写真:権丈 俊宏
地図を見る“日本の渚百選”に選定されている「桜井二見ヶ浦」。砂浜にある鳥居、そして大しめ縄によって結ばれた二つの巨岩(夫婦岩)がシンボルです。鳥居は2018年春にお色直しされ、綺麗な純白にリニューアルされました。
桜井二見ヶ浦は外海である玄界灘に面しているので、海の透明度が抜群。満潮時には、鳥居がコバルトブルーの海に沈みます。
写真:権丈 俊宏
地図を見る「桜井二見ヶ浦」一帯は、遠浅の海水浴場でもあります。鳥居から夫婦岩にかけては岩場になっており、干潮時には岩肌が露出。満潮時とは一転、荒々しくダイナミックな情景が楽しめます。
写真:権丈 俊宏
地図を見るこちらは、複合商業施設である「パームビーチ ザ ガーデンズ」(PALM BEACH THE GARDENS)から見た桜井二見ヶ浦方面の写真。岬手前の小さな黒い島が、夫婦岩です。
この周辺は、おしゃれなカフェやインスタ映えスポットの宝庫。年間を通じて多くの観光客で賑わいます。
写真:権丈 俊宏
地図を見る桜井二見ヶ浦では、ボリビアの絶景「ウユニ塩湖」にも似た景色が見れることも! これは鳥居の前を流れる小川の水面が、鏡の様に空を映し出すため。小川の水面ギリギリにカメラを構えて撮ると、上の写真のように写ります。
写真右下の「この地図を見る」とタップすると、撮影場所が表示されます。晴天の夕暮れで小川の水量が多い時しか見れませんが、知られざるレアな光景。チャンスが有れば、是非カメラに収めてみてください!
写真:権丈 俊宏
地図を見る「桜井二見ヶ浦」は夕日のメッカであり、“日本の夕日百選”にも選ばれています。九州には「豊後二見ヶ浦」(大分県佐伯市)という同様の景勝地がありますが、そちらは朝日が望めるスポットして知られています。
「桜井二見ヶ浦」は夏至前後の期間、夫婦岩の間に沈む夕日で有名。しかし岩の間の夕日にこだわなければ、年間を通じて鮮やかな夕日が見れるのが「桜井二見ヶ浦」の魅力。場所を変えながら、色んなアングルで夕暮れを楽しみましょう!
写真:権丈 俊宏
地図を見る冬は、日の入りの方向がぐっと南へ移動します。夏は南国チックな雰囲気抜群ですが、冬は荒々しい日本海側ならではの情景を楽しめます。
写真:権丈 俊宏
地図を見る冬は比較的観光客が少ない時期。記念撮影や風景写真を撮影するには、穴場といえる季節でしょう。
写真:権丈 俊宏
地図を見る「桜井二見ヶ浦」の夕日は本当に絶景で、実際にその場で鑑賞したら、誰もが感動するに違いありません。上の写真はスマホで撮影。設定はおまかせ(オート)で、特別な撮影技術は使っていません。夕日の鮮やかさがお手軽に撮れる点も、「桜井二見ヶ浦」の魅力の一つです。
晴天の日なら季節を問わず、美しい情景を楽しめる「桜井二見ヶ浦」。太陽の方向や満潮干潮の違いによって、様々な表情を感じさせる絶景スポットです。
写真:権丈 俊宏
地図を見る夫婦岩の二つの岩の間に沈む夕日を見るためには、条件があります。時期は夏至の前後、かつ晴天の日。しかしその条件を満たす日は、平日でも混雑します。この時期の日没時間は19時30分前後。できれば日没の一時間以上前には到着して、場所を確保しましょう。
岩の間に夕日が沈む様子を見れる場所は、非常に限られています。しかし初めて訪れる方は、どこかベストポジションか分かりません。その場合は、多くのカメラマンが集まる場所で待機すると良いでしょう。
もし夫婦岩と夕日の落ちる場所が違った場合は、その場の状況判断で臨機応変に場所を移動しましょう。しかし多くの観光客が写真を撮っているので、他人の撮影の邪魔にならない様に配慮して下さい。
住所:福岡県糸島市志摩桜井
アクセス:
【車】福岡前原道路 今宿ICから約20分(約13.7キロメートル)
【バス】JR筑肥線「筑前前原駅」から昭和バス野北線に乗換、「伊牟田」バス停下車(約33分)。徒歩約30分
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
権丈 俊宏
温泉に魅せられ二十数年。心身共に癒される源泉かけ流しの温泉や美しい風景を求めて、旅を続けております。また建築士という職業柄、現代では再現不可能な木造建築、途方も無い手間と時間をかけて造られた建築物も積…
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