美しい棚田を見に行こう!「日本の棚田百選」長門市油谷・東後畑

美しい棚田を見に行こう!「日本の棚田百選」長門市油谷・東後畑

更新日:2014/03/05 17:42

さまざまな形の水田が階段状になっている棚田の景観は日本の原風景ともいえますね。山口県にも数多くの棚田が形成されています。
その中でも、特におすすめのスポットが、ここ「東後畑(ひがしうしろばた)の棚田」。
田植えの準備が始まり、水を張った水田が鏡のように輝く様は素晴らしく美しく、夕陽が映りこむ時間帯を狙って全国からたくさんの方が訪れます。

夕方からがおすすめ!!

夕方からがおすすめ!!
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長門市油谷(ゆや)は棚田が多い地域で、本州最西北端の向津具(むかつく)半島を中心に棚田地帯が広がっています。
通常は山間部にあることが多い棚田ですが、この地区は半島部分の丘陵地が海岸近くまで迫っているため、眼下に日本海や油谷湾を望むことができます。
東後畑(ひがしうしろばた)の棚田もそのひとつで、海が望める棚田として絶景の撮影スポットになっています。

沈みゆく夕日と、棚田に映り込む光景は絶景!!

わざわざ夕方からの時間帯を狙って訪れる人々もすごく多いんですよ。
そのため、撮影場所には三脚がずらり・・・・なんて日も(^^;)

年間を通じてきれいな棚田ですが、やはり田に水を張り始める5月初旬から田植えが終わる6月中旬頃が特におすすめです。

金色に輝く水田

金色に輝く水田
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日が傾きはじめると、棚田が金色に輝きはじめます。
夕日を撮るにはまだまだ早い時間帯・・・
場所取りの三脚からカメラだけを外して、棚田のいろんな表情を撮影して散策するのも楽しみの1つですね。

棚田は観光地ではなく農業地。そこに暮らす人々の生活の場です。見学させていただく気持ちを忘れないことが大事です。
過去には、農作業をされている方に「そこをどいてくれ」とか、「ポーズをとってくれ」とか言ったカメラマンがいたそうですが、最低限のマナーは心得たいものですね(^^;
また、現地周辺にはお店や自販機はありませんので、事前に準備して行かれることをおすすめします。休憩所やトイレはきれいに整備されていますので、女性の方でも安心です。

沈みゆく夕日に照らされた棚田も絶景

沈みゆく夕日に照らされた棚田も絶景
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いよいよ陽が沈みます。
きれいな夕日が見られると、とっても嬉しいですよね。
季節によって日が沈む場所は変わりますが、5月ではこんな感じです。半島に沈む夕日と、風車なんかを入れてみるのもいいかも^^

夕日を堪能した後は

昼間の棚田、そして夕日に輝く棚田を楽しんだ後もまだ帰ったらいけませんよ(笑
陽が沈むと、近隣の漁港から続々とイカ釣り漁船が出港していきます。
さぁ、次の楽しみは夜の部です^^

夕日を堪能した後は
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ここの魅力は、なんと言っても漁り火とのコラボ

この棚田の最大の魅力は、海上で操業するイカ釣り漁船の漁り火とのコラボレーション。
5月初旬ではまだまだ数が少ないですが、シーズンの5月下旬〜は何十艘もの漁船が操業します。
イカ釣り漁船の漁火が無数に輝く風景は見るものを圧倒する美しさで、この景色をカメラに収めようと、毎年多くのカメラマンたちがこの地を訪れます。
(土曜日の夜は、翌日が市場が休みなのでイカ釣り漁に出る船が少なくなります。)

ここの魅力は、なんと言っても漁り火とのコラボ
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おわりに

ここのすぐ近くには千畳敷や竜宮の潮吹きもありますし、ちょっと走れば人気の絶景スポット「角島」もすぐそこなんですよ。
金子みすゞ生誕の「長門市」や城下町「萩市」もルートに入れての旅行を計画してみてはいかがでしょう。
もちろん晴天の棚田もとっても綺麗ですので、春の陽射しを楽しみながら北長門海岸国定公園を満喫できること間違いなしです!!

所在地 :山口県長門市油谷東後畑
アクセス:JR山陰本線 人丸駅からタクシーで約15分

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/05/05 訪問

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