日本最古の観覧車!「函館公園 こどものくに」は昭和31年創業のレトロな遊園地

日本最古の観覧車!「函館公園 こどものくに」は昭和31年創業のレトロな遊園地

更新日:2018/07/02 13:14

ひいろ あいこのプロフィール写真 ひいろ あいこ 子連れトラベラー、子連れ旅プランナー
「日本一古い観覧車」はどこにあるのかご存知ですか?その答えはJR函館駅から車で10分ほどのところにある「函館公園」にある「こどものくに」。今の子どもたちが想像する観覧車とはだいぶイメージが違うと思う。昭和31年創業、今もなおそのままの形を継承し続ける素敵なレトロな遊園地で昭和の時代にタイムスリップしてみましょう!

昭和31年創業のレトロな遊園地

昭和31年創業のレトロな遊園地

写真:ひいろ あいこ

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JR函館駅から車で10分ほどのところにある「函館公園」は4.79ヘクタールの広さを誇る広大な公園です。その中にあるミニ遊園地「こどものくに」は昭和31年創業のとてもレトロな遊園地で、そこだけそのまま時間が止まり、古き良き昭和の時代へとタイムスリップしてしまったかのうようです。大人はなつかしく、子どもには逆に未知の世界が広がります。

入園無料というお手軽さもこの遊園地の魅力。全13機種の乗り物は1回一律300円で、8枚綴り回数券が2,000円です。雪の季節を除いた3月下旬〜11月下旬までは雨天日をのぞき毎日営業しています。お休みは「雨の日」。なんだかほっこりしませんか?

日本最古の観覧車

日本最古の観覧車

写真:ひいろ あいこ

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この遊園地には「日本最古の観覧車」があります。なんと1950年に大沼湖畔に設置され、1965年に現在のこどものくにに移されたという歴史ある観覧車です。
その姿は、箱型で、大きくてという「現代の観覧車」のイメージからは随分とかけ離れていてます。

高さ12m、直径10mという小規模で、囲いがなく大人2人がけの椅子だけが8席ある八角形の観覧車です。子どもたちに伝えたら「えー!これが観覧車!?」なんて声が聞こえてきそうですね。

日本最古の観覧車

写真:ひいろ あいこ

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ゆっくりとあがっていく観覧車はなんだか不安定で少し怖さも覚えます。なんてったって箱ではなく椅子のままあがっていくんですから。直径10mと観覧車にしてはかなりの小規模ですが、頂上からの景色はやはり最高。園内を一望することができ、さらに遠くには海が見えます。
この景色は観覧車からしか見ることができません。お子さまだけでなく、大人も一緒に日本最古の観覧車を楽しんでほしいものです。

日本最古の観覧車

写真:ひいろ あいこ

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他にもメリーゴーランドやスカイチェアーなど、レトロでかわいい乗り物がたくさんあり、8枚の回数券を買ってもすぐ使いきってしまうと思います。

毎日の点検と月1回の定期整備のほか、繁忙期前の点検や年1回の国指定検査などメンテナンスをしっかりと繰り返しながら安全に大事に乗り物を現在まで引き継いでいます。

メリーゴーランドや飛行機などは1956年の開園当初から動いているというから驚きですね!

日本初!「ユンボ DE GO!」は見逃せない。

日本初!「ユンボ DE GO!」は見逃せない。

写真:ひいろ あいこ

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観覧車とともに見逃せない乗り物が「ユンボ DE GO!」ユンボという建設現場で活躍するパワーショベルの一種で、本物の重機を使った日本初の乗り物なんです!こどものくにでは、2014年に導入されました!
このパワーショベルのアームにぶら下がったおもりでボーリングピンの絵が描かれたパネルを倒していきます。制限時間は2分!さぁ、何本のピンを倒すことができるかな??

本物の重機を操作できるとあって乗り物好きの子どもたちに大人気!もしかしたらお父さんの方がはまってしまうかもしれませんね。

広い芝生の公園と動物施設

広い芝生の公園と動物施設

写真:ひいろ あいこ

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函館公園には遊園地以外にも広い芝生のある公園や入園無料の動物施設もあります。メインの広場には噴水があり、暑い季節は水遊びができます。

日本最古の観覧車・日本初の遊具がある昭和レトロな遊園地。入園無料の動物施設と広い芝生の公園もあり1日中楽しむことができます。子どもが笑顔になれる「函館公園」。ぜひ旅のプランに組み込んでみてはいかがでしょうか。

「函館公園」の基本情報

住所:北海道函館市青柳町17番地
電話番号:0138-22-7255
アクセス:市電「青柳町電停」下車 徒歩3分

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/10 訪問

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