写真:ミセス 和子
地図を見る北海道の利尻島は、アイヌ語で「リイ、シリ」(高い島)が名前の由来です。毎年6月頃から高山植物が咲き誇り、多くの観光客で賑わいます。
鴛泊(おしどまり)港フェリーターミナルから車で移動する場合、島の沿岸を走る道道108号線から、姫沼に通じる勾配のある坂道を登り続けます。初夏であれば前方に雪の残る利尻山の姿が見えるので、素晴らしい景色を眺めながらドライブを楽しみましょう。
写真:ミセス 和子
地図を見る「利尻礼文サロベツ国立公園 姫沼園地」の立て札のある場所が見えたら到着。この場所が姫沼の駐車場で、ここから姫沼湖畔までは徒歩で移動します。姫沼湖畔にはトイレがないので、駐車場横のトイレを利用しましょう。
写真:ミセス 和子
地図を見るオモベツ川に架かる吊り橋「想い出橋」を渡り、徒歩2分ほどで姫沼湖畔です。
写真:ミセス 和子
地図を見る初夏の姫沼は、残雪の利尻山を背景にしたとても美しい景勝地。良く晴れた日には、沼に利尻山が映る「逆さ富士」が見られます。
姫沼は、1961(大正6)年に、点在する三つの小さな沼と湧き水をせき止めて人工的に造られた沼。そこへ、ヒメマスを放流した事から「姫沼」と名付けられました。円い沼は、周囲800メートルで、深さが約2メートルあります。
写真:ミセス 和子
地図を見る姫沼周囲には、約800メートルの探勝路(木道)があり、20分ほどで一周する事ができます。森林浴をしながら、足元に咲く高山植物を探しつつ散策しましょう。マイナスイオン効果で、気分が爽快になってくるのがわかります。
写真:ミセス 和子
地図を見る原始林の中の姫沼探勝路では、6月頃から高山植物が咲き乱れ、鳥のさえずりや風の音、虫の鳴き声などを聞きながら手付かずの自然が満喫できます。これが、姫沼を初夏に訪れることをすすめる大きなポイントなのです。
写真:ミセス 和子
地図を見る湖面にはこんな倒木も…。
写真:ミセス 和子
地図を見るまた、倒木のトドマツが姫沼探勝路を塞いでしまったことから、そのトドマツに通り道を作って散策路の一部に!まさに自然との共存を体感できます。
写真:ミセス 和子
地図を見る姫沼のフォトジェニックな風景「逆さ富士」。残雪の利尻富士が姫沼の湖面に映る光景は、素晴らしいものがあります。
逆さ富士を撮影するには、いくつかの条件があります。一つは、雲のないよく晴れた日であること。もう一つは、風がなく水面が穏やかであること。この二つの条件が揃うことの多い時間帯は早朝です。
写真:ミセス 和子
地図を見る姫沼に佇む「シラサギ」。美しい景色の中に佇むシラサギが美しく、見入ってしまう光景です。人の気配を感じても動じず、悠々と佇む姿が素敵です。
写真:ミセス 和子
地図を見る「まいづるそう」は、高い山から亜高山帯、北国の森林や湿原等にみられる植物です。ハート型の葉っぱと、華麗な白いつぶつぶの花が特徴。群生することが多く、半日陰の環境を好みます。
写真:ミセス 和子
地図を見る「つぼすみれ」はスミレのようなお花で、花の時期は4月〜6月。亜高山帯の湿り気のある林縁に群生する花です。茎の高さが5〜25センチで、一本の茎から伸びる花柄に、直径約1センチの花を付けます。花には紫色の筋があります。
写真:ミセス 和子
地図を見る写真は、姫沼の入り口にある「休憩所」と看板がある売店。姫沼の写真や絵葉書、高山植物や野鳥の写真等が販売されています。「今日見つけたお花の写真」などの展示もあり、この写真を見てから姫沼探勝路を散策すると、お花や野鳥に興味が持てて楽しいですよ。
また姫沼を色々なアングルから撮影されている写真があるので、参考にして撮影してみましょう。
写真:ミセス 和子
地図を見る利尻島旅行のお土産としてもおすすめなのが、「姫沼で逢える花」の写真です。一つ一つのお花に名前が付けてあるので、自宅に戻ってからもお花の名前を探す事ができます。まるで花図鑑のような写真は、このように素敵なインテリアにもなります。
住所:北海道利尻郡利尻富士町
営業期間:5月〜10月(4月〜11月は閉鎖)
駐車場:あり(無料)
※駐車場敷地内にはトイレもあります
電話番号:0163-84-3622(利尻観光協会)
アクセス:鴛泊(おしどまり)港フェリーターミナルから車で約10分
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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