写真:もんT
地図を見る今回の旅のスタートはJR内房線の五井駅です。JR線のホームに隣接して小湊鐵道のホームがあります。
「小湊鐵道」という名称は、本来ここ五井駅から外房の安房小湊を結ぶ計画だったために名付けられたのですが、上総中野駅にて国鉄木原線(現在はいすみ鉄道)と接続したこともあり、内陸の大多喜町上総中野駅にて終点となっています。
五井から内陸の養老渓谷までの区間は、1〜2時間に1本しか列車がありませんので、事前に列車の時刻を良く確かめておきましょう。
切符については、今回紹介する桜の名所がある駅まで乗り歩きをするなら、1日フリー乗車券がお得!大人1700円で小湊鐵道が乗り降り自由です。
また、上総中野から先、いすみ鉄道に乗り継いで房総半島を横断する行程であれば、房総横断乗車券がおススメ!小湊鐵道といすみ鐵道の運賃が込みで大人1600円。後戻りはできませんが、途中下車は可能です。
○1日フリー乗車券
小湊鐵道全線当日乗り降り自由
料金 大人¥1700 小人¥850
○房総横断乗車券
小湊鐵道五井から、いすみ鉄道大原までの割引乗車券
(前進のみ途中下車可能)
料金 大人¥1600 小人¥800
いずれも小湊鐵道五井駅ホーム事務所・各駅にて、また車掌から購入可能。
運賃は2013年3月現在のものです。
写真:もんT
地図を見る桜の季節は小湊鐵道が1年の中でも最も輝くとき…。沿線の各駅には桜の木が植樹されていて、ローカル線に揺られながら桜の花見ができます。
乗っているだけでも楽しめるのですが、ぜひ途中下車をお勧めしたいのが、五井駅から約50分の飯給(いたぶ)駅。桜の季節には駅横の水田に水が張られ、桜や菜の花、そしてディーゼルカーが水鏡に映えます。
なお、ここは桜の開花時期は夜のライトアップもあるので、夜桜見物も堪能できます。
のんびり花見を楽しみつつ、いろいろなアングルからローカル線と桜の撮影を楽しんで〜♪
写真:もんT
地図を見る再び列車に乗り込み、もう少し先まで足を延ばしてみましょう。
車窓には房総の里山の風景がさらにいっそう展開します…。
里山をトンネルで抜けた次の駅は月崎駅。ここも見事な桜が旅人を迎えてくれます。
さらにもう一つトンネルを抜けて、その次の上総大久保駅へ…。
写真:もんT
地図を見る上総大久保駅は幹線道路からも離れており、そこは本当に静かで鄙びた山里の無人駅。ホーム脇には立派な桜の木が…、そして線路沿いには菜の花が咲き誇ります。
ここでぜひ途中下車してみましょぅ!
駅舎を出て右へ行き、踏切を渡って線路の向こう側(南)のあぜ道をのんびり散策するのがおススメ…。
特別な公園でも何でもないのですが、日本の山里の原風景がここにあり…。
静かにのんびりと房総の春爛漫を満喫です。
写真:もんT
地図を見る上総大久保駅周辺の美しい風景は、小湊鐵道沿線の中でも随一!
付近は線路が東西に走っているので、線路南側から様々なアングルで桜とローカル線を絡めた撮影が楽しめます。写真撮影が目的ならば1日いても飽き足らないことでしょう。
上の写真は駅から徒歩で5分足らずの撮影ポイント。
帰りの列車に乗りそびれないように撮影を楽しんで〜♪
何気ない日常の中で桜の花見が堪能できるローカル線として、ここ小湊鐵道は一押し!
さらに、昔ながらの古いディーゼルカーと駅舎の風景が美しい春の山里に彩を添えます。
都心からこんなに近いところに美しい日本の里山の原風景が…。
皆さんぜひ、小湊鐵道に乗って春爛漫の房総の山里を思い思いに旅してください。
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(2023/11/29更新)
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