永遠の都ローマに映画ファン必見の聖地「チネチッタ」あり

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永遠の都ローマに映画ファン必見の聖地「チネチッタ」あり

永遠の都ローマに映画ファン必見の聖地「チネチッタ」あり

更新日:2018/06/27 14:16

Etsuko Ciaoのプロフィール写真 Etsuko Ciao 旅するイタリアライター、美味しいもの愛好家

ローマは一年を通して観光客が訪れる人気の観光都市。市内観光名所からから離れた郊外に、映画の聖地「チネチッタ」があります。映画界巨匠により「ローマの休日」「甘い生活」等多数の名作を生み出したイタリア初の大規模撮影所です。アメリカ映画「グラディエーター」や、なんと日本映画「テルマエロマエ」の撮影も行われた場所なのです。古代ローマ時代へタイムスリップしたようなローマセットは必見です。

ヨーロッパ最大級で、イタリア初の大規模撮影所

ヨーロッパ最大級で、イタリア初の大規模撮影所

提供元:Cinecitta

http://www.cinecittaluce.it/地図を見る

ローマ郊外にある大規模映画撮影所の「チネチッタ」は、1937年に首相ムッソリーニのもと設立されました。広大な屋外セット、21のスタジオで構成され、当初はファシズム宣伝のための映画撮影が行われていました。

第二次大戦中の1937年から1943年は空襲で撮影所の一部が壊れ、また難民キャンプとして使われました。こうした時代を経て、戦後はイタリアを代表する名監督ルキノ・ヴィスコンティの「山猫」(1963年)、巨匠フェデリコ・フェリーニの「甘い生活」(1960年)、「8 1/2」(1963年)等の数々の名作がこの撮影所で生まれ世に送り出されました。

1980年代に映画産業が衰退し破綻の危機がありましたが、国営化となり危機を回避して現在に至っています。

ヨーロッパ最大級で、イタリア初の大規模撮影所

提供元:Cinecitta

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チネチッタの名前の由来は、イタリア語で映画はチネマ(cinema)、チッタ(citta)は町、つまり「映画都市」を表す造語です。

敷地内の撮影所には、古代ローマ時代の広場や神殿、トスカーナの田舎町、ロミオとジュリエットのバルコニー等、様々な時代とシーンの撮影に対応しています。

ヨーロッパ最大級で、イタリア初の大規模撮影所

提供元:Cinecitta

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撮影所の見学はガイドツアーに参加

撮影所の見学はガイドツアーに参加

写真:Etsuko Ciao

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地下鉄チネチッタ駅の地上に出ると、目の前がチネチッタの建物なので迷う心配はありません。

大規模撮影所への見学はガイドツアーが必須。ツアーは水曜日を除いた1日5回、イタリア語で約40分間10人から20人程のグループでまわります。
11:30と15:15は、イタリア語と英語のグループに別れてツアーを開催。英語で希望される方はこの時間に参加されるといいでしょう。他に、フランス語の開催日もありますので、関連MEMOでご確認下さい。

公式HPに各開始時間が記載されていますが、入口でチケット購入時に念のため時間を確認されるとよいでしょう。ツアー開始前は敷地内のカフェで待つように案内があります。

撮影所の見学はガイドツアーに参加

写真:Etsuko Ciao

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敷地内へ入ると半分埋められた巨大な頭がお出迎え。こちらは、フェデリコ・フェリーニ監督の映画「カサノバ」の女神像(ヴェヌシア)の頭部で、映画の冒頭の水上シーンで登場します。

撮影所の見学はガイドツアーに参加

写真:Etsuko Ciao

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「第5スタジオ」は、チネチッタ内でも聖地といわれるスタジオ。その訳は、巨匠フェデリコ・フェリーニ監督が数あるスタジオの中で、とりわけ愛したと言われているからです。

映画「カサノバ」での冒頭シーンは、巨大な頭部の女神像と共に第5スタジオで撮影されました。

テルマエロマエの撮影地と古代ローマへタイムスリップ

テルマエロマエの撮影地と古代ローマへタイムスリップ

写真:Etsuko Ciao

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2012年公開の阿部寛さん主演「テルマエ・ロマエ」は、約2週間チネチッタで1000人のエキストラと共に撮影が行われました。

映画に使われたのは路地裏シーンで、古代ローマ遺跡があるオスティアやポンペイをイメージして路地が造られました。

テルマエロマエの撮影地と古代ローマへタイムスリップ

写真:Etsuko Ciao

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撮影所内にあるセットは、実物より小さめに造られています。壁、床、窓枠は、見た目に本物のような質感を表現しています。硬そうに見えるのですが、壁や石畳はとても軽いです。

見学中、当時の生活用具を再現した柱、壺等の生活用具が置かれているスペースを通りますが、本物の遺跡群を見ているようで興味深いです。

テルマエロマエの撮影地と古代ローマへタイムスリップ

提供元:Cinecitta

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撮影所内で人気のローマセット。デザイナーはイギリス人で、イタリア人スタッフが9か月かけて巨大撮影セットを作成し、BBCの連続ドラマ「ローマ」の舞台となりました。今はドキュメンタリーの撮影に時々使われています。

リアルなこの大規模セットは、古代都市ポンペイや、ポンペイと共にヴェスビオ火山で埋没した遺跡を参考に作られました。

ローマセットは撮影だけでなく、イベントやパーティの使用にも貸し出しをしています。ご興味ある方、チネチッタにお問い合わせされてみて下さいね。

ガイドツアー後には、映画展示室へ

ガイドツアー後には、映画展示室へ

写真:Etsuko Ciao

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約40分のガイドツアー終了後は、自分のペースで見学ができます。ただし、ガイドがいないため大規模撮影所には戻れないのでご注意を。

チネチッタの敷地内に映画展示室が1から4までありますので、ツアー後にゆっくりご覧下さい。展示室はチネチッタ成り立ちのムッソリーニ時代から始まります。

ガイドツアー後には、映画展示室へ

写真:Etsuko Ciao

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ガイドツアー後には、映画展示室へ

提供元:Cinecitta

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展示室内では、美しく華やかに映画を飾ったイタリア人女優の写真と、映画「甘い生活」「8 1/2」「道化師」等で使用された衣装の数々を間近に見ることができます。イタリア映画ファンにとって、懐かしい衣装を見ながら、映像が記憶と共に浮かぶ瞬間となるかもしれませんね。

チネチッタカフェで余韻に浸る

チネチッタカフェで余韻に浸る

写真:Etsuko Ciao

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チケット売り場で、最初に集合場所として案内を受けるチネチッタカフェ。ガイドツアー終了後、ゆっくりとコーヒー飲みながら休憩されるといいですね。パニーノもあるので軽いランチもできます。

チネチッタカフェで余韻に浸る

写真:Etsuko Ciao

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カフェにはブックストアと売店が併設されています。Tシャツ、バック、小物類が販売されています。チネチッタを訪れた記念に、または映画好きのお友達へのお土産も購入できます。

チネチッタカフェで余韻に浸る

写真:Etsuko Ciao

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フィルム時代の映画製作を彷彿させるバック。デザイン力のセンスの良さを感じさせるのはさすがイタリア。おしゃれ心をくすぐります。

チネチッタの基本情報

住所:Via Tuscolana, 1055, 00173 Roma
電話番号:+39-06-72293269
最寄駅:地下鉄A線、Cinecitta駅
営業時間:水曜日を除いた毎日9:30-18:30(チケット窓口最終16:30)、祝日の営業はHPでご確認ください。

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。

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