写真:藤谷 愛
地図を見るイギリスのフル・イングリッシュ・ブレックファストを食べたことがある人も、ぜひスコットランドではフル・スコティッシュ・ブレックファストを。特にお勧めなのは世界遺産「フォース・ブリッジ(The Forth Bridge)」の近所にある「ダウン・ザ・ハッチ(Down the Hatch)」。写真のような巨大でアツアツなスキレットでボリューミーな伝統食を提供してくれるのです。
スコットランドの朝食で特徴的なのは国民食「ハギス」(スキレットの上部、黒いものの真ん中)と、「スコティッシュ・スコーン」(スキレット右側の三角形のもの)の存在。
写真:藤谷 愛
地図を見るハギスは、羊の内臓肉と牛肉などのミンチにオートミール、玉ねぎ、調味料、スパイスなどを加え羊の胃袋に詰めて茹でたもの。多くの日本人観光客は警戒感たっぷりに凝視してしまう食べ物です。ハギスの味は生産者によるところも多いですが、ダウン・ザ・ハッチのハギス(写真)は焼きたてハンバーグといった感じで匂いもそれほど強くありません。警戒している人にこそ嬉しい驚きに満ちた一品になることでしょう。
写真:藤谷 愛
地図を見るスコティッシュ・スコーンは文句なしに日本人好み。スコーンというとイギリスのお菓子を想像しますが、こちらは朝食の定番で日本的に表現すると芋餅のようなものです。周りがカリッとした食感なのですが、中はモチモチ!
食後はぜひ世界遺産のフォース・ブリッジ見学へ。その際はダウン・ザ・ハッチの美味しいコーヒーとスイーツのテイクアウトもお忘れなく。
<「ダウン・ザ・ハッチ」基本情報>
住所:Port Edgar Marina, South Queensferry, Edinburgh EH30 9SQ
電話番号:+44 131 331 1387
アクセス:エジンバラのプリンス・ストリートから43番バスに乗り約40分、South Queensferry Police Station下車
写真:藤谷 愛
地図を見る日曜日にエジンバラを旅していたら、迷わず「オクス(The Ox)」へ。
スタイリッシュな店内を埋め尽くす日曜日のお客さんのお目当ては間違いなくローストビーフです。
写真:藤谷 愛
地図を見る分厚くて柔らかいお肉に隠されたバターソテーケールやローストされた人参とインゲン豆も自然の甘さがたっぷり味わえるよう調理されています。イギリス人の調理は火を入れすぎなことが多いのですが、エジンバラでは食感も抜群。日本人好みの火加減です。
写真:藤谷 愛
地図を見るローストで満腹になるのは間違いないですが、前菜としてぜひ味わっていただきたいのがオイスター!もちろんスコットランド産で味は濃いのにさっぱりとした後口の生牡蠣を味わうことができますよ。
<「オクス」基本情報>
住所:49–51 London Street, Edinburgh, EH3 6LX
電話番号:+44 131 331 1387
アクセス:York Placeから徒歩3分
写真:藤谷 愛
地図を見るムール貝料理が伝統食でもあるスコットランド。エジンバラで食べるなら「マッセル・イン(Mussel Inn)」がお勧めです。夜はお値段もお高めなのですが、ランチセットなら6.95ポンド(2018年5月末時点)で食べられるとあって大人気のお店です。
写真:藤谷 愛
地図を見る「ムール貝のボウル」のランチセットは、ワインで蒸したベーシックなスタイルからモロッコスタイルまで5種類の味から選ぶことができ、サラダかポテトフライを付けあわせでチョイスできます。
写真:藤谷 愛
地図を見る付け合せのパンでソースも残さずどうぞ。プリプリのスコットランド産ムール貝にきっとハマってしまいますよ。
<「マッセル・イン」基本情報>
住所:61-65 Rose Street, Edinburgh EH2 2NH
電話番号:+44 843 2892 481
アクセス:Princes Street トラム停留所から徒歩2分
写真:藤谷 愛
地図を見るスコットランド人はお肉もお魚もよく食べるのですが、エジンバラで味の評価を二分しているお肉の人気店と言えば、「農地から街へ」をコンセプトに畜産農家の二人が始めた「オインク(Oink)」です。
写真:藤谷 愛
地図を見るこちらは衝撃の店舗ウィンドー。「オインク、オインク(日本語訳:「ブーブー」)」と鳴き声が聞こえてきそうな、体をほぐされたスコットランド産の豚の丸焼きが鎮座しています。旅行者なら入店せずにはいられないビジュアルなのです。
写真:藤谷 愛
地図を見るオーダーの仕方は
(1)ブラウンかホワイトのパンを選ぶ
(2)セージとオニオンかハギスを選ぶ
(3)アップル、BBQ、マイルドチリ、チリチーズのいずれかのソースを選ぶ
となり、レギュラーサイズだと3.95ポンド(2018年5月末時点)という破格値。旅行者の間でも味に関しては賛否両論で、もうこれは自らの舌で試すしかないお店なのです。
<「オインク」基本情報>
住所:34 Victoria Street, Grassmarket, Edinburgh EH1 2JW
電話番号:+44 777 1968 233
アクセス:エジンバラ城から徒歩3分
(その他エジンバラに2店舗有り)
写真:藤谷 愛
地図を見る「テンプティング・タティー(Tempting Tattie)」のタティーはスコットランド英語でポテトの意味。こちらのお店ではイギリスやスコットランドで昔から愛されているベイクドポテトを提供しています。
写真:藤谷 愛
地図を見るテンプティング・タティーのメニューはとにかく豊富。巨大なお芋をオーブンで焼いてそれに温かいものか冷たい具材を選んでかけます。スコットランドなのでぜひハギスをかけてもらいたいですが、冷たい具材もお店のお勧めです。
写真:藤谷 愛
地図を見るお店が混みあってなかったら裏メニュー「ハーフ&ハーフ」を注文してみましょう。アツアツほくほくのお芋にたっぷりかけてくれる伝統食材とお勧め食材でお腹いっぱいになること間違い無しですよ。
<「テンプティング・タティー」基本情報>
住所:18 Jeffrey Street, Edinburgh EH1 1DT
電話番号:+44 131 556 7960
アクセス:聖ジャイルズ大聖堂から徒歩5分
古き良きメニューとグルメが交じり合うエジンバラならではの食巡り、いかがでしたか?スコットランド人は旅行者にとにかく親切なので、ちょっと入りにくいなあというお店でも勇気を出して入ってみてください。とびきりの笑顔で迎えてくれますよ。
エジンバラで美味しい旅を楽しんでみてください!
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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