾート 界 加賀
https://kai-ryokan.jp/kaga/山代温泉の歴史は約1300年前に遡ります。泉質は弱アルカリ性で「美人の湯」と言われ、なめらかでとろりとした湯に包まれます。
内風呂では、大きな九谷焼のパネルにより4つの異なる九谷焼様式で春夏秋冬が表されています。ガラスには金沢名産の金箔も施されており、気分は加賀百万石時代へタイムスリップ!
日常とは切り離された優美な空間で日頃の疲れを解き放ち、思い切りリラックスしましょう。
温泉にゆっくり浸かった後は、麻の中でも最も高級である亜麻(リネン)100%のオリジナル浴衣に着替えて待ちに待った夕食です。
「器は料理の着物」と唱えたという美食家・北大路魯山人の料理哲学に基づき、各料理に合わせて制作された九谷焼・山中塗の器でいただく会席料理です。
豊かな加賀の食材が器によりさらに引き立てられ、シンプルながら美しく、春夏秋冬の厳選された素材の味を存分に堪能する事ができます。
夕食後は界ならではのおもてなし、加賀獅子舞が披露されます。
武家文化の象徴とも言える加賀獅子舞を界加賀オリジナルにアレンジした「白銀の舞」。至近距離で鑑賞でき迫力満点!荘厳優美な演舞は子供も大人も楽しめるエンターテイメントです。
地域の魅力再発見を謳う星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」。
加賀の魅力がこれでもかというほど詰め込まれた温泉旅館で伝統にどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか。
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