写真:肥後 球磨門
地図を見る「坂の町」として有名な広島県尾道市ですが、尾道水道を背にすると山手には迷路のような坂道が続く住宅地域が広がっています。その中にあるのが古民家を再生した「空猫カフェ」です。お店までの道のりは迷路のような細い道なので方向を見失って「あれ?どこにあるの?」とちょっと迷うかもしれません。悪戦苦闘しながらたどり着くカフェですが、ここで待っているのが素晴らしい景色と絶品ベーグルなのです。
写真:肥後 球磨門
地図を見る建物は「空き家再生プロジェクト」で生まれ変わった古民家で、玄関に入ると田舎の家に行った時のような懐かしさを覚えます。
カフェスペースは2階で、6つの座卓が並べられた畳の部屋です。部屋から見える尾道水道は絶景で尾道市街と向島を往復するフェリーが見えます。さらに眼下を走行する列車の音ものんびり聞こえてきて、隠れ家に居るような安らぎを覚えます。
写真:肥後 球磨門
地図を見るこの癒しの空間で絶品ベーグルはいかがでしょう。ベーグルは数種類あり、好みのベーグルとドリンクのセットをいただくことができます。数量は限定ですがベーグルランチセットもあり、写真はひまわりベーグルにハーブチキンとたっぷりの野菜をサンドしたものです。
目の前に広がる尾道水道、美しい街並み、時折聞こえる列車の音、そんな空間で食べるモチモチのベーグルは最高です。やっとの思いで到着したカフェで素晴らしい景色と絶品ベーグルをいただく。これこそ旅の醍醐味なのではないでしょうか。
<空猫カフェの基本情報>
住所:広島県尾道市東土堂町6-11
電話番号:0848-24-5695
アクセス:JR尾道駅から徒歩およそ15分
営業時間: 11:00〜17:00
営業日:金・土・日曜日の3日間
※夏期は長期間休業するので事前に確認して訪問することをおススメします
写真:肥後 球磨門
地図を見る尾道の観光名所の一つ千光寺から坂道を下って数分、文学記念室や志賀直哉旧居の近くにあるのが散策途中にほっと一息できる古民家カフェ「帆雨(はんう)亭」です。
写真:肥後 球磨門
地図を見るカフェ店内は、志賀直哉の初版本を中心に映画監督の大林宣彦や作家の高橋源一郎など尾道ゆかりの文人達の作品が置かれている「おのみち文庫」が設けられています。文庫の見学だけもできますが(有料)、ティータイムで一服するのをおススメします。
写真:肥後 球磨門
地図を見るあまり広くはない店内ですが、古民家ならではの風情ある空間が広がっています。特等席は窓側の席。心地よい尾道水道からの風をうけながら素晴らしい景色を堪能できます。
カフェメニューはコーヒーや抹茶、季節限定で尾道の柑橘を使ったジュースやレモンスカッシュなどが揃っていています。その他、尾道帆布や尾道紅茶など尾道の土産物に加えて猫の町らしい「猫グッズ」も販売されているので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
<帆雨亭の基本情報>
住所:広島県尾道市東土堂町11-30
電話番号:0848-23-2105
アクセス:JR尾道駅から徒歩およそ10分
営業時間:10:00〜17:00
写真:肥後 球磨門
地図を見る古民家カフェは山手地区だけではなく尾道の商店街にもあります。その一つが尾道本通り商店街の一角にある「あくびカフェー」です。古民家を再生したゲストハウス「あなごのねどこ」に併設されたカフェで『旅と学校』がテーマになっています。
写真:肥後 球磨門
地図を見る「あなごのねどこ」?これは「うなぎの寝床」のような奥行きの長い尾道町家を、瀬戸内海でよく獲れる「あなご」にちなんでつけられました。奥行きある店内では学校で使われていた靴箱が本棚になったり、黒板にメニューが書かれたり、ビーカーなどの理科の実験道具がインテリアとして用いられたりと、そこかしこに懐かしい学校風景が見られて楽しめます。
写真:肥後 球磨門
地図を見る写真は「あくびの給食ランチ」です(内容は日によって異なります)。アルマイト製のトレイにのったワンプレートと先割れスプーン。この日はメンチカツと唐揚げの給食でしたが、こんな給食なら毎日学校に行くのも楽しみですね。
商店街の一角にあるレトロなゲストハウスに宿泊してあくびカフェーで食事をする。ちょっと変わった尾道の時間を過ごせるのではないでしょうか。
<あくびカフェーの基本情報>
住所:広島県尾道市土堂2-4-9
電話番号:050-5240-3127
アクセス:JR尾道駅から徒歩約12分
営業時間:月火金土11:00〜22:00、水11:00〜19:00、日祝11:00〜18:00
写真:肥後 球磨門
地図を見るカフェではないですがぜひおススメしたい古民家再生のお店があります。それが世界一小さいパン屋ではと思われる「ネコノテパン工場」です。
『猫の額』ほどの広さしかないのが特徴で、店先に一人入れる程度。お勘定する小さな窓からトレイとトングを渡されてパンを選ぶ仕組みです。
写真:肥後 球磨門
地図を見る小さなパン屋なので数は少ないですが種類は豊富。定番のパンながら天然酵母を使用して丁寧に作った、食パンをはじめクロワッサンやシナモンロール、カンパーニュ、バターロールなど10種類以上のパンが並んでいます。
写真:肥後 球磨門
地図を見る尾道はどこにでも猫がいる町として人気がありますが、店の前にもかわいい猫がいます。会計を済ますとお店の方から「猫に注意してください!」といわれます。それは猫がパンを狙っているから。猫も美味しいものはちゃんとわかるんですね。
細い路地をどんどん上がって行ってたどり着く店ですが、猫も欲しがる美味しいパンが待っているので尾道の散策途中に立ち寄ってはいかがでしょうか。
<ネコノテパン工場の基本情報>
住所:広島県尾道市東土堂町7-7
電話番号:050-6864-4987
アクセス:JR尾道駅から徒歩およそ10分 光明寺近く
営業時間:10:00〜夕暮れまで
尾道市内にはまだまだ沢山の古民家を再生したカフェやショップがあります。山手には尾道水道を一望できるゲストハウスの「みはらし亭」、廃屋のような景観を持つ「梟の館」、商店街には昔の銭湯を改装したカフェとお土産物が揃った「ゆーゆー」など。
古民家カフェでまったりと尾道時間を過ごしてはいかがでしょうか。
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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