間歇泉とは、一定の周期で地面から噴き出す温泉のこと。鹿部町の道の駅にある「しかべ間歇泉公園」の間歇泉は、吹き上げる温泉の高さが15メートル以上という、日本でも珍しいものです。大正13年に偶然発見されて以来、100度の温泉を10分間隔で吹き上げ続けています。公園内はきちんと整備されているので、安心して観ることができます。
100度を超える温泉が地表近くに上がってきました(写真)。水圧の低い場所までたどり着くと、沸騰して吹き上げる仕組みです。
吹き上げ開始!吹き上げる動力は自然の力のみの大迫力の噴水ショー、まさに圧巻です。
吹き上げを待つ間、足湯でまったりしてみてはいかがでしょう。
ここは間歇泉で吹き上げた温泉を、心地よい温度に冷やして足湯にしているコーナーです。足湯には疲労回復の効果や、神経痛、筋肉痛、うちみや冷え性、慢性消化器病など、さまざまな効能があると言われています。
小石が敷かれた足湯は心地よい温度で、身体もぽかぽかしてきます。タオルも設置されていて、気軽に足の疲れを癒すことができますので、ぜひ体験してみてください。
足湯でゆったりと疲れを癒している間に10分が経過。次の吹き上げの時間はあっという間にやってきます。足湯に浸かりながら間歇泉を鑑賞するのも、またおすすめ。
間歇泉の間近にある「洞窟の道」。中は間歇泉の仕組みが分かりやすく説明されたパネルや音声が。また小さな小窓からは、吹き上げる間歇泉をとても間近で見ることができます。
「眺望の館」は、高い通路から間歇泉を堪能することが可能。間歇泉公園を半周できるようになっているので、散歩気分で色々な角度から間歇泉や公園内を見渡してみてください。
また、反対側からは太平洋と噴火湾が見渡せ、快晴の日にはその先にある羊蹄山を望むことができます。
ぐるりと散策してくると、ちょっとした庭園を散歩しているような気分になれます。ひと回りした先の「集いの館」でちょっと小休止。休憩スペースがあるので、一休みしてもいいですね。
海に面した鹿部町では、旬の海産物が水揚げされています。「温泉蒸し処」では、物産館に並ぶ鮮魚を購入して、温泉の蒸気で蒸して食べることができます。また、隣接されたバーベキュー処では、購入した海産物をその場で焼いて楽しめます。北海道の海の幸を豪快に召し上がれ!
焼くのが面倒なら、漁業協同組合のかあさん達が振る舞う「浜のかあさん食堂」で、鹿部の海産物を使ったメニューを堪能することが可能です。
住所:北海道茅部郡鹿部町字鹿部18番地1
電話番号:01372-7-5655
アクセス:函館バスより道の駅しかべ間歇泉公園下車(※詳しくは関連MEMO参照)
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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