中国・承徳の世界遺産、外八廟の「布達拉行宮景区」は完全チベット仕様!

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中国・承徳の世界遺産、外八廟の「布達拉行宮景区」は完全チベット仕様!

中国・承徳の世界遺産、外八廟の「布達拉行宮景区」は完全チベット仕様!

更新日:2018/09/04 16:03

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

北京から高速バスでわずか3.5時間の承徳は世界遺産のまち。清の時代の離宮である「避暑山荘」とそれを取り囲む12の寺院である「外八廟」が世界文化遺産に登録されており、見所に困りません。その外八廟の主役とも言えるのが、完全チベット様式の寺院群である「布達拉行宮景区」。清がチベット仏教を厚く信仰していたことから、ラサのポタラ宮をそのまま持ってきたような景観が「布達拉行宮景区」にはあるのです。

布達拉行宮景区の主役は二つ

布達拉行宮景区の主役は二つ

写真:Yuma A.

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清の時代の皇帝が夏の間過ごした「避暑山荘」。それを取り囲むように配置された寺院群が「外八廟」と呼ばれています。避暑山荘の北側に位置するのが「布達拉行宮景区」。

見所は写真の二つの寺院(正確には廟)。右が乾隆帝が1780年に完成させた「須弥(山)福寿之廟」。パンチェンラマ6世を迎えるために造ったこの廟はチベットのシガツェのタルシンポ寺を模しています。

なお名称には山が入ったり入らなかったりします。当地では入ってませんので今回はそれに従った表記をします。

布達拉行宮景区の主役は二つ

写真:Yuma A.

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そして左に位置する「普陀宗乗之廟」はアップで見ると良く分かるとおり、ご存知チベットのラサのポタラ宮殿を模したもの。外八廟の中でも最大面積を占め、乾隆帝の60歳を記念して造られ、4年かけて1771年に完成しました。

この「普陀宗乗之廟」と前述の「須弥福寿之廟」が「布達拉行宮景区」の主役です。早速の中に入ってみましょう。なお入場料はセットで80元/1名です。

なお、写真は隣接する世界遺産、「避暑山荘」の山景区から撮ったものです。

須弥福寿之廟はチベット&中国スタイル

須弥福寿之廟はチベット&中国スタイル

写真:Yuma A.

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須弥福寿之廟は保存状態が良いことで知られています。正門を潜るとすぐに見えてくるのが大紅台。パンチェンラマ6世が読経したとされる場所ですが、完全なチベットスタイルですね。

須弥福寿之廟はチベット&中国スタイル

写真:Yuma A.

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面白いのは中に入ると中国様式なところ。祭られているのは釈迦牟尼像です。中国というと道教や儒教の寺院が多いのですが、ここは完全に仏教寺院ですね。

須弥福寿之廟はチベット&中国スタイル

写真:Yuma A.

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須弥福寿之廟は丘に建っており、階段を登りながら奥に進むことになります。登っていくと大紅台の背後に出ます。このまま登っても良いのですが、写真右手側に通路がありますのでそちらに進んでください。

眺めを楽しもう!

眺めを楽しもう!

写真:Yuma A.

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上述の通路進むと大紅台のうえの上部に出ます。ここはぐるりとデッキになっており、風景を楽しめるよう配慮されています。かなり頑丈な設計なんですね。

眺めを楽しもう!

写真:Yuma A.

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デッキからはパンチェンラマが滞在時に寝殿に使用した吉祥法喜殿の向こうに普陀宗乗之廟が見えます。遠くに見えるかもしれませんが、須弥福寿之廟から歩いて20分程度しか離れていませんので、後ほど徒歩で向かうとしましょう。

眺めを楽しもう!

写真:Yuma A.

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須弥福寿之廟の最北部の一番高いところに建っているのが万寿璃宝塔です。7層からなる木塔ですが外装に緑や黄色のガラスが用いられるなど凝った意匠が特徴です。これを見たら元来た道を引き返しましょう。

普陀宗乗之廟はさらに異国情緒満載

普陀宗乗之廟はさらに異国情緒満載

写真:Yuma A.

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須弥福寿之廟の出口から西に歩くこと20分。普陀宗乗之廟に着きます。ここはさらに異国情緒が強まり、入り口の石碑には4ヶ国語(中国語、満州語、モンゴル語、チベット語)が刻まれています。

山門から近い五塔門には狛犬ならぬ狛象!?が鎮座しています。

普陀宗乗之廟はさらに異国情緒満載

写真:Yuma A.

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境内を進むと見えてくるのが、普陀宗乗之廟の大紅台。先ほどよりもさらにスケールアップしていますね。もちろん中に登って入ることができます。順路は写真左手側から登っていき、右手側から降りてくるイメージです。

普陀宗乗之廟はさらに異国情緒満載

写真:Yuma A.

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大紅台の中は4層になっており各層の部屋に展示されている美術品などを見学しながら、上に登っていく構造になっています。こちらも内部は中国様式なのが面白いですね。

屋上からの眺めは最高!

屋上からの眺めは最高!

写真:Yuma A.

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大紅台からの屋上の眺めは遮るもののない360度の大展望。遠くには承徳の名峰(奇岩!?)「磬錘峰」も眺めることができます。こちらの大紅台も屋上がぐるりとデッキになっていますので、四方の景色を楽しめるのが良いですね。

屋上からの眺めは最高!

写真:Yuma A.

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外八廟の最大の寺院だけあって、普陀宗乗之廟を入り口からじっくり見ながら歩いたら2時間はかかります。須弥福寿之廟と合わせれば半日は要しますので、外八廟の別の景区である「普寧寺景区」や前述の「磬錘峰景区」も見て回りたい場合は、早朝からの行動をお薦めします。

なお布達拉行宮景区は朝8時から開いています。

屋上からの眺めは最高!

写真:Yuma A.

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なおアクセスですが承徳の中心部から6路のバスで普陀宗乗之廟や須弥福寿之廟に来ることができます。ただ横断歩道などはないので、帰りのバス停に向かう際には気をつけてください。なおバス停付近から普陀宗乗之廟を下から見た全景を撮ることができます。

それでは気をつけていってらっしゃいませ〜

外八廟、布達拉行宮景区の基本情報

住所:河北省承徳市避暑山荘北面獅子溝南坡
電話:+86-314-2165020
アクセス:承徳市中心部から6路のバスで約20分

2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/09 訪問

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