写真:安藤 美紀
地図を見る箱根 宮ノ下にある菊華荘は、約120年前に建てられた旧御用邸を利用した旅館です。建物は、格式高くクラシカルで落ち着いた佇まい。価値のある建物を利用できるという満足感が、訪れた人を優雅な気持ちにさせてくれます。
一度は泊まってみたい箱根の高級旅館「菊華荘」ですが、宿泊となると手が出ない・・・、そんな方にぴったりなのが「日帰り入浴プラン」です。このプランは1日3組限定で、利用時間は11時〜15時、貸切温泉と専用部屋で食べるランチ付きです。日帰りプランだから、価格は宿泊に比べてとってもお値打ち。お得に箱根の高級旅館の雰囲気が味わえます。
少し早く着いても、お庭の散策はいつでもOK。お部屋の準備が整えば、11時前でもお部屋に通してもらえることがあるので、スタッフの方に声をかけてみてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見る日帰り入浴プランで利用できる専用個室は3部屋です。写真の個室は「桜の間」。和風のお部屋にモダンな雰囲気も加わって、どこかスタイリッシュ。窓の外にはお部屋の名前通り桜の木があり、春になると桜を見ながらお食事が出来ます。
「桃の間」と「あじさいの間」は、お部屋から中庭が見渡せるようになっています。春は桜やツツジ、初夏はアジサイ、秋は紅葉、冬はしっとしりた雪景色が。池や小さな滝も流れている中庭の景色を楽しみたい方は、「桃の間」か「あじさいの間」を予約しましょう。
お部屋に着いたら、まず浴衣に着替えます。お天気なら浴衣のままデッキに出て、ぜひお庭を散策してみてください。美しいお庭なので、じっくり眺めたり時々視点を変えたりして、箱根らしいしっとりした風情を楽しんでみてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見るお風呂は、大小2つの内湯を貸切で使うことが出来ます。どちらのお風呂も総檜造りの浴槽。脱衣所で内側から鍵をかけ、貸切にすることが出来ます。菊華荘の大小2つの貸切風呂は、どちらも時間制限無し!箱根の名湯を好きなだけ満喫できます。
泉質は、ナトリウムー塩化物泉。この泉質は別名“熱の湯”とも呼ばれていて、塩の成分がお肌に膜をはってくれるので、湯上り後もずっとポカポカ!美人の湯指数と言われるPHが8.6もあるので、“超”美人の湯と言えるでしょう。源泉温度は69.4℃なので加水していますが、循環ろ過なし、加温なしです。
さっぱりとしたお湯ですが、翌日のお肌はツルンツルン!日帰りでも箱根のお湯の良さを十分満喫できます。
写真:安藤 美紀
地図を見る入浴日帰りプランでいただく昼食は会席料理。素材を生かしたシンプルな味付けで、献立は2ヶ月ごとに変わるので、いつ訪れても旬の素材を使ったお料理をいただくことが出来ます。美しく季節感たっぷりに盛りつけられたお料理は、なにより見て楽しめるのがいいところ。季節が変わるごとに食べたいお料理です。
会席料理は、仲居さんがちょうどいい頃合いを見て1品1品お料理を運んでくれるので、食事をする時間は少し長くなります。食事の時間は1時間30分〜2時間ほどみておいてくださいね。
お昼の会席は9品。1品ずつの量は少ないのですが、全て出てくるとお腹いっぱいに。苦手なものがある方は、食事の時間を伝える時に、一緒にお知らせしておくと良いでしょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る菊華荘では、四季を通じて色々な表情を見せる庭園がじっくりと眺められるように、至る所に大きな窓が設けられています。
お庭は、毎日庭師の方が手入れをしているので、いつ訪れても美しい状態に。立ち止まって何も考えずただお庭を眺めているだけで、非日常の空間へプチトリップ出来ます。箱根の旅の思い出に、菊華荘で最高の景色をお楽しみください。
箱根の富士屋ホテルと言えば、誰もが憧れる高級旅館。食事は専用個室でいただく極上の会席料理、さらにお風呂は貸切だから、大切な人と大切な日に訪れれば、プライベートな時間を充分満喫出来ます。富士屋ホテル 菊華荘で、ちょっぴり贅沢な箱根の日帰り旅をお楽しみください!
※アクセスは、箱根湯本から箱根登山鉄道で「宮ノ下駅」下車(徒歩10分)。もしくは伊豆箱根バスで「宮ノ下駅」下車(徒歩5分)。観光シーズンになると箱根は道が大渋滞しますので、バスより箱根登山鉄道の方がオススメです。
<箱根 富士屋ホテル別館 菊華荘>
■利用時間 11時〜15時
■料金 1人9,500円〜
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この記事を書いたナビゲーター
安藤 美紀
1975年愛知県生まれ。東京や埼玉に移り住み、エンジニアと二足のわらじで「新しいトキメキと癒し」を求めて飛び回っていました。現在は、フリーライターとして独立。まったりした静岡に移住しています。非日常感…
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