絶景湿原 北海道「サロベツ湿原」はエゾカンゾウが咲く時期がお勧め

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絶景湿原 北海道「サロベツ湿原」はエゾカンゾウが咲く時期がお勧め

絶景湿原 北海道「サロベツ湿原」はエゾカンゾウが咲く時期がお勧め

更新日:2018/07/02 15:52

ミセス 和子のプロフィール写真 ミセス 和子 北海道ブロガー、街興しフリーライター

北海道北部の日本海側、豊富町・幌延町に広がる6,700haの「サロベツ湿原」は、JR山手線内側がすっぽり入る大きさ(東京ドーム1400個)、日本三大湿原の一つです。2005年には「ラムサール条約」にも登録されていて、「利尻礼文サロベツ国立公園」の一部でもあります。

サロベツ湿原は、5月〜9月にかけて多くの花々が咲き、渡り鳥が羽を休めに立ち寄る場所。北海道の大自然を感じる湿原です。

なんと東京ドーム約1400個分の大きさ

なんと東京ドーム約1400個分の大きさ

写真:ミセス 和子

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日本三大湿原に数えられている「サロベツ湿原」は、地平線まで緑の湿原が続きます。北海道日本海側の稚内市、豊富町、幌延町にまたがる、20,000〜24,000haとも言われる広大なサロベツ原野。その中心にあるのが、面積6,700haを誇るサロベツ湿原です。

最大の特徴はミズゴケを中心とした「高層湿原」と呼ばれる、発達した湿原。「高層湿原」は、通常で言えば尾瀬のような山岳地帯に見られますが、サロベツ湿原では平地で見られるのが特徴です。

毎年春と秋には、コハクチョウや渡り鳥たちが休息のために立ち寄り、絶滅危惧種の繁殖も確認されています。この事からも2005年に国際条約「ラムサール条約」に登録されています。

なんと東京ドーム約1400個分の大きさ

提供元:宗谷総合振興局

http://www.souya.pref.hokkaido.lg.jp/root/main_lin…

よく晴れた日には、地平線まで続くサロベツ湿原のはるか彼方に利尻島が見えます。利尻富士を背景に、緑の巨大湿原に咲き誇るオレンジ色の「エゾカンゾウ」。季節と天気の条件が合えば、絵画のような素晴らしい風景が見られます。

なんと東京ドーム約1400個分の大きさ

写真:ミセス 和子

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エゾカンゾウは、サロベツを代表するユリ科の植物。一つの花が朝開花して、夕方には閉じてしまう1日花。見ごろは6月下旬から7月上旬です。

「サロベツ湿原センター」で自然を学ぼう

「サロベツ湿原センター」で自然を学ぼう

写真:ミセス 和子

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サロベツ原野の玄関口には、環境省の案内施設として「サロベツ湿原センター」があります。この施設は、「人と自然の共生」をテーマに、太陽光発電や自然エネルギーを利用した環境に配慮した建物。
ここは「認定NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク」が管理運営を行っていて、湿原保全活動の拠点です。

「サロベツ湿原センター」で自然を学ぼう

写真:ミセス 和子

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広々とした展示室では、湿地の成り立ちや、サロベツに生息する動植物や泥炭採掘の歴史などについて、写真やパネルから知る事ができます。
サロベツ湿原を散策する前に、是非立ち寄ってみましょう。

「サロベツ湿原センター」で自然を学ぼう

写真:ミセス 和子

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写真の展示物は、サロベツ湿原の基盤を作っている「泥炭」。枯れた植物が寒冷な気候や水分過多、いくつかの条件で分離が進まず、数千年に渡り推積
を重ねたものです。泥炭は、1年に1ミリのスピードで推積します。
かつては産業で泥炭を採掘して、土壌改良材のピートモスなどに使っていた時代もありました。

木道を散策してみよう

木道を散策してみよう

写真:ミセス 和子

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サロベツ湿原センターの中庭のようなイメージで木道が敷かれていて、湿原に出る事ができます。湿原センターから外周1.0キロメートル(徒歩で30分〜40分)、内周0.8キロメートル(徒歩20分〜30分)休憩デッキや展望台もあります。
足元の湿原植物を探しながら、散策してみましょう。

木道を散策してみよう

写真:ミセス 和子

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サロベツ湿原センターすぐ裏手にあるのは、泥炭採掘の歴史を今に伝える
浚渫船(シュンセツセン)。手前のアーム状になっている先端が、丸いカッターになっていて、湿原を削り取りながら進んでいました。
現在は泥炭を産業で採掘する事は行っておらず、人と湿原との関わりを示す産業遺産として展示されています。

木道を散策してみよう

写真:ミセス 和子

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浚渫船で湿原を採掘した跡地は、写真のように水が溜まり池のようになっています。この池は深さ3メートルあります。裸地や開水面がのこる採掘跡地では、湿原の回復に向けた自然再生の取り組みが行われています。

高山植物や珍しい渡り鳥も!

高山植物や珍しい渡り鳥も!

写真:ミセス 和子

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写真は「タテヤマリンドウ」。リンドウ科リンドウ属の越年草です。花の大きさは約1〜2センチ、淡青の小さなお花が華麗に咲き誇っています。

高山植物や珍しい渡り鳥も!

写真:ミセス 和子

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写真は「ワタスゲ」。ワタスゲの綿毛は、綿帽子のようなイメージです。花の大きさは約2センチ、高さ20〜30センチ。風の方向に綿帽子がなびきます。

高山植物や珍しい渡り鳥も!

提供元:サロベツ湿原センター

http://sarobetsu.or.jp/swc/地図を見る

写真の小鳥は、「ツメナガセキレイ」。お腹の鮮やかな黄色が目印です。この鳥は大陸から直接サロベツ周辺に渡って来て繁殖する渡り鳥で、日本で定期的に見ることができるのはこの地域だけと言われています。

「レストハウスサロベツ」でランチも!

「レストハウスサロベツ」でランチも!

写真:ミセス 和子

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サロベツ湿原センターに隣接している「レストハウスサロベツ」では、建物内の大きな窓から、青い空や緑の湿原を眺めながらお食事ができます。ランチメニューや軽食、アイスクリームやジュースが販売され、お土産なども購入できます。

「レストハウスサロベツ」でランチも!

写真:ミセス 和子

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地元、稚咲内名産ホッキ貝入りの「ホッキカレー」。ホッキ貝入りのラーメン等もあります。
レストランメニューの中では、地元産のジャガイモを使った「いももち」や「あげいも」は、レストハウスサロベツの一押しメニューです。

「レストハウスサロベツ」でランチも!

写真:ミセス 和子

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新鮮な搾りたて地元産「豊富牛乳」から作られた「豊富牛乳ソフトクリーム」は甘くなめらか。素朴で新鮮な味わいです。

<基本情報>
電話番号:0162-82-1230
営業期間:5月〜10月下旬(営業期間中は定休日無し)
     冬期は営業していません営業時間:
10時〜16時(5、9、10月)
10時〜17時(6〜8月)

サロベツ湿原センターの基本情報

住所:北海道手塩群豊富町サロベツ8662番地
電話番号:0162-82-3232
FAX:0162-82-1009
開館時間:
5月〜9月/ 9時〜17時(休館日なし)
6月〜7月/ 8時30分〜17時30分
11月〜4月/ 10時〜16時(休館日/ 月曜日、年末年始)
車椅子利用可能、多目的トイレあり。

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/06 訪問

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